インターフェイス社の環境への取組み

世界最大のカーペット製造販売会社、インターフェイス社のCEOレイ・アンダーソンは、自社製品が資源を搾取し、地球を痛めていたとは気づかないまま21年間やってきた。しかし1994年、環境保護主義が市民権を得てからは、対策委員会を設け、世界中の拠点から委員を呼び寄せた。 彼はポール・ホーケンの著作「サステナビリティ革命」の“誕生の死”という言葉に出会い、ウィルソンの“種の絶滅”という言葉と共に、今までの自分が侵略者であったことに気づく。つまり、企業は原料を限りある自然から抽出・消費することで、人と地球との命綱を脅かしてきた。しかし、その原料は再生可能なものを何度も利用し、“持続”可能な道を探るべきだと彼は言う。 しかしこのような企業はごく稀である。企業が人を傷つけようとする傾向には、市場だけでは歯止めがかけられない。彼いわく“企業は盲目的な外部性(利益を追求するために環境や社会などの第三機関に悪影響を及ぼすこと)を持っていて、他人に押しつけられるコストは押しつけようとするから”である。

レイ・アンダーソン/Ray Anderson


世界最大手のカーペット製造販売会社インタ-フェイス社のCEO
「私達の文明は奈落の底に突き進んでいます。資源は無尽蔵ではありません」


キーワード

インターフェイス社 インターフェイス社(日本語レポートサイト) 「サステナビリティ革命」(原題:The Ecology of Commerce/ジャパンタイムス社) ポール・ホーケン

10 29, 2005 | posted by web

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