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二つのグランプリを受賞した『ふたりの人魚』!
2000年ロッテルダム国際映画祭のグランプリに相当するタイガー・アワードとTOKYO FILMeX2000のグランプリを受賞した『ふたりの人魚』は、中国・ドイツ・日本(アップリンク)により製作された中国映画のニューウェーヴを代表する作品として、注目を浴びた作品である。

中国の新世代監督の代表、ロウ・イエ
監督のロウ・イエは、チャン・イーモウやチェン・カイコーら中国映画第五世代に続く第六世代のーダー的な存在。初監督作品『WEEKEND LOVER』(デッド・エンド最後の恋人)(93)がドイツの映画賞(マンハイム・ハイデルバーグ映画祭監督賞)を受賞。その後、若手監督を集め中国初のデジタル撮影のテレビシリーズをプロデュースし。1998年に自身の映画製作会社ドリーム・ファクトリーを立ち上げ、本作が第一回製作作品となった。中国では、映画製作が政府の許可制によって行われている。しかし現在では若手監督達の大半は海外に製作資金を求め、政府の検閲を受けない映画が多く製作され始めている。『ふたりの人魚』もドイツ人の音楽監督ホルグ・レンバーグとEメールで共同作業を行うなど、自由な過程を経て製作された作品である。

世界数十ケ国で公開決定!
本作は、まだ中国での上映許可を受けていないため、公式公開の予定はたっていないが、現時点でアメリカ、フランス、イギリス、韓国など世界23ヶ国以上での公開が決まっており、近年の中国インディペンデント映画で最も成功を収めた映画である。アメリカのタイム誌が選出した2000年ベストムービーのベストテン、第6位にもランクインし、新たな話題を呼んでいる。