イントロダクション

硫黄島の戦いとは

太平洋戦争末期に小笠原諸島の硫黄島において日本軍とアメリカ軍の間に生じた戦闘。太平洋戦争開戦後、南方戦線と日本本土とを結ぶ航空経路の中継地点として、硫黄島は重要な拠点であった。

アメリカ軍は1944年夏、マリワナ諸島を占領し、B-29による日本本土への長距離爆撃を開始。日本軍の早期警戒拠点の無力化を狙いつつ、護衛戦闘機の配備、および緊急着陸基地の確保という理由から硫黄島の攻略を決定する。1945年2月19日にアメリカ海兵隊の上陸が開始され、アメリカ海軍史上、最も激しいと言われる激戦が繰り広げられる。3月26日に日本軍の最後の反攻が行われたのを最後に組織的な戦闘は終結し、アメリカ軍は硫黄島の確保を宣言した。しかし、アメリカ軍の硫黄島確保の宣言後も、地下壕に生き残った日本兵が立てこもり、終戦までの間、抵抗を続けた。

スタッフ

エグゼクティブ・プロデューサー:ノーム・アンダーセン/プロデューサー 編集:ガブリエル・クーレイ/脚本:ジャック・ラディ/撮影:デンバー・コリンズ/音楽:テッド・レンツ

第一章
第二章
第三章