『311』

上映終了

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(C)森達也・綿井健陽・松林要樹・安岡卓治
日時
上映終了
料金
一般¥1,400/学生・シニア・UPLINK会員¥1,000
作品分数
92分
リンク
山形国際ドキュメンタリー映画祭2011
「東日本大震災復興支援上映プロジェクトともにあるCinema with Us」 正式出品
第16回釜山国際映画祭 「ワイドアングル部門」正式出品



東日本大震災発生から2週間後、一台の車が被災地へと向かっていた。


作家で映画監督の森達也、映像ジャーナリストの綿井健陽、映画監督の松林要樹、映画プロデューサーの安岡卓治。
震災をその目で確認すること、それだけが共通の目的だった。ガイガーカウンターが激しく反応するなか、東京電力福島第一原子力発電所への接近を試み、津波の被害をうけた土地を訪ね、岩手、宮城を縦走。そして、津波に飲みこまれた石巻市立大川小学校へと向かう。依然行方不明のわが子を探す親たちの言葉が、メディアの姿勢をも問う。遺族を目の前にしながらビデオカメラを廻し続ける彼らにも厳しい批判が向けられる。

そして、4人の男たちは、被災地の圧倒的な惨状を映すカメラを、こともあろうに180度返してするとそこには、恐怖のなかで否が応でも高揚してしまう彼ら自身の姿が映し出される。それは、マスメディアが決して露わにすることのない、撮る側にいる者の素顔。2011年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映されるやいなや、怒号と賞賛が乱れ飛び、劇場公開も危ぶまれた本作。その封印がついに解かれる。




『311』(2011/HD/日本/92分)
共同監督:森達也、綿井健陽、松林要樹、安岡卓治



◆スタッフプロフィール

森達也
1956年広島県生まれ。立教大学卒。大学生時代から自主制作映画や演劇活動などに関わる。テレビ制作会社に入社後は、報道系、ドキュメンタリー系番組を中心にディレクターを務め、1998年にオウム真理教の青年信者たちを描いたドキュメンタリー映画『A』を発表して、ベルリン国際映画祭をはじめとする内外の映画祭で高い評価を受ける。その続篇『A2』(2002)は、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を同時受賞。その後、活発な文筆活動を展開。著作「A3」(集英社インターナショナル)で、2011年、講談社ノンフィクション賞を受賞。

綿井健陽(映像ジャーナリスト)
1971年大阪府生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒。1998年からアジアプレスに所属。スリランカ民族紛争、パプアニューギニア津波被害、東チモール独立紛争やアフガニスタン戦争などを取材。イラク戦争では、「ニュースステーション」、「News23」などの報道番組でバクダッドからの中継・映像リポートの功績で、ボーン・上田記念国際記者賞特別賞、ギャラクシー賞報道部門優秀賞を受賞。2005年公開のドキュメンタリー映画『Little Birds-イラク戦火の家族たち』で、日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞大賞、ロカルノ国際映画祭・人権部門最優秀賞を受賞。著書に「リトルバーズ 戦火のバグダッドから」(晶文社)など。

松林要樹
1979年福岡県生まれ。福岡大学中退後、経文みたいなものを求めて天竺めがけて一人旅。日本映画学校(現・日本映画大学)に入学し、原一男、安岡卓治が担任するゼミに参加。卒業後、東京の三畳一間とバンコクの安宿を拠点にアジア各地の映像取材をして糊口をしのぐ。2009年に戦後、タイ、ビルマ国境付近に残った未帰還兵を追った『花と兵隊』を発表。第一回田原総一朗ノンフィクション賞を受賞。著書に「ぼくと『未帰還兵』との2年8カ月」(同時代社)がある。2012年初夏、最新作『相馬看花-第一部

安岡卓治
1954年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒。在学中から自主制作映画に参加。卒業後、映画評論家・佐藤重臣宅に居候し、助監督業のかたわら佐藤が主催する上映活動「黙壺子(もっこす)フィルムアーカイブ」で映写技師を務める。原一男監督『ゆきゆきて、神軍』(1987)で助監督を担当。以降、森達也、綿井健陽、松林要樹、藤原敏史、大宮浩一らのドキュメンタリー映画をプロデュース。編集者を兼ねることが多い。園子温らの劇映画も制作。日本映画学校(現・日本映画大学)でドキュメンタリーのゼミを担任し、松江哲明、松林要樹、大澤一生、野本大らの実習指導を手がける。
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