『珈琲とエンピツ』

上映終了

original
(C) COFFEE TO ENPITSU.STUDIO AYA
日時
上映終了
料金
一般¥1,200/学生・シニア・障害者・UPLINK会員¥1,000 ☆『架け橋 ~きこえなかった3.11~』との2作品鑑賞券¥2,000
会場
X(2F)
作品分数
68分
リンク

今村彩子監督最新作『架け橋 ~きこえなかった3.11~』も同時期上映


紙の上をすべるエンピツの筆跡から生まれる
穏やかで優しいコミュニケーションがある。


映画の主人公は、静岡県湖西市にあるサーフショップ&ハワイアン雑貨店の店長、太田辰郎さん。ろう者※である。30年以上のキャリアをもつサーファーで、自らサーフボードを作る職人でもある。2007年4月、長年の夢だった自分のお店を開いた。
聞こえない太田さんがお客さんをもてなすために考えたのが、自らも愛飲するハワイの珈琲をサービスすること。来てくれた人に、まず珈琲を入れ、ジェスチャーで勧める。
そして、紙とエンピツで筆談が始まった。
「今日、波乗った?」
「乗ったよ。いい波だった」
ハワイアンと間違えられるほどの風貌の太田さんは、筆談だけでなく、声を出して、大きな身振りと豊かな表情で人懐こく話しかける。
彼のもとには、手話と全然縁のなさそうなサーファー達も気軽に集い、身振り、手振りで会話を楽しんでいく。
そんな太田さんに魅力を感じた今村彩子監督もろう者。約2年間、名古屋から湖西へ通い、取材を重ねた。コミュニケーションは声で話すことだけではない。手話だけでもない。
筆談、身振り、そして、笑顔。
相手に気持ちが通じれば、何でもありだ。一番大切なのは、伝え方ではなく、相手に伝えたいという気持ち。
そんな太田さんの「言葉を越えたコミュニケーション」を多くの方々に知てもらいたいという想いを込めて、2011年10月1日に完成。

※ろう者・・・耳が聞こえない人で、手話で話す人たちのこと。ろうであることを誇りに思っている。聴覚障害者は医学的に見た表現で、耳が聞こえないということは障害であり、治したり、少しでも聞こえるようにするものという概念がある。ここでは、ろう者という表現を使う。


『珈琲とエンピツ』(2011/日本/68分/デジタル)
監督:今村彩子
出演:太田辰郎
配給:Studio AYA



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