『特集 アルゼンチン映画の秘宮 New Century New Cinema presents Retrospectiva del Cine Argentino』

上映終了

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『死者たち』より
日時
上映終了
料金
1回券¥1,300/2回券¥2,200/アテネ・フランセ文化センター・アップリンク会員¥1,000 ※パスポート会員使用不可。各種割引・サービスデー適応外
会場
FACTORY(1F),ROOM(2F)
リンク
映画批評家・赤坂太輔氏によるシリーズ企画「アルゼンチン映画の秘宮」のこれまでの参考作品を一挙上映!現代アルゼンチン映画の旗手リサンドロ・アロンソ監督の2作品を加えた8作品を特集します。

今までこのシリーズで紹介してきた作品に、現在、国際的に最も注目される若手リサンドロ・アロンソの作品を加えて、1960年代から2000年代へ、アルゼンチン映画の本物の作家たちが時を、ジャンルを超えて音と映像で行ってきた冒険を俯瞰してみる絶好の機会。ハズレなし!
赤坂太輔(映画批評家)


■上映スケジュール(各回入れ替え制)

2月8日(土)18:20『死者たち』+トーク:赤坂太輔(映画批評家)/20:40『リヴァプール』
※『死者たち』+トーク:赤坂太輔(映画批評家)の回は定員に達しました為、予約の受付を締め切らせていただきました。当日はキャンセル待ちでのご案内となります。
2月9日(日)18:40『キルケ』/20:10『敬われるべき全ての人々』
2月10日(月)18:40『四つの注釈』/20:40『夜の音楽』
2月11日(火・祝)18:40『闘鶏師の恋』/20:10『侵入』
2月12日(水)18:20『侵入』/20:40『キルケ』
2月13日(木)18:20『夜の音楽』/20:10『四つの注釈』
2月14日(金)18:40『敬われるべき全ての人々』/20:10『侵入』


■上映作品(全作品デジタル上映)


(1)『敬われるべき全ての人々』
Los Venerables Todos(1963年/72分)
監督:マヌエル・アンティン
出演:ラウタロ・ムルア、フェルナンダ・ミストラル、ワルテル・ベダルテ
正体不明のある政治(?)グループが破局するまでを錯綜した時制で描写。本国で劇場公開されなかったものの、現在はアンティンの代表作とみなされている。後にアラン・レネやラウル・ルイスの作品を手がけたリカルド・アロノヴィッチが撮影。彼は本作を「真に革新的な作品」と語っている。




(2)『キルケ』
Circe(1964年/71分)
監督:マヌエル・アンティン
出演:グラシエラ・ボルヘス、アルベルト・アルヒバイ、ワルテル・ベダルテ
マリオはデリアに惹かれるが、デリアには前の二人の恋人が謎の死を遂げた過去があった。まるで過去と現在の隔たりが消滅したかのように、デリアの過去がマリオとデリアの現在に介入する。原作者であり脚本にも参加したフリオ・コルタサルは、デリアをギリシャ神話の魔女キルケに喩えている。




(3)『闘鶏師の恋』
El Romance del Aniceto y la Francisca(1967年/60分)
監督:レオナルド・ファビオ
出演:フェデリコ・ルッピ、エルサ・ダニエル
闘鶏師の男が二人の女に出会う。純朴な女と奔放な女の間で揺れ動き、男は悲劇へと突き進む。監督のレオナルド・ファビオは、アルゼンチンを代表する俳優・歌手でもあった。本作は名優フェデリコ・ルッピの代表作であり、かつ簡潔な演出でファビオの名作の一本とも評される。
※上映素材の状態が悪く、お見苦しい箇所がある場合がございます。予めご了承ください。



(4)『侵入』
Invasión(1969年/120分)
監督:ウーゴ・サンチャゴ
出演:オルガ・スバリ、ラウタロ・ムルア
敵対勢力の街への侵入を阻止するために、ある老人に率いられた組織が暗躍する。だが、作戦の失敗や戦力の圧倒的な差により、組織は次第に追いつめられていく。ボルヘスとビオイ=カサーレスが脚本に参加。ジル・ドゥルーズやアラン・ロブ=グリエを魅了した伝説のアルゼンチン・ノワール。


(5)『死者たち』
Los Muertos(2003年/78分)
監督:リサンドロ・アロンソ
出演:アルゼンチーノ・ヴァルガス
刑務所にいる一人の男。彼は出所の時を迎え、何処かへと旅立つ。都会からジャングルの奥地まで、カメラは男に随行し、ドキュメンタリーとフィクションが一体となり、観客に男の旅を体感させる。リサンドロ・アロンソの名を国際的に知らしめた代表作。



(6)『四つの注釈』
Esas Cuatro Notas (2004年/90分)
監督:ラファエル・フィリペッリ
出演:ヘラルド・ガンディーニ
作曲家・ピアニストのヘラルド・ガンディーニによるシューマンに想を得たオペラが、2000年に上演された。リハーサルと初演の記録、楽譜、そしてピアニスト、エッセイスト、音楽学者、批評家の四人による注釈、無人の空間……。様々な映像と音がオペラを解体し、映画は創造の瞬間を捉える。

※日本語字幕なし(本編内の文字情報は日本語字幕付き)



(7)『夜の音楽』
Música Nocturna (2007年/77分)
監督:ラファエル・フィリペッリ
出演:エンリケ・ピニェイロ、シルビア・アラシ
小説家と劇作家の中年のカップルが、夜のブエノスアイレスをメランコリックにさまよう。男と女が体験する時間は、フレーム外のノイジーな環境音と、クラシックとジャズ(アドリアン・イアイエス)の混合に彩られ、ドキュメンタリーとフィクションの狭間で、より豊饒なものとなる。



(8)『リヴァプール』
Liverpool (2008年/82分)
監督:リサンドロ・アロンソ
出演:ファン・フェルナンデス
現時点でのアロンソの最新長編作品。一人の船員の男が、下船して何処かへと向かう。都会の喧噪から山深い静寂へ、彼を待ち受けていたものとは……。『死者たち』の旅とは一転、雪山の奥地で厳しい生活を送る人々が暮らす土地への旅が描かれる。



■主催
New Century New Cinema
アテネ・フランセ文化センター
アップリンク

■後援
在日アルゼンチン共和国大使館
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