『悪童日記』

上映終了

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©2013 INTUIT PICTURES - HUNNIA FILMSTUDIO - AMOUR FOU VIENNA - DOLCE VITA FILMS
日時
上映終了
料金
一般¥1,800/学生¥1,500(平日学割¥1,100)/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000
会場
X(2F)
作品分数
111分
リンク

僕らは書き記す。この眼に映る、真実だけを。


世界中の読書人を驚愕させたロングセラー小説、待望の映画化


第2次世界大戦下、双子の兄弟が「大きな町」から「小さな町」へ疎開する。疎開先は、村人たちから「魔女」と呼ばれる祖母の農園だ。僕たちは、粗野で意地悪なおばあちゃんにコキつかわれながら、日々の出来事を克明に記し、聖書を暗唱する。強くなることと勉強を続けることは、お母さんとの約束だから。両親と離れて別世界にやって来た少年たちが、過酷な生活のなかで肉体と精神を鍛え、実体験を頼りに独自の世界観を獲得していく。



ハンガリー出身のアゴタ・クリストフによる原作は、双子たちの日記という体裁をとり、殺人も躊躇しない彼らの行動が簡潔に綴られたもの。1986年にフランスで刊行されると、ほぼ口コミによりベストセラーとなり、40にもおよぶ外国語に翻訳され、全世界を熱狂の渦に巻き込んだ。日本でも多くの著名人が話題にしブームとなった。数々の文学賞に輝いた珠玉の小説の映画化は、これまで、ポーランドのアグニエシュカ・ホランド監督(『ソハの地下道』)やデンマークのトマス・ヴィンターベア監督(『偽りなき者』」)などが映画化権を獲得しながらも、実現に至らなかった。この、映像化不可能と言われてきた作品が、ついに出版からほぼ30年を経て、見事に映画に変換された。原作のいくつかのエピソードを大胆に改編しながら、少年たちが自らの信念を貫いてサバイバルしていく主題を鮮やかに際立たせる。戦時下、大人たちの残虐性にさらされた彼らは、自らを律するため、あるいは邪悪な人間を罰するため、あるいは慈悲の心で、暴力行為を繰り返す。なんとしても強く生き抜く彼らのたくましさが、倫理の枠を超えて見る者を圧倒し、希望の光をも示してくれるのだ。






『悪童日記』(2013年/ドイツ・ハンガリー合作/ハンガリー語/デジタル5.1ch/シネマスコープ/111分/PG-12/仏題:LE GRAND CAHIER)
監督:ヤーノシュ・サース
原作:アゴタ・クリストフ 『悪童日記』ハヤカワepi文庫
出演:アンドラーシュ・ジェーマント、ラースロー・ジェーマント、ピロシュカ・モルナール
字幕翻訳:吉川美奈子
後援:駐日ハンガリー大使館
提供:ニューセレクト/ショウゲート
配給:アルバトロス・フィルム
©2013 INTUIT PICTURES – HUNNIA FILMSTUDIO – AMOUR FOU VIENNA – DOLCE VITA FILMS



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