『残像』

上映中~9月1日(金)

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日時
上映中~9月1日(金)
料金
一般¥1,800/学生¥1,500(平日学割¥1,100)/高校生以下¥800/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000/美術学生割¥1,100(窓口限定)
作品分数
99分
リンク
日程
時間
8月22日(火)

10:30~12:12

8月23日(水)

10:30~12:12【サービスデイ】

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8月24日(木)

10:30~12:12

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8月25日(金)

10:30~12:12

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8月26日(土)

10:30~12:12

8月27日(日)

10:30~12:12

8月28日(月)

10:30~12:12

8月29日(火)

10:30~12:12

8月30日(水)

10:30~12:12【サービスデイ】

8月31日(木)

10:30~12:12

9月1日(金)

10:30~12:12【サービスデイ】【最終日】

窓口限定・美術学生割引
美術学生であることを証明できる学生証ご提示で土日祝平日問わず¥1,100でご鑑賞いただけます。

私たちは、すでに知っている。
そのことを、
忘れてはならない――


巨匠アンジェイ・ワイダ監督、心震わす渾身の遺作





長い間、ある芸術家――ある画家の物語を、映画にしたいと考えていました。
ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキの映画を作ることにしたのは、彼がポーランドの芸術家の中で最も才能ある芸術家の一人であり、社会主義政権の弾圧により、人々の記憶から消し去られてしまったためです。ストゥシェミンスキは、近代美術の方向性を深く理解していました。彼は著書の中でそれについて述べています。主題絵画やポスト印象派はすべてを語りつくしているため、芸術家に残された唯一の選択肢は抽象絵画であるという信念は、社会主義政権に抵抗する力を彼に与えました。彼は非常に優れた教師でもあり、さらには1934年、ウッチに世界で2番目となる近代美術館を設立しました。

『残像』は、自分の決断を信じ、芸術にすべてをささげた、ひとりの不屈の男の肖像です。映画は、ポーランドの社会主義化が最も過激な形を取り、社会主義リアリズムが芸術表現に必須の様式となった、1949年から1952年までの重要な4年間を描いています。
私は、人々の生活のあらゆる面を支配しようと目論む全体主義国家と、一人の威厳ある人間との闘いを描きたかったのです。一人の人間がどのように国家機構に抵抗するのか。表現の自由を得るために、どれだけの対価を払わなければならないのか。全体主義国家で個人はどのような選択を迫られるのか。これらは過去の問題と思われていましたが、今もゆっくりと私たちを苦しめ始めています。どのような答えを出すべきか、私たちは既に知っている。そのことを忘れてはならないのです。

アンジェイ・ワイダ 2016年、初夏






実在の芸術家を通じて描かれる、20世紀の激動の時代。
祖国への報われぬ愛に殉じた、不屈の精神――


2016年10月9日、アンジェイ・ワイダ監督が急逝した。享年90。
世界から尊敬される巨匠が死の直前に完成させた作品は、戦後の社会主義圧政下で、
自らの信念を貫き、闘った実在の芸術家の姿だった――。
第二次大戦後、ソヴィエト連邦の影響下におかれたポーランド。スターリンによる全体主義に脅かされながらも、カンディンスキーやシャガールなどとも交流を持ち、情熱的に創作と美術教育に打ち込む前衛画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ。しかし、芸術を政治に利用しようとするポーランド政府が要求した社会的リアリズムに真っ向から反発したために、芸術家としての名声も、尊厳も踏みにじられていく。けれども彼は、いかなる境遇に追い込まれても、芸術に希望を失うことはなかった。“芸術と恋愛は、自分の力で勝負しなければならない――”その気高い信念と理想は、いまの不確かな時代にも、鮮烈な光を残していく――。
ワイダ監督が放つ最後のメッセージが、いよいよ公開となる。本作は監督の死の一か月前、トロント国際映画祭マスター部門で世界初上映され、2017年アカデミー外国語映画賞ポーランド代表作品に選ばれている。

『残像』は、ポーランド人の画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ(1893~1952)の晩年の4年間を描いているが、アンジェイ・ワイダが生涯を通して追求し続けたテーマを凝縮させたかのような、まさに遺言と呼ぶにふさわしい作品に仕上がっている。






『残像』(2016年|ポーランド|ポーランド語|99分|カラー|シネスコ|5.1ch|DCP)
監督:アンジェイ・ワイダ
脚本:アンジェイ・ムラルチク
アンジェイ・ワイダ
出演:ボグスワフ・リンダ、ゾフィア・ヴィフワチ、ブロニスワヴァ・ザマホフスカ他
後援:ポーランド広報文化センター 
提供:ニューセレクト 
配給:アルバトロス・フィルム


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