セロニアス・モンク

1917年ノース・キャロライナ州に生まれニューヨークで育つ。姉の弾くピアノをきっかけに11歳から正式な音楽教育を受け、高校を中退してプロのミュージシャンとして活動するようになる。チャーリー・パーカー、チャーリー・クリスチャンといったジャズの巨人たちとのセッションで腕を磨き47年にデビュー。それまでの常識にとらわれることのない独特の音楽性のために評価されるのは遅かったが、代表作の『ブリリアント・コーナーズ』などは多大な影響を与えた。

キャブ・キャロウェイ

映画『ブルース・ブラザース』に出演してお馴染みになった人だが、1930年代から40年代、アメリカのショー・ビジネスを代表する人気者でもあった。1907年にニューヨークで生まれ30年代に自らのオーケストラを率いて「ミニー・ザ・ムーチャー」などの大ヒットを飛ばし、タキシード姿に独特のダンスというエンターテインメント性は抜群だったが、ジャイヴと呼ばれる音楽性を確立するなど、中身も充分に濃いアーティスト。

レス・ポール

ギブソン社のギター・モデルの名前としてあまりに有名だが、その産みの親でもある本人は1915年ウィスコンシン州生まれのギタリスト。1936年にレコード・デビューし、その後、高音部を弾きやすいようにボディを削り、ピックアップに工夫を凝らしたスタイルのギターを開発しギブソン社から発売。もちろん彼自身もジャズ・ギタリストとしてマイペースで活動を続け、妻メアリー・フォードとのコンビでも活躍し、今も多くのギタリストたちにリスペクトされている。

フィル・ラモーン

1960年代から活躍するアメリカを代表するプロデューサー。幼い頃からピアノとヴァイオリンを学びジュリアード音楽院に進み、61年からレコーディング・スタジオで働き始め、頭角を現わしていく。バート・バカラックやクインシー・ジョーンズ、レイ・チャールズからビリー・ジョエル、ポール・サイモンなど、一緒に仕事をしたアーティストの幅は広く、まさにアメリカン・ミュージックの歴史を凝縮したようなプロデューサーである。