監督・製作:マーク・モーマン

マーク・モーマンは、マイアミを拠点とする映画監督である。幅広い作品歴があり、ドキュメンタリーやミュージック・ビデオ、コマーシャル作品、インタラクティブなメディアなどに、監督としてその名を連ねている。彼のドキュメンタリー作品には、"Once Upon A Time On South Beach"や、"Hidden Rivers of the Maya"、"Moonlighting In Haiti"などがある。また、エアロスミス、スティーヴ・レイ・ヴォーン、マイケル・ジャクソンといった音楽アーティストたちのスタジオ撮影や、スパイク・リーや、ガス・ヴァン・サントなどといった他の監督たちとの共作も行なっている。タラハシーのフロリダ州立大学を卒業した彼はこれまでに数々の賞と奨励金を獲得した。本作の次の作品は、革命的なベーシスト、ジャコ・パストリアスの人生を描いたドキュメンタリーを予定している。

「トム・ダウドの物語を、こうしてお話しできるのは私に与えられた特権だと考えています。幸運にも、本作の制作工程において、彼のことを深く知ることができました。彼は、慈悲深く、優雅で、そして、常にポジティブなエネルギーとユーモアを放っていました。すべてのスタッフに代わって、申し上げます。彼と共に、多くの時を過ごすことができたことは、この上のない光栄だったと」