JAMESON IRISH WHISKEY PRESENTS

奥渋谷MOVIE NIGHTS


2012 6.30(sat)-7.1(sun) 渋谷UPLINK FACTORY+ROOM

200年以上の歴史をもち、世界で最も愛されるアイリッシュ・ウイスキー「JAMESON」。 毎年ダブリンで行われるJAMESON presents International Film Festival に代表される「JAMESON」と「映画」の熟成された関係を日本でもここ東京・奥渋谷にて公開していきます。こだわりの蒸留によって造られる豊かな香味とスムースな味わいの「JAMESON」と共に、映画の持つ魅力や可能性を存分にお楽しみください!

【長編・プレミア先行上映】

img
『ダブリン海岸駐車場』

★6/30(土) 18:45(会場:ROOM)
★7/1(日) 18:45(会場:FACTORY)

(2010年/アイルランド、フィンランド/94分)

これまで数多くのTVドキュメンタリーを手がけてきたダラ・バーン監督の長編劇映画デビュー作。イギリスで失業し故郷ダブリンに戻ってきた時計職人のフレッドは、海岸沿いの駐車場に車を停め孤独な車上生活を送っていた。 ある日、カハルという若いホームレスのジャンキーがフレッドの隣人になる。 心に傷を抱えながらも、明るく人懐こい性格のカハルによって、次第にフレッドに前向きな気力が生まれる。フィンランド出身で未亡人のピアノ教師、ジュルスと出会い、停車状態だったフレッドの人生は、ふただび動き始める。

監督:ダラ・バーン
出演:コルム・ミーニー、コリン・モーガン、ミルカ・アフロス
[受賞歴]
2011年アイルランド国際映画祭最優秀初監督作品賞
2011年ブリュッセル映画祭観客賞
2011年パリ・クロースアップ映画祭MK2/Jameson最優秀初監督作品賞
2011年ボストン・アイリッシュ映画祭最優秀作品賞

img
『聴こえてる、ふりしただけ』

★7/1(日) 20:30(会場:FACTORY)

(2012年/日本/99分)

不慮の事故で母親を亡くした11歳の少女・サチが、悩み、立ち止まり、再び新しい日常へと生きる軌跡を巧みな心理描写で綴る。 物語は、精神科の看護師であり、2人の子供の母親でもある今泉かおり監督が、自身の子ども時代の記憶を元に練り上げた。第62回ベルリン国際映画祭「ジェネレーションKプラス」部門で準グランプリにあたる“子ども審査員特別賞”を受賞した本作を、8月の公開に先駆けプレミア先行上映!

監督:今泉かおり
[受賞歴]
第62回ベルリン国際映画祭 ジェネレーションKプラス部門 子ども審査員特別賞
『聴こえてる、ふりしただけ』公式サイト

img
『光、ノスタルジア』

★6/30(土) 17:00(会場:FACTORY)

(2010年/フランス、ドイツ、チリ/90分)

山形国際ドキュメンタリー映画祭2011山形市長賞(最優秀賞)受賞作をプレミア先行上映!世界中の天文学者が集まる、 標高3,000メートルの高地のチリ・アタカマ砂漠。 監督パトリシオ・グスマンは幼い頃の天文学への憧れを語りながら天文学の聖地であるアタカマを紹介、さらにここがピノチェト軍事政権下の弾圧の地であることを明らかにする。 チリの歴史を描き続けるグスマンの、諦観に満ちた語り口と圧倒的な映像が際立つ。

【特集上映】

『TRASH-UPLINK!! 番外編 グレイテスト・ヒッツ!!』

★6/30(土) 19:30(会場:FACTORY)

毎回好評のTRASH SHORT MOVIE FESTIVALから、再上映の声が高い作品を集めました。 さらに、名古屋在住のフォーキー・ラッパーにして映像作家のHADA氏をお招きして新作の上映とライブをおこなってもらいます。

【特別招待作品】 HADA監督作品 ワールド・プレミア上映
『スーパーナーバス、カモンビーナス』

(2012年/18分)ミニライブあり
監督:HADA

img
『ENCOUNTERS』

(2011年/日本/30分)
監督・脚本・撮影・音楽・音声:飯塚貴士
協力:長尾真莉子


img
『電撃』

(2011年/日本/37分)
監督:渡辺あい 脚本:冨永圭祐、渡辺あい
出演:美輪玲華、安藤匡史、波多野桃子



『TRASH-UP』公式サイト
『オールモスト・フェイマス─未配給映画探訪』
「こんなに面白いのに、まだ配給ついてないの?」と言いたくなる作品を勝手にフォーカスする『オールモスト・フェイマス─未配給映画探訪』。 特別篇となる今回は、愛すべき駄目男たちを描いた2作品を上映。 平波亘監督による初の長編作品&新感覚コメディ『Scherzo/スケルツォ』そして、昨年PFF2011エンタテインメント賞を授賞、釜山国際映画祭に招致された森岡龍監督の話題作『ニュータウンの青春』。 監督によるトークイベントもお見逃しなく。

<オールモスト・フェイマス・トークイベント>
7/1(日)
『ニュータウンの青春』の上映後からスタート。森岡龍監督、中村無何有、飯田芳

img
『ニュータウンの青春』

★7/1(日) 15:00(会場:FACTORY)

(2011年/日本/95分)
監督・脚本・編集:森岡龍


img
『Scherzo/スケルツォ』

★7/1(日) 17:00(会場:FACTORY)

(2008年/日本/75分)
監督・脚本・編集:平波亘



『オールモスト・フェイマス─未配給映画探訪』(webDICE連載)


【ショートムービー】
撮りおろしオリジナル・ムービー

今年オープンしたROOMでは、若手映画監督による短編作品を連続上映!本イベントのために新進気鋭な3名の映画監督が撮り下ろしたオリジナル作品を劇場初公開します。飲み物を片手に、お楽しみください。

★6月30日(土)15:40、21:45
★7月1日(日)15:15、17:10、18:55、21:15(会場:ROOM)

<撮りおろしオリジナルムービー・トークイベント>
7/1(日)19:00~
吉野耕平監督、福崎星良監督、木下雄介監督


img
『マカロニイースタン』

(2012年/日本/5分)
監督・脚本・CGアニメーション・編集:吉野耕平
撮影:岩永洋
出演:吉橋航也、小宮一葉、山口弘太
照明:長田青海
音楽:新後桂祐

「人間とは、つきつめれば、マカロニのような一本のチューブである」。来る日もくる日も、ぽっかりとあいた口の奥をのぞきこむうちに、そんな考えにとりつかれてしまった歯科医の男。道行く人も、愛する妻子も、そしてついには、自分自身もマカロニにしか見えなくなる錯覚に陥ってしまう。すべてから逃げるようにたどり着いた、バー。そこで差し出されたものは…。
吉野耕平

1979年生まれ。大阪大学大学院生命科学研究科卒業。大学在学中から映像制作をはじめ、CGアニメーションから実写まで幅広い作品を制作。広告代理店を経て、現在は、フリーランスの映像演出、CGアニメーターとして活動中。
2000年、映画「夜の話」が、ぴあフィルムフェスティバルで審査員特別賞を受賞。2011年、経済産業省の若手映像育成プロジェクトで制作した短編映画「日曜大工のすすめ」が、釜山国際映画祭の短編部門でスペシャルメンションを授与。2012年、「映像作家100人2012」(ビー・エヌ・エヌ新社)に選出。


img
『Neon Lights』

(2012年/日本/12分)
監督・脚本・撮影・編集:福崎星良
出演:神田彩香、福井コウダイ、LEE(FRUITS EXPLOSION)、Rosie Tayler、Iris Jacquard
空間演出:林祐輔

わたしは月で、あなたは太陽。まぶしすぎて、目をそらしてしまう。心もとないわたしの光は、都会の喧騒やネオンライトに、かき消されていく――。さまざまな映像を繊細に重ね合わせ、20代女性の揺れる心象風景や、内面て起こるドラマを瑞々しく綴る。月や太陽、都会の人工的な光が映し出す、さまざまな出会いと、記憶の軌跡。
福崎星良

1988年、東京生まれ。高校時代にアメリカ、カナダのアートスクールに高校留学、映画制作に興味を持つ。現在、早稲田大学川口芸術学校に在籍するかたわら、アニメーション、ドキュメンタリー、メディアアート、映画、シナリオ、ミュージックビデオ等を幅広く製作している。実験的長編映画『Come Wander With Me』(2012年)が7月19日、アップリンクで1日限定上映される予定。


img
『Nothing Unusual』

(2012年/日本/15分)
監督・脚本:木下雄介
撮影・編集:森脇由二
出演:木下雄介、菅谷彬夫、小池秀典、名取崇、名取啓
音楽:Buffet Mahito、LASVEGAS、rOyAl、ak100

まだ「大人」じゃない、でも、もう若くはない男5人。映画監督、服飾デザイナー、DJにSE。それぞれに、将来の夢と現実に折り合いがつかず葛藤する中、誰もが、青春時代の終わりに気づく。友人5人が集まった夜明け、「何者でもない自分」の痛みや、お互いの想いが交差する時、物語は新しい局面を迎える。ドキュメンタリーとフィクション、現実と映画が共振する、青春群像劇。
木下雄介

1981年東京生まれ。早稲田大学在学中に制作した『鳥籠』が2003年PFFアワードにて、準グランプリと観客賞を受賞。最年少でPFFスカラシップを獲得し、オリジナル脚本で描いた長編映画『水の花』が2006年ベルリン国際映画祭で上映され、渋谷ユーロスペースほか全国で公開される。河瀬直美監督、ジャ・ジャンクー監督、川本三郎、宮台真司ら著名人に絶賛され、多くの観客に支持される。



【ショートムービー】
ショート6

会場:ROOM

Aプログラム ★6月30日(土)17:25、20:20 ★7月1日(日)16:35、20:45


Bプログラム ★6月30日(土)22:30 ★7月1日(日)14:35、20:00


<ショート6・トークイベント>
6/30(土)18:00~
片岡翔監督(『くらげくん』)、西中拓史監督(『SUNDAY』)、畑中大輔監督(『ボンドのキキメ』、『かぼちゃ』)

<劇団ヨーロッパ企画:永野宗典 『悲しみは地下鉄で』)トークイベント>
6/30(土)22:30~
永野宗典(ヨーロッパ企画)が、モーモールルギャバンの楽曲「悲しみは地下鉄で」からインスピレーションを受けて監督・脚本・主演の全てを担当した短編映画について、語りつくす!スペシャルゲストもお楽しみに。

img
Aプログラム 『SUNDAY』

(2012年 /日本/ 6分)

いつもと同じ日曜日。たくさんの人のかけがえの無い一瞬。 昨年なら国際映画祭が企画した東日本大震災復興支援プロジェクト「3.11 A Sense of Home Films」に参加した西中拓史監督が、8mmフィルムカメラを片手に、たくさんの人の日常の風景を残そうと制作した、表現映像作品。

監督・撮影・編集:西中拓史
音楽 BILLY JOE

img
Aプログラム『くらげくん』

(2010年 /日本/14分)

乙女チックなくらげくんは、ガキ大将の虎太郎が大好き。この想いは届くのか?永遠のノスタルジーと現代性が同居する新世代の子供映画として、 2010年 PFF準グランプリを授賞。インディーズ映画界で「短編映画の名手」と名高い片岡翔監督の代表的作品。

監督・脚本・編集:片岡 翔
撮影:村橋佳伸
音楽:中田真由美
プロデューサー:ハルヴェグ佑恵、和田有啓
衣裳:山崎香織
制作:吉原洋一
出演:安田 蓮、郡司大輝
協力:ぴあフィルムフェスティバル事務局

img
Aプログラム『ボンドのキキメ』

(2010年/日本/6分)

ある夜、子供部屋で、両親の夫婦喧嘩が始まる声を聴いている少年、宏行。そんな時、夏休みの自由工作で使った木工用ボンドが目に入り、なんとか両親を仲直りさせようとする。

監督・脚本・撮影・編集:畑中大輔
出演:金原有亮、岡部たかし、木村友美
助監督:荒川慎吾
録音・美術:田中雄太
制作:阿部史嗣、福田浩介

img
Aプログラム『かぼちゃ』

(2006年/日本/2分)

定年退職を迎えた徹は家庭菜園を始めた。初めてとれたカボチャを煮付けにして、家族に振る舞うと、意外にも好評。仕事をしていた時には持てなかった家族との交流に深い喜びを感じた徹は、翌年も張り切ってカボチャを育てるのだが――。

監督・脚本・撮影・編集:畑中大輔
出演:千本松喜兵衛、髙橋かすみ、ザンヨウコ
助監督:桑島岳大
録音:宮本裕子 
制作:種市真奈美



img
Bプログラム『悲しみは地下鉄で』

(2012年 /日本/20分)

劇団「ヨーロッパ企画」でおなじみ永野宗典が、モーモールルギャバンの楽曲「悲しみは地下鉄で」からインスピレーションを受けて、監督・脚本・主演した短編映画。両者の活動拠点である京都を舞台に、日常と非日常が交錯する、情けなくも、美しい独自の世界を、映像と音楽で織りなす。

監督・脚本:永野宗典
出演:永野宗典、山脇唯
音楽:モーモールルギャバン
制作:ヨーロッパ企画
提供:ビクターエンタテインメント

img
Bプログラム『キミ/ハミング/コーヒー』

( 2010年 /日本 /18分)

友達以上恋人未満の高校生2人の間に流れる、微妙で繊細な空気。ためらいながら、少しずつ近づく2人の距離に、計算し尽くされた演出が冴え渡る。『オードリー』、『 See You 』の勝又悠監督が描く、ティーンエイジ世代の切なくほろ苦い青春映画の結晶。

監督・脚本・撮影・編集:勝又 悠
音楽:rakira
出演:前川桃子、宮野光輝、葛上昇悟、逆井啓介、深野裕也
協力:ぴあフィルムフェスティバル事務局




【ショートムービー】
経済産業省/ユニジャパン若手映像クリエーター短編映像制作プロジェクト

日本のコンテンツ産業の拡大と充実を図るため、優れた才能を秘めた若手クリエーターを発掘・育成する、経済産業省/公益財団法人ユニジャパンによる映像人材育成プロジェクト。 今年は日本映画界のホープとして期待される、個性あふれる3人の監督が、世界に向けて制作した短編3作品を、プレミア上映する。

★6月30日(土)16:30、21:00
★7月1日(日)14:00、16:00、18:00、22:00
会場:ROOM

<経済産業省/ユニジャパン若手クリエーター短編映像制作プロジェクト・トークイベント>
7/1(日)18:30~
森岡龍監督、中村拓朗監督

img
『少女と、女』

(2006年/日本/2分)

郊外のスーパーマーケットで働く真千代の前に1人の少女、大塚梓が現れる。「失われた母性」と「芽生えた母性」が13年の時を経て、残酷に重なり合う瞬間を活写する。

監督・脚本:勝又悠 
プロデューサー:伊藤主税
出演:新田恵利、勝尾麻結奈

img
『I`m Home』

( 2012年/日本/13分)

老人介護施設の入居者、フジヤとミネギシ。2人は、ミネギシがしきりに言う「家」に向かうがーー。

監督・脚本:中村拓朗
プロデューサー:中村謙吾
出演:大方斐紗子、中吉卓郎

img
『Nostalgic woods』

( 2012年/日本/10分)

自主映画監督の森本は、自身の作品に出演していた主演女優の智子と付き合っていたが、別れる。森本は思わぬ真実を知り、撮影を放棄し森の中へ。彼が出会ったのはーー。

監督・脚本:森岡龍
プロデューサー:中村無何有
出演:飯田芳、岡本奈月



Back to Top