予想を越えた衝撃の映像に打ちのめされた。それは映像の詩であり、美しくも恐ろしい映画だった。14年前に作られたと聞いたが、今こそ「戦争とは何か?」を考えるために、観なくてはならない映画であった。



なぜ人間は戦争を止めないのか。心打つ旋律と詩に耳傾けつつも、戦争の悲惨さを刻み込まれました。



これは音楽と映像との美しくも深いデュオだ。戦いをやめない人類への警鐘が、全篇に静かに響いていると思った。



映画「ウォ−・レクイエム」は21世紀を歩みはじめた世界に天国から寄せたデレク・ジャーマンの遺言なのだと思う。



決して忘れてはいけない戦争の愚かさ、悲愴感。
今蘇る壮絶な映像美を見逃してはならない。