映画『エンドレス・ポエトリー』

映映画『エンドレス・ポエトリー』

2017年11月18日(土)より、新宿シネマカリテ、
ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開

監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー 撮影:クリストファー・ドイル
(2016年/フランス、チリ、日本/128分/スペイン語 /1:1.85/5.1ch/DCP) 配給・宣伝:アップリンク

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前作『リアリティのダンス』から3年、舞台はサンティアゴへ―。
世界に潜む「マジック・リアリズム」を追い求め続けるホドロフスキー監督が、
観る者すべてに送る“真なる生”への招待状。

映画『エンドレス・ポエトリー』

舞台は故郷トコピージャから首都サンティアゴへ。父親との軋轢や自身の葛藤を抱えたホドロフスキーは、初めての恋や友情、古い規則や制約に縛られない若きアーティストたちとの出会いと交流を経て、囚われた檻から解放され詩人としての自己を確立する。

本作はフランス、チリ、日本の共同製作で、新作を望む世界中のファン約1万人からキックスターター、インディゴーゴーといったクラウド・ファンディングで資金の多くを集めて製作された、まさに待望の新作。

撮影監督は『恋する惑星』(94年/ウォン・カーウァイ監督)など、手持ちカメラを使った独特の映像で知られるクリストファー・ドイル。自身の青年時代を虚実入り交じったマジック・リアリズムの手法で瑞々しく描き、「生きること」を全肯定する青春映画の傑作。

INTERVIEWS

アダン・ホドロフスキー来日インタビュー

webDICE

「父の友人だったジョージ・ハリスンからギターを教わったけど、コードを書いてくれた紙を捨ててしまった」

WIRED

「人生を変えるときには古いものは全部捨てないと、古い人間関係にずっと縛られてしまう。
わたし自身、フランスから逃れてメキシコに移住したんですが、そこで初めて人生が変わりました」

NeoL Magazine

アダン・ホドロフスキー×UMMMI.(映像作家)対談
「父だけでなくいろんなものに影響されてきました。
一番影響を受けたのは『座頭市』のオリジナルバージョンと『子連れ狼』。
映画を作って、メキシコのタランティーノになりたい(笑)」

VICE JAPAN

「年齢は重要ではないんです。常に新しい挑戦をしていると、脳は活性化されます。もちろん肉体は年をとります。
でも情熱があれば、それは〈老化〉ではなく〈変容〉です。
バカな年寄りは若いときからバカだ、ってことです」

i-D Japan

「性や裸を映像の中で扱う際には、何か意味のあるものでなければダメだと私は思っています。
単なる性的な対象に成り下がったものは使うべきではありません」

Qetic

「撮影の時はスタッフも俳優も笑うことは許されない。
生か死かという緊張状態のなかで撮影をしなければいけないんだ」

シネマトゥデイ

「『エンドレス・ポエトリー』を撮り終えて、父の名前から自由になれた。
これまでは“ホドロフスキーの息子”だったけど、初めて自分自身になれた気がする」

映画.com

「芸術以外の他の職業について一度も考えたことはありません。生まれたときからアーティストになると思っていました。
小さなときから、何千冊の本、何百本の映画に囲まれて育っていますし、
そういった中で父親が幸せそうな生活を送り、 情熱があるのを見て、芸術=幸せだと教えられた」

TOCANA

「無意識の部分での問題の解決というのは、自分だけでなく、この映画に関わったすべての人たちを癒すものになります。
映画を観てくれた人たちも含めてね」

産経新聞

「今回の撮影で、父からは映画監督のあるべき姿を学んだ。」

マグリットのモノクロ世界に
カーニバルの極彩色をぶち込んだ、
究極の色世界。眩惑的な視覚に圧倒!!
* Picure this Post *

強烈だ。
* Time Out *

生きる悲しみや喜びについての、
倫理を超えた狂喜溢れる作品だ。
* Paste Magazine *

これこそが映画の魔法である。
* TELERAMA *

映画『エンドレス・ポエトリー』 映画『エンドレス・ポエトリー』

この映画は、われわれを取り巻く世界に潜むマジック・リアリズムを探求します。観た人が真の自分を発見する手がかりになる、まさに“生きること”への招待ともいうべき作品です。

──アレハンドロ・ホドロフスキー監督

アレハンドロ・ホドロフスキー監督

STORY

君が、詩が、僕の行く道を照らしてくれる──
燃えさかる蝶のように。

物語は、ホドロフスキー一家が故郷トコピージャから首都サンティアゴへ移住するところから始まる。青年アレハンドロは、自分への自信のなさと抑圧的な両親との葛藤に悩み、この環境から脱し何とか自分の道を表現したいともがいていた。

ある日、アレハンドロは従兄リカルドに連れられて、芸術家姉妹の家を訪れる。そこでは、古い規則や制約に縛られない、ダンサーや彫刻家、画家、詩人など若きアーティストたちが共に暮らしていた。彼らと接していく中でアレハンドロは、それまで自分が囚われていた檻から、ついに解放される。エンリケ・リンやニカノール・パラといった、後に世界的な詩人となる人物たちとの出会いや、初めて恋に落ちたステジャ・ディアスとの邂逅によって、アレハンドロの詩的運命は、新たな世界へと紐解かれていく。

アレハンドロ・ホドロフスキー監督

Alejandro Jodorowsky

アレハンドロ・ホドロフスキー監督

1929年、チリ生まれ。1970年に、ジョン・レノンやアンディ・ウォーホルが惚れ込んだという伝説の映画『エル・トポ』を発表。その後、『ホーリー・マウンテン』(73)、『サンタ・サングレ/聖なる血』(89)を発表し、カルト界の巨匠としての確固たる地位を築く。ホドロフスキーの映画がほかの誰とも似ていないことは批判者さえもが認めており、無から有を生みだし、見る者を眩惑し、奇跡を引き起こす“魔術師”であると言える。2014年には、ホドロフスキー監督が1975年に企画した幻のSF大作『DUNE』についてのドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』と、自伝的な作品『リアリティのダンス』の2作品連続公開し大きな話題を呼ぶ。2016年『リアリティのダンス』の続編となる新作『エンドレス・ポエトリー』完成。映画監督のほかに、漫画原作者、タロット占い師、サイコセラピストなどさまざまな肩書きを持つ。

主な作品

2016 『エンドレス・ポエトリー』
2013 『リアリティのダンス』
1990 『ホドロフスキーの虹泥棒』
1989 『サンタ・サングレ 聖なる血』
1980 『Tusk』
1973 『ホーリー・マウンテン』
1970 『エル・トポ』
1968 『ファンドとリス』
1957 『The Severed Heads』(短編)

STAFF

撮影

クリストファー・ドイル

Christopher Doyle

1952年、オーストラリア・シドニー生まれ。多数の受賞歴を誇る撮影監督・映画監督。ウォン・カーウァイ監督作品『恋する惑星』(1994年)など、手持ちカメラを使った独特の映像で知られる。ほか、チャン・イーモウ監督『HERO』(2002年)ガス・ヴァン・サント監督『パラノイドパーク』(2007年)やジム・ジャームッシュ監督『リミッツ・オブ・コントロール』(2009年)など数多くの作品の撮影を担当。ホドロフスキー監督とのタッグは今回が初めてとなる。監督としての作品に、浅野忠信主演の『孔雀 KUJAKU』(1998年)やオムニバス映画『パリ、ジュテーム』(2006年)の一作『ショワジー門』がある。

衣装デザイン

パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー

Pascale Montandon-Jodorowsky

1972年、フランス・パリ生まれ。ビジュアルアーティスト、デザイナーであり、ホドロフスキーの妻。キャロリン・カールソンの舞台美術や、フランス企業・エメリスのレセプションの空間デザインなどを手掛ける。前作『リアリティのダンス』でも衣装デザインを担当している。2009年より、夫のホドロフスキーとの共作ドローイングの個展を開催。2014年には日本で初めての個展『二人のホドロフスキー 愛の結晶—アレハンドロ・ホドロフスキー/パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー 共作ドローイング展—』が渋谷にて開催された。

CAST

アレハンドロ

アダン・ホドロフスキー

Adan Jodorowsky

アダン・ホドロフスキー

1979年、フランス生まれ。ホドロフスキーの末の息子。『サンタ・サングレ 聖なる血』(1989年)で映画初出演。その後多くの短編を監督する一方で、ジャック・バラティエ監督の『Rien, voilà l'ordre』(2003年)、ジュリー・デルピー監督の『パリ、恋人たちの2日間』(2007年)など、様々な作品に出演。また、ミュージシャン「Adanowsky」としても活躍しており、『リアリティのダンス』(2013年)や本作のオリジナル・サウンドトラックを作曲している。

サラ(アレハンドロの母)、ステラ

パメラ・フローレス

Pamela Flores

パメラ・フローレス

チリ生まれ。オペラ歌手、女優。2008年から、ピアニストでレパートリー・パフォーマーのヒルダ・カベサス・グレイブナーやアルフレッド・サアベドラとオペラの楽曲や交響曲を専門に歌っている。サンティアゴ市立劇場で「愛の妙薬」の公演を行い、カタルーニャ地方の劇団ラ・フラ・デルス・バウスの公演「カルミナ・ブラーナ」でのソプラノソロを担当した。また「パルジファル」、「魔笛」、「ルサルカ」など多くのオペラに出演している。本作にはホドロフスキー監督『リアリティのダンス』に引き続いての出演となる。

ハイメ(アレハンドロの父)

ブロンティス・ホドロフスキー

Brontis Jodorowsky

ブロンティス・ホドロフスキー

1962年、メキシコ生まれ。ホドロフスキーの5人の息子の長男。7歳の時、『エル・トポ』で俳優のキャリアをスタート。その後、いくつかの映画に出演し、高い評価を得る。1979年にフランスに移住後は、舞台、映画、テレビで俳優を続けるかたわら、オペラの演出にも力を入れ始める。 『リアリティのダンス』に引き続き出演した本作は、舞台と映画の仕事の合間を縫っての、父親との芸術的コラボレーションである。

エンリケ・リン

レアンドロ・ターブ

Leandro Taub

レアンドロ・ターブ

1983年、アルゼンチン生まれ。ポーランド系ユダヤ人家庭に生まれる。作家、俳優、テレビ司会者、コメンテーターとマルチな才能をもつアーティスト。本作が映画俳優としてのデビュー。

若きアレハンドロ

イェレミアス・ハースコヴィッツ

Jeremias Herskovits

イェレミアス・ハースコヴィッツ

アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。1歳半から6年間オーストラリアで過ごした後、チリのサンティアゴに移り住む。スペイン語、英語を話し、現在は学校でヘブライ語を学んでいる。本作は映画初出演となった『リアリティのダンス』に引き続いて2作目の出演となる。

COMMENTS

敬称略・順不同

谷川俊太郎

詩人

一瞬もじっとしていない人間の内面世界を、ホドロフスキーは時に残酷に時に滑稽に映像化する。無心な幼児と無心を拒む老人が同居する偽善と無縁の多彩な世界、そこにひそむ真実を私たちは発見する。

吉本ばなな

作家

言葉と共に生き抜いてきた私にはこの映画における詩の、人生を変える力がよく理解できる。少年と青年だけが持つ、みずみずしい「心の目」だけで見た「真実の世界」「世界の真実」が完璧に映像化されている。言われなき迫害で得た心の傷を持つ全ての人は、観るだけで涙し癒されるだろう。

岡村靖幸

ミュージシャン

ホドロフスキーに会えた時とても大事な言葉をくれました。
「私は、今、老人だが、6歳の戸惑ってる少年、18歳の怖いもの知らずの青年、30歳の分別がつき世界や映画や恋に生きた中年、50歳くらいの生きることに戸惑いを覚えたり死の不安を認識した初老。それらはすべて過ぎ去ったことではなく僕の身体の中で僕と共に今もいるんだ」って教えてくれました。その時その場の空気の温度が変わるくらい呆然とし、その言葉が血と肉に染みこんだ経験をしました。

この映画はまさにホドロフスキーの少年から青年を過ごした青春時代の故郷での日々をとてもホドロフスキーらしく幻想的で詩的で示唆的で生きる価値観の不思議さ素敵さを描いてるのではないのかなと感じました。
今も僕らは魔法を信じる、今も僕らの奇妙な人生は豊かであることの賛美歌ではないでしょうか。

町田 康

作家

過去が色褪せていく。楽しかったことは泡のように消え、悲しみや憎しみは澱のように堆積する。そのうちに老いて朽ちて消えていく。それが私たちの生。だとしたら私たちはどうやったら前向きに生きられるの? その答えがこの映画のなかにありました。もうひとつのこの世としての、色と音が溢れる過去がありました。それは現在を飛び越えて未来に突き抜けるような過去でした。生きようと思いました。

小島秀夫

ゲームクリエイター

僕とホドロフスキー映画との関係は『2001年宇宙の旅』に登場する猿人とモノリスに近い。だから考察や批評ではなく、真摯に体験するのみ。心の眼を開いて、映画の全てからホドロフスキーと"生きていること"を共有する。自伝的な最新作『エンドレス・ポエトリー』は、青年時代のホドロフスキーと共に、彼の創作の源泉を遡る。
それは僕にとって、詩的でマジカルでリアルな『地獄の黙示録』だ。

いとうせいこう

作家・クリエイター

もうなんていうかますますのマジックリアリズムで、ルーセル的(ということは寺山修司的)、ボラーニョ的世界。豊穣でシュールな映像で人生との和解を描く。90歳を前にしてこのクリエイティブ!

幾原邦彦

アニメーション監督

淋しい、痛い、嬉しい、悲しい、愛しい、命。『エンドレス・ポエトリー』は喪失の物語だが、過去ではなく、現代を生きる僕たちの世界を照らしている。ホドロフスキーも、僕たちも、まだ生きている。この映画体験は、あまたの作り手たちへ贈る極彩色のエールだ。

原 一男

映画監督

アレハンドロ・ホドロフスキーの前では私なんか、まるでヒヨッ子じゃないか、と唖然、呆然、慄然!鳥肌立つほどに凄まじい。彼の繰り出す芳醇なイメージの奔流は、過激に自由で、予測不能なマジカルワールド。そのマジックの手さばきは、すでに神の領域に達しているのだ。

菊地成孔

音楽家/文筆家

全世界驚愕!ホドロフスキー88歳にして第2黄金期へ。ひょっとしたら50本ぐらい楽勝かも知れない自伝シリーズ第2作は「最も元気な前衛映画」! 

オダギリジョー

俳優

『エル・トポ』からもうすぐ50年!!いまだ衰えない唯一無二の映像のポエトリー。世界にホドロフスキーがあと10人欲しい!

田名網敬一

現代美術家

見せ物的装飾性に彩られた、祝祭のエネルギーに圧倒される。
私の人生で出会った最も刺激的な映画。

志磨遼平

ミュージシャン/ドレスコーズ

血縁の息子をキャストに配し、自らを詩人へと育んだ思い出の地を舞台に、過去のすべてを “リテイク” してスクリーンに掛ける−−。なんと傲慢でロマンチックな手法か。あの美しい前作『リアリティのダンス』ですら序章にすぎず、御年88歳のホドロフスキーが今迎える最盛期、最新作。呆然としました。

天久聖一

マンガ家

反省してます。このコメントを書くために先にDVDで観てしまったことが本当に悔やまれます。このイメージ!色彩!めくるめくホドロフスキーの世界!ああ、映画館で観たかった……。『エル・トポ』は僕にとって生涯最高の一本、その監督がいまも惜しみなく無限のイメージを描き出す姿勢にはただ感謝と感動しかありません。無論必見!!

ぬQ

アニメーション作家

あまりに衝撃を受けてしまい言葉に表すことが出来ず、イラストを描くことで精一杯でした...

根本敬

特殊漫画家

TRAILER

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FLYER

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映画『エンドレス・ポエトリー』FLYER

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映画『エンドレス・ポエトリー』FLYER   
映画『エンドレス・ポエトリー』 映画『エンドレス・ポエトリー』 映画『エンドレス・ポエトリー』 映画『エンドレス・ポエトリー』

監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
撮影: クリストファー・ドイル
出演:アダン・ホドロフスキー、パメラ・フローレス、ブロンティス・ホドロフスキー、レアンドロ・ターブ、イェレミアス・ハースコヴィッツ
配給・宣伝:アップリンク
(2016年/フランス、チリ、日本/128分/スペイン語 /1:1.85/5.1ch/DCP)
Photo:©Pascale Montandon-Jodorowsky
©2016 Satori Films, Le Soleil Films y Le Pacte

A FILM BY ALEJANDRO JODOROWSKY
WITH ADAN JODOROWSKY, PAMELA FLORES, BRONTIS JODOROWSKY, LEANDRO TAUB AND JEREMIAS HERSKOVITS
WRITTEN AND DIRECTED BY ALEJANDRO JODOROWSKY
EDITOR MARYLINE MONTHIEUX
DIRECTOR OF PHOTOGRAPHY CHRISTOPHER DOYLE (HKSC)
COSTUME DESIGNER PASCALE MONTANDON-JODOROWSKY
COLOR GRADER DIDIER LE FOUEST
COLOR DESIGNER PASCALEJANDRO
ORIGINAL SCORE BY ADAN JODOROWSKY
SOUND MIXER JEAN-PAUL HURIER ET BENJAMIN VIAU
ADDITIONAL MUSIC AND ARRANGEMENTS JONATHAN HANDELSMAN
EXECUTIVE PRODUCER (AND LINE PRODUCER) XAVIER GUERRERO YAMAMOTO
PRODUCED BY ALEJANDRO JODOROWSKY, MOISES COSIO, ABBAS NOKASTEH AND TAKASHI ASAI
A FRENCH-CHILIEN CO-PRODUCTION SATORI FILMS, LE SOLEIL FILMS AND LE PACTE