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なんという才能!
映画づくりのセオリーも、性の垣根も軽々と飛び越えくりひろげる、破壊的に美しい愛の物語。
ドラン監督からは目が離せない。

─ 操上和美(写真家)

世界の中心に恋愛が存在しないいま、恋愛を執拗に描くには舞台を80年代にしなければならなかったという必然!!!

プルースト、シャルドンヌ、セリーヌ、ベルティオームなど近代フランス文学からケベック文学を踏襲し、時間、記憶、そして仮面(化粧/ジェンダー)の考察を駆使し、弱冠24歳のドラン監督は主人公をしてアタシたちを80年代という記憶の旅へと連れ去ることに成功したわ。。。

─ ヴィヴィアン佐藤(美術家 / ドラァグクイーン)

痛みにも色彩があるだろうか。あるとすれば、なんと絢爛に彩られたそれぞれの人生だろう。(とりどりの衣服まで、空から降ってくる。)

鮮やかに、哀しみを湛えた矜持のうえに、熱せられた傷痕、色彩の海原の果てに書くべきである、魂の自由"Liberté"、と。

─ 鳩山郁子(漫画家)

『わたしはロランス』

おとこにうまれたから、おんなのひとを愛するんだろうか。

おんなにうまれたから、おとこのひとを愛するんだろうか。

─ やまだないと(漫画家)

私はこう生きる。
監督の人生への強い姿勢表明を感じる。

誰もが各々の出方を伺いながら生き形作られる世の中、黙ってひっそりと他人に迷惑をかけない人生を送る事が調和だと誰もが言い聞かせ合っている。そんなものは調和ではない、鎖だ。牽制し合う鎖つきの調和などいらない、ぶつかり合う調和が欲しい。この映画を見てそう思った。

─ 大橋仁(写真家)

果たして二人は愛を貫き通せるのか?…このシンプルで深遠なテーマに、意表をつく設定でいどむ若き作者に脱帽。

現代のメロドラマは多分こういうスタイルで語られるのがひとつの理想なのだろう。

─ 黒沢清(映画監督)

トランスセクシャルであることをカミングアウトしたロランスは「君が望むものは全部あげる」とフレッドに言うが、現実は誰にも殆どなにもあげられない。その苛立ち、悲しみ、諦念……。

様々な「普通」という概念を懸命に超えながら進んでゆくストーリーの中で、際立ってくるのはむしろ、越えられない母性ではないだろうか。その越えられない境界でもがく人々は、皆それぞれに美しい。

─ 青野賢一(BEAMS クリエイティブディレクター)

誠実で知的なアプローチによって実現した、シンプルでエモーショナルな映画。

ここには豊かな哀しみがある。哀しいのに幸福感のある映画。人生とおなじだ。幾つかのセリフ、幾つかの場面は忘れがたい。

生命力があり、全編そのライブ感にいろどられている。

─ 江國香織(小説家)

"人間の生き方""愛の在り方"すべてに正解は無いのだと、色鮮やかに確信しました。

そして、スザンヌ・クレマンの女性としての魅力は、女性にしか分からない妖艶さがありました。本当にかっこいい。

鮮やかな膨らんだ風船を割るような驚きと確信、革命を胸に。

─ 酒井景都(アーティスト/モデル/デザイナー)

美しいものには刺があると言います。

映画の上映が始まってから終わるまで、ずーっとドキドキしていた。この綺麗な映像の中には触れてはいけないような毒棘が存在します。見終わる頃には毒は全身をまわって身体がフワフワしたような気持ちにさせられた。

そんな刺激的な体験をさせてくれるこの作品とドランの才能に、感動と嫉妬を感じずにはいられません。

─ 関和亮(映像ディレクター)

とてもシュールですこぶる官能的な映像美に酔いしれながらドラン監督のトリックによっていまだかつてない壮大なラブストーリーにぐいぐいとのめりこまされてしまった。

─ 假屋崎省吾(華道家)

ただものでない!

― エンパイア誌

ドラン監督作品の中で最も野心的作品

― ル・モンド紙

思いがけない物語とスケール感。
ドラン監督の中での一番美しい作品だ

― リベラシオン紙

美しく痛みを持った作品!

― カイエ・デュ・シネマ誌

関係がゆっくりと壊れていく、
痛烈で壮麗なメロドラマだ

― ダーゲンス・ニュヘテル紙(スウェーデン)

目の覚めるようなゴージャスさに、
感情が溢れる!

― バラエティ誌

2人の最高の役者達(メルヴィル・プポーとスザンヌ・クレマン)を起用し、ドランはスクリーンにリアルな感情が溢れる関係を映し出す。

― スクリーン・デイリー