映画『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』/マットに上がれば、そこは小宇宙だった/日本ヨガ界の第一人者、ケン・ハラクマによる字幕監修

ヨガ初心者の映画監督がインドをめぐり、みつけた真実

映画『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』/マットに上がれば、そこは小宇宙だった/日本ヨガ界の第一人者、ケン・ハラクマによる字幕監修

2016年9月3日(土)YEBISU GARDEN CINEMA、9月10日(土)渋谷アップリンクほか全国順次公開

(2011年/ドイツ、インド/105分/カラー、モノクロ/英語、カンナダ語、テルグ語、タミル語/原題:Breath of the Gods)
監督:ヤン・シュミット=ガレ  出演:T.クリシュナマチャリアの子供たち、K.パタビジョイス、B.K.S.アイアンガー
字幕監修:ケン・ハラクマ  配給・宣伝:アップリンク

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映画『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』

現代ヨガの源流T.クリシュナマチャリアの教えを辿る旅に出たヨガ初心者の映画監督。高名な弟子であるK.パタビジョイスとB.K.S.アイアンガーや子供たちのもとを訪ね、彼らから直接レッスンを受ける。

本作は、ドイツ人映画監督ヤン・シュミット=ガレが、ヨガの起源に興味を抱き南インドを訪れ、“近代ヨガの父”ティルマライ・クリシュナマチャリア(1888 - 1989年)の軌跡を追った記録である。

旅の中でシュミット=ガレ監督は、クリシュナマチャリアの直弟子で現代ヨガの最大流派の一つであるアシュタンガヨガの祖・K.パタビジョイスから太陽礼拝を学び、アイアンガーヨガの祖・B.K.S.アイアンガーからアーサナ(ポーズ)の指導を受ける。そして旅の最後に、クリシュナマチャリアの三男から“命をつなぐヨガ”を施される。

今やヨガ人口は世界で3億人と言われるが、20世紀初頭、インドでヨガは少数の年配者や僧侶だけにしか知られていなかった。当時、大学でヨガの実践と哲学を教えていたクリシュナマチャリアは、マイソール王国の君主に雇われ、身体能力を高めるための古典ヨガを発展させた新たなヨガの方式を確立し、これが現代ヨガの源流となった。

南インドの美しい風景と貴重な映像を交え綴られる、ヨガのルーツに出会うドキュメンタリー。

魂に集中しなさい
神のことを思いなさい
さもなくば
気づきは得られない

T.クリシュナマチャリア

1888-1989

20世紀初頭のインドで新たなヨガ方式を確立し、現在のヨガブームの基盤を作った。自らをヨガの師ではなく常にヨガを探求している生徒だと周囲に語った。

クリシュナマチャリア師
のアーサナ指導は大変に
厳しいものでした

K.パタビジョイス

1915-2009

模範生徒としてクリシュナマチャリア師と共にインド各地をまわりヨガ普及に努めた。生涯マイソールで師の遺産を継承しつづけた。

私がヨガを始めた当時
インドではヨガに対して
世間の偏見がありました

B.K.S.アイアンガー

1918-2014

姉の夫だったクリシュナマチャリア師の元でヨガを学ぶ。彼の指導法は世界中にある数百ものアイアンガーヨガ・スクールを通じて広まっている。