「アップリンク広島」が2027年春 広島・紙屋町に新たな文化拠点として誕生します

「アップリンク広島」が2027年春、
基町クレド(広島県広島市)内の商業施設『パセーラ』6階に新たな文化拠点として誕生します。

5スクリーンで計264席(1スクリーン30~71席)を有するミニシアターでありながら複数スクリーンを備えるという“ミニシアター・コンプレックス”というコンセプトの映画館です。

カンヌ、ベルリンなど世界の映画祭で話題を呼んだ作品をはじめ、アート系やインディーズ作品、ドキュメンタリー作品、アーティストのライブビューイング、さらにファミリー向け映画まで、幅広いラインナップをお届けします。上映だけでなくゲストによるトークショーも積極的に企画をしていきます。

また、館内にはカフェを設け、トークショーやミニライブなどを行えるスペースも備えます。さらに写真やアート作品を展示する壁面ギャラリースペースや、映画関連のパンフレット、Tシャツなどオリジナルグッズを揃えたショップも併設します。

 
アップリンクとして吉祥寺・京都に続く三拠点目の広島では、
原爆ドームに最も近い映画館という立地を踏まえ「サラーム・スクリーン」と名付けた特別な上映枠を設けます。

“サラーム”はアラビア語で「平和」を意味し、この上映枠では世界の問題を考えるきっかけとなる映画を上映します。

 

アップリンクは現在、ガザの映像制作会社アレフ・マルチメディアと共同で、ガザの人々の暮らしや声をリアルな映像で伝えるプロジェクト『ガザからの声』をシリーズで製作しています。その第一弾である「エピソード1:アハマドの物語」は2025年8月22日に全世界で配信がスタートしました。 「サラーム・スクリーン」では、『ガザからの声』シリーズを中心に上映枠を編成します。

「アップリンク広島」は、映画館としてのコンセプトとして「5スクリーンのミニシアター・コンプレックス」、そして運営のコンセプトとして、世界の多様な価値観や人々の考え方、生き方、そして美しさを知り学ぶ場であり、エンターテインメントを楽しむ場でもある、様々なカルチャーが交差する「リベラルアーツ・シネマ」を目指します。

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