アップリンクの映画館から拡張するワークショップ <2027冬>

※「アップリンク広島 cinema & cafe」平面イメージ図

 

アップリンクの映画館から拡張するワークショップ<2027冬>

――配信全盛・スマホ視聴・AI時代に「文化がリアルに交差する場」を取り戻す方法――

「映画館」という場を再定義し、映画業界と映画の未来に関心のある方を募集します。

映画を観るだけでなく、作り、上映し、その場としての映画館を設計する。

アップリンクは、渋谷時代から時代に先駆けたワークショップを開催してきました。
1995年、SONYのVX1000の登場によりデジタルビデオによる映画制作の民主化が始まり、その流れの中で1999年に「デジタル・ムービー・ワークショップ」を開始。同時期には、自社配給作品を題材に映画ビジネスの可能性を多角的に検証する「配給サポート・ワークショップ」を開催しました。
そして2015年、35ミリフィルムからDCPプロジェクターへの移行に伴い、個人でも映画館を作る方法を共有する「映画館を作るワークショップ」を行ってきました。

2026年、配信全盛・スマホ視聴・AI時代の今、「映画館」を「文化がリアルに交差する場」として再定義し、新たなワークショップを開始しました。

本ワークショップでは、映画館のハード面の作り方だけでなく、上映やイベントの企画、配給、宣伝までを含めた「人と文化が交差する場の設計」を扱います。
講義ではなく、問いを起点に参加者と議論し、現実に成立する形を設計していきます。
また、参加者から生まれるテーマは分科会として実践に移行します。
こんなことをしたいと考えている方に向いているワークショップです。

◉地元に小さな映画館を作りたい、いくらお金が必要か
◉自主制作した映画を映画館で上映したい
◉配給会社を起業したい、一人で配給はできるか
◉配給したい外国映画がある、契約の仕方を知りたい
◉配給会社で働きたい、どのようなスキルが必要か
◉インディーズで映倫審査を通さなくても映画館で上映する方法
◉映画の宣伝の仕事に就きたい
◉アップリンクで働きたい学生、仕事の共創の可能性を考える社会人の方

スクリーンでのリアル開催、その後のロビーでの懇親会、吉祥寺・京都合同のオンライン、そして分科会による実践。この構造自体が、映画館の再定義の実験となります。
アップリンクの経験と参加者の知見をぶつけ合い、映画業界の「今」と「未来」を議論し、実装していきます。

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※画像 ガザからの声:エピソード3 『9月のある・ラシード通り』

ナビゲーター:浅井隆

吉祥寺と京都で春に始めたワークショップの<冬編>です。

春編では、広島に映画館を自ら作るにあたっての資材高騰という大きな壁にぶち当たり、そこを乗り越える悪戦苦闘ぶりを自ら晒して題材としてきました。AIを利用し企画書を壁打ちで校正していくつも作り様々なところに持って回り、現在も『アップリンク広島 cinema & cafe』の映画館作りは絶賛続行中です。

<冬編>では、アップリンク自身が題材となりながらも、参加者の皆さんが具体的に映画業界でしたいことの実現に向けてのアドバイスや実際に可能な限りのお手伝いをします。

アップリンクが持っているリアルな数字や情報は参加者の皆様には公開します。皆さんのやりたいことのヒントにして下さい。

AI時代にますます思うのは、映画館という場の大切さです。言語トークンの予測アルゴリズムでしかないAIにないのは、数値化できない五感で感じること、リアルの中に身を置き、生身の人間と出会い会話をすること。そして何よりも考え行動する主体になり、この世界で面白い事を起こそうということ。 その思いをこのワークショップで参加者の皆さんと共に思考し実践していきたく思います。

自己紹介を兼ねて、自分の昔話を少しします。1986年にアップリンクを始めるまでは、寺山修司主宰の「演劇実験室天井桟敷」に10年間在籍し舞台監督をしてきました。1978年に23歳の時にアムステルダムの「ミクリシアター」での『奴婢訓』公演が初めての海外でした。そこで毎晩通っていたのは「ミルキーウェイ」という運河の上の船を連結して作られたカウンター・カルチャー遊園地。カフェ、クラブ、イベントスペース、ギャラリー、映画館があり一晩中入り浸っていました。そこの体験が今のアップリンクの映画館作りの原点となっています。

その後、公演はロンドンの「リバーサイドスタジオ」でも行い、ここも「ミルキーウエイ」よりアンダーグラウンド度は低いけどモダンな複合文化施設でした。そこで、観客として公演を観に来ていたデレク・ジャーマン監督の作品を後日アップリンクとして配給するようになるのでした。

コロナ禍で閉館した『アップリンク渋谷』はそんな想いを込めて作った場所でした。一番上階に事務所があり、映画館、カフェ・レストラン、ギャラリー、マーケットがあり、映画以外のイベントやワークショップを行う場所でした。広島には、事務所機能の一部も東京から移動させ、自分自身も広島に転居し住む予定です。広島から京都、東京のワークショップに参加します。

ぜひワークショップの参加をご検討ください。

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【ワークショップ概要】

アップリンク代表・浅井による「映画館を拡張するワークショップ」にご参加いただけます。

映画館を単に「映画を観る場所」として捉えるのではなく、映画を起点に、どんな場所やコミュニティをつくることができるのか。
アップリンク広島・吉祥寺・京都、それぞれの映画館を拠点に、参加者の皆さんと一緒に考えていくワークショップです。

また、アップリンク広島が少しずつ形になっていく過程を間近で見ていただけるのも、この機会ならではの魅力です。これから生まれる映画館について考えながら、その変化を一緒に見届けていただけます。

ワークショップは、アップリンク広島・吉祥寺・京都の3拠点で、2027年1月頃から順次開催予定です。
お一人につき、全12回程度のワークショップにご参加いただけます。

各会場での対面開催に加え、オンラインでの開催も予定しています。
すべての回は、夜の時間帯での実施を予定しています。

※開催日・開催方法等は変更となる場合があります。
※アップリンク広島での開催については、開業準備の進行状況等により、内容や開催時期が変更となる場合があります。
※対面・オンラインいずれの回も、欠席された場合は、ご希望の方にアーカイブ動画を共有いたします。

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【お問い合わせ先】

◆E-mail:workshop@uplink.co.jp
◆TEL:0422-70-6556 (営業時間:平日11:00~17:00)

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