アンコール上映!『おかえりなさい、うた』【音の映画】

2013/4/13(土) ●音の映画(1)薄明かり 17:20開場/17:30開演 ●音の映画(2)完全暗転 19:20開場/19:30開演 ●音の映画(3)完全暗転 21:20開場/21:30開演

okaerinasai0222_rgb
日時
2013/4/13(土) ●音の映画(1)薄明かり 17:20開場/17:30開演 ●音の映画(2)完全暗転 19:20開場/19:30開演 ●音の映画(3)完全暗転 21:20開場/21:30開演
料金
一般¥1,500 / 学生¥1,300 / シニア¥1,000 / UPLINK会員¥1,000
会場
ROOM(2F)
リンク
好評につき【音の映画】のみ4/13(土)アンコール上映決定!薄暗がりでの上映回(17:30開演)も!

映画館でしか体験できない完全暗転の中、上映される音だけの映画『おかえりなさい、うた』【音の映画】。その評判はTwitterを中心に口コミで広がり、話題となりました。日増しに客足がのびた結果、後半は満席が続き、せっかく足を運んでいただいたのにご入場できなかったお客さまもたくさんいらっしゃいました。前回の上映の際に満席でご入場できなかった方、観たかったのに機会を逃した方のために急遽、1日限りのアンコール上映が決めました。暗闇が苦手な方のために薄暗がりでの上映(17:30~)もあります。この機会をお見逃しなく!

あなたの頭の中だけに映し出された像と向き合う約90分。

暗闇の中であなたは、誰と出合うの?


わからないものをわからないまま、放り投げる生西康典。
人は誰でも作者の意図や思惑を見つけようとし、意味や価値を見出そうとする。
わからないままであり続けることは難しく、とても怖いことだから。
でも、そんなに大切? わかりあうこと。
彼の作品に触れるとき、そんなことを思い出す。
吉田アミ(前衛家)


生西康典|Yasunori Ikunishi

演出家、美術家、映像作家。90年代半ばから国内外のアーティストのVJを務め、ミュージック・クリップを制作。00年代には映像を使ったインスタレーションを制作し、山口小夜子、掛川康典と共に舞・朗読・映像によるパフォーマンスを継続して行う。田名網敬一や大竹伸朗らとの共作による映像作品もある。様々なイベントの企画も多数手がけており、新旧の映像作家の新境地を引き出すライヴ・イベント「映像作家徹底研究」などがある。00年代後半からは、ダンスや演劇など舞台の演出を中心に活動。最新作は昨年末にTRANS ARTS TOKYOで行なったインスタレーション/パフォーマンス『燃える人影』。DVD:『Dark Room filled with Light』/音楽:Filament〔Sachiko M,大友良英〕(UPLINK)

■音の映画 約90分 音声のみ

「おかえりなさい、うた Dusty Voices, Sound of Stars」5.1ch Ver.

2010年/@東京都写真美術館
「第2回恵比寿映像祭」『歌をさがして』参加作品


――ここが何処だか知ってる?
  暗闇の中でこだまする声と音。在らざるモノの気配と記憶。


構成/演出:生西康典
録音/編集:AO
出演(歌/声):さや(テニスコーツ)、山本精一、飴屋法水、大谷能生、相馬千秋、山川冬樹、吉田アミ、さとみ(ディアフーフ)、島田桃子、飯田芳、かわなかのぶひろ、グジェ・クルク、アリバート・アルガヤ、阿尾靖子、山元汰央 ほか
演奏:植野隆司(テニスコーツ)、今井和雄、勝井祐二、坂本弘道、L?K?O
ジングル:ククナッケ
演出助手:池田野歩

※上映開始10分から完全暗転での上映になります。完全暗転になってからの途中入場できませんので予めご了承ください。なお、1回目17:20開場/17:30 開演の上映のみ薄明かりでの上映となります。暗闇が苦手なかたはこちらの上映を体験されることをおすすめします。

■応援コメント:
何を隠そう私は生西君の作品をいちばん最初から観ている。
何を隠そう私は生西君にいちばん最初に作品を頼んだ者だ。
以来、思えば長い付き合いだが、今もって生西君の作品は私にとって謎である。
そう言うといつも本人は不本意そうだ。だがこれは正直な気持ちだ。
でもだからこそ私は生西君の作品をずっと観てきたし、これからも観るだろう。
謎は解けなくて構わない。むしろ解けないで欲しい、そう思っている。
佐々木敦(批評家)

オリジナル・シュルレアリストたちの、
キレがいいんだか悪いんだか、
突き抜けているんだか中途半端なんだか、
本質的なんだか枝葉末端的なんだかわからないテクストが好きで
(溶ける魚とシュルレアリスム宣言が一緒になってるとか)、
超現実主義ってマジ現実!イズムって訳すとちょうどいいと思うんだけど、
つまり、生西さんの作品は大好きです。
大谷能生(批評家/音楽家)

製作中はいつもこれが何なのかよく知らない、
知らないままだから結局、勘のようなもので関わる。
そして、終わってからもよく知らない。
だけど、全力を尽くすし、並々ならぬ集中力や忍耐が必要とされるし、
スタッフのみんなもボロボロだ。
演奏者としては、「星の行方」と「おかえりなさい、うた」で参加しました。
客で観たのは「Momo,Momoko,Moe et」です。
生西君とは、1回だけのライブとかでも結構一緒にやってて、
一緒にやるのは何でも大変です。
新宿の呑み屋とかジャズバーとかでも、とにかく色んな話をするし、
基本的には意見や感想が対立することが多いけど、それがいいんですよね。
「あれはいい、だっていいから」とか「これはダメ、嫌いだから」とか、
結局好みを主張するだけの子どもっぽいやり取りで終わったりして。
ライブや演劇みたいなものだと思うけど、
記録していたものを再生するってことは、今回は映画かな。
「星の行方」ならよく知ってる。
「おかえりなさい、うた」も参加してるから半分ぐらいは知ってる。
「Momo,Momoko,Moe et」は見たから2割ぐらい知ってる。
生西君のことは9割知ってる、たぶん。
この上映会を見たら、それぞれの作品のことは更に3割ぐらい知るかな?って思ってます。
今回のこういう公演の記録を、今こうして観れるっていうのは、
何だか不思議な気がしますね。
こんなことしていいのかな?生西くんの人生第2部終了みたいな?
植野隆司(テニスコーツ)

生西さんは、目がいい。
いろんな邪念や思惑にとらわれずに、すっと、人や空間や素材やもろもろの、
本当のところを見抜いてしまう。
だから、生西さんの言うことは、時に怖ろしい。
生西さんの仕事は、突き放しているようでいてみなどこか優しい。
いろんなことを見抜いてしまう生西さんには、
人を驚かしたり惑わしたり陥れたりするのはしごく簡単なことのはずなのに、
力づくで何かを伝えるのではなく、
何かが伝わる場を作ろうとするから。
岡村恵子(東京都写真美術館学芸員/恵比寿映像祭ディレクター)

生西くんのことを説明するのはとても難しい。
じゃあ誰だったら簡単なんだと言われると、
いや誰であれ説明するのは難しいですよねそれはと思うけれど、
でもやっぱり生西くんにはちょっと特別な難しさがあるんじゃないだろうか。
なんだろうそれは。ということをずっと考えている。
わからないなら考えなくてもいいんじゃないの?なぜわざわざそんなこと考えているの?という声もどこからか聞こえてくる。それでも考える。
たぶん生西くんの投げかけるものが、考えることをやめさせてくれないのだろう。
死ぬまで考え続けている気がする。
佐藤直樹(グラフィックデザイナー/アートディレクター)

生西さんの活動は、いつも気になります。
どこか自分と似たようなことを考えている気がして。
でも、実際はずいぶん違うんだろうな。
だから、なおさら関心があるのです。
七里圭(映画監督)

かつて山口小夜子さんとコラボレーションしていた頃から、
生西の創り出す世界は濃密で、
何重にも秘密が織り込まれていた。
そして「自らが創り上げた世界に、誰よりも焦がれる創造者の視線」が、
強く作品に絡みついている。
「手を伸ばし続ける者の崇高さ」を、オレは生西作品に感じるのだ。
乗越たかお(作家・ヤサぐれ舞踊評論家)

渋谷の「明日への神話」前で待ち合わせして初めてお会いした生西さんはその穏やかそうな風采とはうらはらに奇抜な迷彩柄のズボンをはいて重そうに荷物をひきずっていて油断ならぬ感じで向かった喫茶店で山口小夜子さんとの舞台作品の記録映像を見て私のために選曲したというコンピレーションCDRを3枚もくださって好んで聞いていたら気づけば生西さんの磁場の中にいた。NとSの間に立つ自分の中を磁力が行き交うみたいに非人間的であまりに人間的な極私的世界の剥きだしにうたれて酩酊しそうになるなかどうにでもなれ、と大丈夫、の両方の眼差しをこちらに向ける生西さん。

Moe and ghosts(ヒップホップグループ)

生西さん おかえりなさい うた じょうほうありがとうございました

◯◯日か◯◯日かに予定をたてています 生西康典の仕事 というのが佳いですね



虹も象もゴリさんもリスもバンビにもぐちゃん あり食いさんにこうもり白馬ことりたち

リンゴに蝶蝶に花 雲にあめ雪が綿菓子のようにふって暖かそう そうそう野うさぎさんも

みな うたで始まる

ならばそんなところにうたでおかえりなさいとむかえられたいとほっします


きょうはまだ庭をながめているだけでなかに入っていません うたを黙してハミング調子で

灯りをつけて 春のいちやの首つりに入ろうかと アップリンクたのしみにしています
首くくり栲象(アクショニスト)

生西さんの作品について考える…光の強さや手触りや耳の奥の残響は思い出されるのだけれど、それが何であったか、言い当てようとすると記憶は急に色褪せてしまう。

逢魔が時みたいな、何かと何かのあいだ、形になる前の時間を再演し続けている人。
藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
Back to Top