“アイボウ時代” 平野勝之×井口昇 90年代作品特集

2014/8/16(土)~8/22(金)

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日時
2014/8/16(土)~8/22(金)
料金
8/16(土)¥2,300(1ドリンク付)、8/17(日)¥2,000、8/18(月)¥1,500、8/19(火)¥2,000、8/20(水)¥1,500、8/21(木)¥1,500、8/22(金)¥1,500
会場
FACTORY(1F),X(2F)

月例企画『月刊 平野勝之』が夏休みに送る、めくるめく1週間の特集上映!

テーマは≪平野勝之×井口昇≫

今回の特集は、今や立派な映画監督である井口昇君が90年代初頭に、僕の監督作の中で彼がどのぐらいひどい目に合っていたか?の作品を集めてみました。

当時、井口君はAVのAD兼、平野組では必要とあらば、何でもやらされてしまう不思議な立場にありました。
お手伝いだけに止まらず、出演からアイデア提出、カメラ、ここでは書けないトンデモナイ事まで、とにかく全身全霊、ほとんど命懸けで仕事してます。なぜそこまでやるのか?疑問に思う方も多いと思いますが、自分たちからしたら単純な事で、井口君的には「自分がひどい目に合って良いものができるのなら、仕方ないなー、」って事だったと思うんですよね。二人とも作品至上主義であって、実は後の事などどうでもいいのです。
あと、井口君の場合は自分のキャラクターを意外と冷静に客観的に見て笑い飛ばす事ができる能力が最初から備わっていて、それらを自ら楽しむ事ができた、と言うのも大きいと思う。そうでないと、これだけの事はできないですよ。
あと、当時、カンパニー松尾、バクシーシ山下などが純粋AV培養から出てきたミュータント的映像だったのに対抗し、僕は自主映画方面から出てきたので、ある種の意地というか「AV純粋培養の方法を取り入れた映画兄ちゃんの逆襲」みたいに思ってて、同じ同志である井口君が巻き込まれていったのもあります。

なんか、当時の僕と井口君の佇まいは、スターウォーズに出てくるロボット、C3-POとR2-D2のコンビみたいに見えます。アタマに「気が狂った~」が付きますが(笑)
まあ、お楽しみ下さいませ。

by 平野勝之

【上映作品&スケジュール】



●8/16(土)18:30開場/19:00開始 オープニングイベント!
【平野勝之×井口昇 激レア映像コメンタリー上映】


ゲスト:井口昇、平野勝之
スペシャルゲスト:若林美保(女優、マルチパフォーマー、ビーパップみのる監督「501」主演女優)
料金:¥2,300(1ドリンク付)



いろいろ事情があって未公開になっている90年代の映像を井口君と僕が解説しながら流すライブ上映です。何が飛び出すかわからない。お楽しみイベントです。貴重な映像を紹介いたします。


●8/17(日)20:20開場/20:30上映【狂気の発禁作品2本立て】


料金:¥2,000

『水戸拷悶』(1992年/59分/V&R PLANNING)
当時、拷問ものの最高峰を作ろうと思いました。心がけたのは展開のスピードかな?フィリップ・ド・ブロカの影響に加えて「わらの犬」やらドンシーゲルやら、B級バイオレンスものの記憶がごっちゃになってます。まあー(涙)のぼのぼちゃん(井口昇)かわいそう。かわいそうシリーズ第1弾でしょうか。これ、復刻したけど劇場で見た方が何倍も良いです。お客さんの反応見ててそう思いました。

『水戸拷悶2 狂気の選択【完全版】』(1997年/50分/V&R PLANNING)


(水戸拷悶 不完全版のオリジナル未公開バージョン)
先日、V&Rから、不完全版なるものがDVDで発売されましたが、これがオリジナルで完全版となります。当時、審査で落ちているため、不完全版はところどころカットされ、余計なテロップを入れての発売となりました。こちらは完全版ですので、お見逃しなく。のぼのぼは、ひどい事になりすぎて、何がなんだかわからない事になってます。必見!!




●8/18(月)20:20開場/20:30上映【劇場初公開!】


料金:¥1,500

『素人娘ナンパSM 劇場版』(1993年/シネマジック)


本物の素人をナンパして、SMまでやってしまおう、という、かなり無謀な企画です。僕と井口のぼのぼで、ナンパするってんだからうまくいくわけがありません。それでも本物素人を意地でも使うんだと、頑張りましたが…、そのうちに、井口君と僕の共通の女友達を強引に作品に引っ張りこむ事になり、しかもその女の子に井口君は恋心を抱いていたから、さあ大変。井口昇の青春地獄絵巻と言えましょう。このシリーズは当時、ヒットして、6作ぐらいまで作られましたが、井口君の物語はパート3までで、本作は3作品をまとめた劇場版となります。シリーズ2、3の冒頭は仁義なき戦いのオープニングを意識してます。




●8/19(火)20:20開場/20:30上映【奇跡の発禁作品2本立て】


料金:¥2,000

『ザ・タブー恋人たち』(1993年/48分/V&R PLANNING)


これはねー、単なる苦し紛れで作ったものなんだけど、後に「監督失格」にも通じる恐ろしい偶然を生み出す事になっちゃった作品です。これは一体なんだったんろうか?って時々思います。それはともかく、顔射される井口君とか、最後は親にも自慢できちゃう、素晴らしい井口君の勇姿を見る事ができます。ここではとてもオソロシクテ書けません(笑)

『ザ・タブー恋人たち2 自力出産ドキュメント』(1994年/71分/V&R PLANNING)


前作のタブー恋人たちとセットで見るべき作品です。恐るべき偶然を体験できます。これも発禁なので、たまにこうして劇場でしか見る事ができません。そりゃ、発禁食らうよなー。僕が審査員だったらトンでもないですよ、こんなもの(笑)何度でも書きますが、二千円で見れるなんて安いっすよ。監督失格の記憶を元に見てほしいですね。井口君が作品内でさりげなくテーマを語っています。「人はなんのために生まれてくるんでしょうねー?」って。これ見るとほんとそう思うよ。




●8/20(水)20:20開場/20:30上映【劇場初公開!&「月刊 平野」リクエスト作品2本立て】


ゲスト:井口昇、平野勝之
料金:¥1,500

『アンチ素人奥さん出演ビデオ』(1994年/V&R PLANNING)

劇場初公開。これはねー、監督不在で作品は成立するか?って実験を試みました。すなわち、井口昇、原達也、杉山正弘、という、水戸拷悶や、その他作品で当時レギュラー出演していた、人間失格者3名が人妻相手にハメ撮りしてくるだけ、という内容なんですが、これがかなり面白い。井口君のエンターテイメントセンスが爆発しています。隠れたお気に入り作品なんですよ。ぜひ劇場で笑って見てほしいです。

『アブノーマル志願 柔肌(からだ)に教えて2』(1995年/シネマジック)


前回上映の大好評につき、再び登場。井口昇原案、卯月妙子、ポンプ宇野出演の超豪華メンバーによるメタフィクション。SM、女子高生の恋愛ドラマから、なぜかハイジャックものになる離れ技作品。これは絶対女性が見た方がいいと思うよ。AVに縁がまったく無い若いインテリ系女性がいきなりこれ見て、アートだあ!って叫んでましたから。いや、ホントだって(笑)




●8/21(木)20:20開場/20:30上映【恐怖!夏休み納涼2本立て】


ゲスト:井口昇、平野勝之
料金:¥1,500

『ザ・ガマン しごけ!!AVギャル』(1993年/第1部(50分)のみ上映/V&R PLANNING)


あー、警察に捕まったやつね(笑)下水道を舞台にボディコンギャルの死闘を描く!!っていう、スーパーエンターテイメント再登場!
僕的には「第三の男」とかやるつもりだったんだけど、もう洒落にならんぐらいの騒ぎになってしまいました。下水道局員と警察が十数名づつ出動する大騒ぎになりまして…
まあ、見て下さいよ。

『ザ・きもだめし 飛んで火に入るAVギャル 劇場版』(1994年/V&R PLANNING)


これは墓場で変態集めて暴れるやつです。
あー、もうなんか、こんなのばっかだなー(笑)
我ながら、馬鹿馬鹿しいですねー、しかし、この変なタイトルじゃ売れなかったんじゃないー?って余計な事考えちゃいますね。
これは本気で幽霊撮ろうと思っていろいろやるんだよねー、まあ、やっぱり大騒ぎになっちゃうんだけど。墓石に謝ってる、なぜかリーゼントの井口君が笑えます。




●8/22(金)20:20開場/20:30上映【AV史上屈指のマスターピース】


ゲスト:ビーバップ・みのる(AV監督)、平野勝之
料金:¥1,500

『わくわく不倫講座』(1995年/106分/V&R PLANNING)


これだけは、なるべく多くの人に見ていただきたいです。井口君とのコンビネーションは、これがひとつのピークと言っても良いでしょう。なぜか?は見た人だけがわかります。スーパーメタドキュメントフィクション。一大娯楽大作です。でもねー、これ思い出すといつも思うんだけど、井口昇という男は、半分ぐらいは女だったんだなーって(笑)いや、ホントにね。
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