VIDEOREFLEXIVE Vol.3 ヴィデオ:コラージュ/モンタージュ Video : Collage / Montage 特集:瀧健太郎・西山修平

2014/11/14(金)19:00開場 19:30上映(上映終了後トークショー~ 21:30)

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日時
2014/11/14(金)19:00開場 19:30上映(上映終了後トークショー~ 21:30)
料金
一般¥1,500/学生¥1,000
会場
FACTORY(1F)

ヴィデオにおける「コラージュ/モンタージュ」は既成の時空間を切り刻み、 新たな映像による現実を生成する!



2000年代、映像が現実化した世界を、映像によって切り刻み続けた2人のアーティストの軌跡を、ヴィデオによるコラージュ/モンタージュと いう視点で読み解き、空白の美術史に問いかける。
Chopping off videos into pieces, an experiment of the two young video artists from 2000’s,Kentaro Taki and Shuhei Nishiyama’s, will be analyzed as video collage and montage.

"私はあらゆる素材を制作に用いる…画面がそれを要求するなら"
クルト・シュヴィッタース(1921年)

"われわれは、映画作品を二語によって定義する。つまり、モンタージュ的に「私は見る」である"
ジガ・ヴェルトフ(「非劇映画の意義について」1923年)

2014年11月7日[金] 19:30(開場19:00)- 21:30
vol.1 瀧健太郎 Kentaro TAKI Video Collage/Puzzling
ヴィデオ・コラージュ/パズル
※上映後、瀧健太郎×平本正宏(作曲家)とのトーク



2014年11月14日[金] 19:30(開場19:00)-21:30
vol.2 西山修平 Shuhei NISHIYAMA Video Montage/Shredding
ヴィデオ・モンタージュ/シュレッダー
※上映後、西山修平×沢山遼(批評家)とのトーク



同時開催 瀧健太郎・西山修平ギャラリー展示 UPLINK1F Gallery

11月5日(水)~ 11月24日(月)10:00~22:00(入場無料)
主催:UPLINK ビデオアートセンター東京  
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)




vol.1 瀧健太郎 Kentaro TAKI  Video Collage/Puzzling ヴィデオ・コラージュ/パズル
7 Nov.(fri) 2014 19:30-21:30 上映後、瀧健太郎×平本正宏(作曲家)とのトーク

the Stolen Air ストールン・エアー(1998, 5min.)



次々と現れては移り変わり消えて行く、TVの映像たち。一見無関係なそれらを盗む=サンプリングし、「映像=音楽」として「コラージュ=演奏」してゆく。 TV images are appearing and disappearing one after another. ”Stealing those seemingly unrelated=sampling”,“images=music”, and “played = collaged”.


War on TV TVの中の戦争(1999, 5min.)



マスメディアの枠組みを通して執拗に配給される戦争の映像を加速度を増して再構築することによって立ち現れるもの。そこでは平和を描く映像すら戦争の似姿である。情報戦争/戦争情報。 War-images are persistently distributed through mass media.Seeking in to what is found in the images of these reconstruction and acceleration. There is a resemblance between war and peace. War for information/ information of the war.


radio lantern ラジオランタン(2000, 5min)



ラジオとビデオ・カメラを使ったパフォーマンス。作者はラジオのチューニングのつまみをひねることで操作する。作者はスピーカーを蓋したり、振ることによって演奏し、ラジオの音が変化する。観客は元々の音楽を聞くことができない。
this is a performance with using radio and video camera. Performer operates a radio with turning knob of it. The sounds come from speaker, and performer plays music with shaking and shutting out this speaker. Audiences can’t listen to the music as original itself.


Exchangeable Cities 交換可能都市(2002, 8min.)



世界中のありとあらゆる寄せ集めで構成される虚構の都市を映像で再構成する。都市空間のスペクタクル化は映像情報の氾濫と同義である。 To represent and recompose the fake city assembled with many elements of the world. The spectacularization of the city has same meaning with the overflowing of the images.


Prologue 序(2004, 8min.)



メディア社会やグローバル化する世界を ヴィデオ ・メディアを使って読み取り、現代の都市像を偽りの姿として捉える試みの序章として。 An experiment of video/media. Interpreting the media society and globalizing world, and capturing the modern city image as disguise. The first chapter from 32minutes video work “Fort of the Fabrications”.


Living in the Box -dimension リヴィング・イン・ザ・ボックス -dimension(2010-13, 10min.)



箱の中に様々な身体の部位が現れる。閉ざされた空間で何かを探すように動くそれらの身体と、敷き詰められた物質が、映像に一つの緊張感を生み出す。 Body parts are displayed as specimens in white boxes. Those body parts, moving slightly as they are searching for something with in each isolated box, recalls the physical and psychological blockages in modern life.


Tangram タングラム(2011, 3min.11sec.)



日々何気なく撮ったビデオ映像がパズルのピースになる。それらピースを、傾け、組み合わせ、自分が生きた時間、知覚した世界を形作ってゆく。
The videos from everyday life becomes pieces of the puzzles. As turning and combining these pieces together, artist forms the time he lived and perceived. Shot before and after theearthquake on 3.11.


Hymne AXochipilli/du Japon ショシピリ賛歌(2013, 2min.50sec.)



劇場に響く無意味な音声による詩の朗読は、情報過剰な社会への反撥となりうる か? レトリスムの代表的アーティスト、モーリス・ルメートルへのオマージュと して、彼の1961年の音声詩「ショシピリ賛歌」を瀧がヴィデオで再演する。 A sonic poetry reading. The performer’s voice echoes into the theater against innumerable information/images flooded in an urban space in Tokyo. Homage to Maurice Lemaitre, artist/filmmaker of Lettrisme.


Video Synphonia ヴィデオ・シンフォニア(2014, 3min)



都市の喧騒、ヴィデオのノイズが奏でるシンフォニー。新作。
A symphony played by the bustle of urban space and video noise. The latest piece of Kentaro Taki.


Artist Profile
瀧健太郎 Kentaro TAKI



1973年大阪生まれ。文化庁派遣芸術家研修員)(’02)、ポーラ美術振興財団の研修員(’03)としてドイツでヴィデオ、メディア芸術につい て学ぶ。「アジアンアートビエンナーレ2009」(台湾国立美術館)、「Video Life」(2011, StPaulstGallery, NZ)、「黄金町バザール2011」にて屋外での映像投影、「Les Instant Video:50 ANS D’ARTS VIDÉO」(2013, Marseille)でのヴィデオアート誕生50周年展などに参加、またヴィデオアート先駆者の証言を集めたドキュメンタリー「キカイデミルコト」(2011)など啓蒙活動も行なう。 HP
Guest Profile
平本正宏 Masahiro HIRAMOTO



作曲家。音楽レーベルTekna TOKYO主宰。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。2006年より写真家 篠山紀信のdigi+KISHINや展覧会の音楽 を担当。2013年映画「さよなら渓谷」の音楽を担当、第35回モスクワ映画祭にて審査員特別賞を受賞する。振付家金森穣、デザイナー奥村靫正、建築家鳴川肇など、様々な分野の精鋭とコラボレーションを行う他、国内外のダンスカンパニーの音楽を担当する。 2014年アルバム「OPERA ONE」「CHAMBER MUSICONE」を2枚同時リリース。 HP


vol.2 西山修平 Shuhei NISHIYAMA Video Montage/Shredding ヴィデオ・モンタージュ/シュレッダー
14 Nov.(fri) 2014 19:30-21:30 上映後、西山修平×沢山遼(批評家)とのトーク

between the images ビィトウィーン・イメージズ(2002, 10min.)


何気ないシーンを撮影した映像クリップを利用して、ヴィデオの要素である、映像・音・文字を解体する。そこでは、断片化された要素の間に私たちが何を見るのかが試される。 Using the clips from everyday life, this work unravels the elements of video, which are imagery , sound, and the text. Audiences are tested to see what they view between those fragments.


Waiting for looking for…ウェイティング・フォー・ルッキング・フォー (2005.12min)


写真家中平卓馬に横浜駅で偶然出会った。彼は何を探し、何が現れるのを待っているのか?彼の姿を見ている私たちは、何を期待し、何が起きるのを待っているのか?


SHOT from Video of Maldoror SHOT マルドロールのヴィデオより(2007, 10min.47sec.)


映像・音声の批判的考察を行なう映像作品”Video or Maldoror”からの1編。引きずられるマイクロフォン、カメラレンズの破壊、などN.Y.同時多発テロ以降の映像状況を見せる。 One of the chapter of the critical study piece of audio and the video, “Video or Maldoror”. Including the imagery of microphone being dragged on the floor, the distraction of the camera lens, and the footage of N.Y. city during the 9.11.


the figure in the future 未来の形象(2009, 11min.)
「未来」と映像との関係をめぐり、オーストラリア・シドニーにて制作された作品。時制を「未来」にずらし、映像がもつ記録の力を用いて、「未来」を映像により表現することが試みられる。
Produced in Sydney, Australia, this work seeks for the relationship between our “future” and the moving imagery. With the power of video to record, this work attempts to express the “future” as replacing the time.


FREE DVD FOR FREE 自由のための無料DVD(2012, 6min.)


作者の作品入りDVDを実際に路上で配布するというプロジェクト。 アート作品を自宅に持ち帰り、私的空間で鑑賞することは、ネット動画など溢れる現代にどういう行為性を持っているのかを示す。 This project starts with distributing the artist’s DVD to people on the street. People can bring back the work to their own private house to view it. It’s a study of what free art DVD indicates in this present society full of internet movies.


timeless video: 1 / 100*100 タイムレスヴィデオ(2013, 9min.)


ヴィデオが切り刻まれ、再提示される。すべての瞬間の映像と音声の断片が、同時に知覚される。ここではヴィデオの論理による知覚を通じて、人間の知覚の限界と、 その拡張の可能性を提示している。 Here, Video will be chopped off and re-presented.All the fragments of the moment of the video and audio are perceived at the same period of the time. Through the logical perception of the video, present the limitations of human perception and its possibilities to expand.


in the twinkling of an eye 瞬く間に(2013, 6min.)


映像と音声を分割し、時間をずらして再生することにより、全時間の断片を同時に見て、聞くことができる。一瞬が永遠になり、永遠が一瞬になる時間の中では、単一と複数の境界はなくなっていく。 In this work, an artist splits the video and audio, stagger the playing time, watching and hearing all the moment and pieces at the same period of time. A moment becomes eternal, and the eternal becomes instant. And soon, we start to lose the boundaries between the “single” and “multiple”.


scission ¦ overlays 切断|重層(仮)(2014, 10min.)


イメージ・サウンド・言葉、それぞれが独自の論理とリズムで展開していく。これらは、瞬間ごとに、つながり、重なり、ぶつかり合い、新たな意味や要素を生成し続ける。 Images, sounds and words, will unfold in their own logic and rhythm. These leads in every moment, overlap, clash, continue and generate new meanings and elements. With audio and imagery, as isolated information, new uniform world of the video will be born.


Artist Profile
西山修平 Shuhei NISHIYAMA



1976年、神奈川県鎌倉市生まれ。立命館大学文学部にて美術批評を専攻。アヴァンギャルドシネマ やヴィデオアートに影響され、1998年からヴィデオ、8mmフィルム、写真を用いて作品制作を開始。 シングルチャンネル、インスタレーション、パフォーマンス作品を制作。2007年から2008年までオー ストラリアに滞在し作品を制作し、シドニーにて個展を開催。2009年から東京を拠点に活動。2012 年は新宿ゴールデン街グリゼットにて個展、パリ・ポンピドゥーセンターにて上映。これまで欧米、ア ジア各国での映像フェスティバルにて作品が上映されている。HP

Guest Profile 沢山 遼 Ryo SAWAYAMA


1982年生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。美術批評。 主な論考に「描画/演奏―石田尚志論」(『組立―転回』2014年、組立)、「限界経験と絵画 の拘束―香月泰男のシベリア」(『前夜/前線―Critical Archive vol.2』2014年、ユミコ チバアソシエイツ)など。 HP
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