『61ha(ヘクタール) 絆』

上映中〜1/3(木)

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日時
上映中〜1/3(木)
料金
一般¥1,500 / 学生¥1,300(平日学割¥1,000) / シニア¥1,000 / UPLINK会員¥1,000/障がい者+付添1名各¥1,000
会場
X(2F)
作品分数
97分
リンク
※好評につき、上映延長決定!12/30(日)まで上映します。時間は決まり次第発表します。

悲しいときも、うれしいときも
あなたと紡ぐ 愛のうた


瀬戸内海に浮かぶ島・大島。
島のハンセン病療養所「大島青松園」で暮らす夫婦、東條高さん・78歳と康江さん・75歳。目は見えず、不自由な身体のリハビリを懸命に続ける妻に、優しく寄り添う夫。わずか61ha(ヘクタール)の島での生活は60年以上にも及ぶ。
このところ、ふたりはしきりに歌の練習を続けている。熊本の療養所で開かれるカラオケ大会に出場するため、島を出る日が近づいているのだ・・・。

監督は、ドキュメンタリー映画『ハルコ』(2004) で母と子を、劇映画『マリアのへそ』(2007)でマニラで生きるストリートチルドレンを描き、社会の周縁で暮らす人々を撮り続けてきた野澤和之。ご飯を食べて、お出かけをして、寝る、ふたりのごくごく普通の生活を、夫婦の楽しみであるカラオケと康江さん得意の短歌にのせて記録する。時にユーモラスに描写される夫婦の会話、なんでもないやりとり、そのひとつひとつが観るものの心を掴んで離さない、珠玉の愛の物語。

生かされて 生きる命の 確かなり 沈む夕日も 朝日とならん




「康江さんの短歌に出てくる「夫」をオットと読む野澤監督に二度ほど、びしっと「ツマ」と言いなおす場面がいいですね。付け加えますと、古代では「つま」は「妻(つま)」の意にも「夫(つま)」の意にも使うことばで、刺身の「端(つま)」と語源は同じです。隣にいるものといった意味なのですが、その感じが、二人にはぴったりで短歌の表現にふさわしいと思いました。
イエスに対して、病気をなおしたら信じてやるというエピソードもいいですね。(日本の)神と人との関係はいつもああいう形で存在します。イエスにとってはえらく驚いたかもしれませんが。
ずいぶん時間をかけて創ってらっしゃるのがよくわかりましたし、表立ってハンセン病政策を告発するというような作品ではないというところもすばらしいと、あらためて思いました。しかし、私たちにとってはとても重いテーマを突きつけられる映画です」
-三浦佑之(立正大学文学部教授、千葉大学名誉教授)

『61ha(ヘクタール) 絆』(2011年/日本映画/カラー/16:9/ステレオ/97分)
監督・脚本:野澤和之
プロデューサー:中村孝
脚本協力:さらだたまこ
撮影:堀田泰寛(J.S.C.)
音楽:KAZZ 
製作・配給:インタナシヨナル映画株式会社


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