『その後のふたり』

上映中~3/15(金)

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日時
上映中~3/15(金)
料金
一般¥1,500/学生¥1,300(平日学割¥1,000)/シニア・UPLINK会員¥1,000
会場
FACTORY(1F),X(2F)
作品分数
91分
リンク

遠くに行きたかった。
どこでもいいから、
おまえから離れて遠いところに。


15年もの長きにわたり、公私ともにドキュメンタリー製作をつづけてきたカップルの映画監督、純哉と七海は、創作上の意見の食い違いから交際を終わらせた。七海は東京に残り、純哉は新しい創作のヒントを求めてパリに渡った。七海の提案で、二人は自分たちを素材として、「別れたカップルのその後を追いかける」ドキュメンタリーの制作に踏み切る。新しい出会いを探しながら、愛とは、創作とは、人生とは何か、を追いかける七海と純哉。往復書簡のように、美しくもせつない映像レターが東京とパリを行き来する。仕事に没頭するあまり、自分を失っていく七海、いつまでも作品が出来ずに苦悩する純哉、二人がそれぞれの街で出会う人々との日常をドキュメントしながら、物語は新しい再生のラストへ向かって、季節が移り変わるように静かに移行してゆく。

「自分たちで資金を集め、自分たちで運営管理する映画を作ろう」監督であり主演でもある辻仁成の呼びかけのもとに、スタッフを集め、製作をスタート。“ふたり”を演じるのは、監督である辻仁成と、坂井真紀。15年も時を同じくしたカップルを絶妙の距離感で演じている。その他のキャストに、放送作家の倉本美津留、舞踏家の伊藤キムと、現代アート集団Chim↑Pomのエリイ、そしてフランス勢は映画監督ジャック・ペランの元パートナーで映画プロデューサーのシャンタル・ペランや、リュック・ベッソン監督作品などの撮影監督であるジェラール・ステランなど、辻仁成監督作ならではの、個性的な才能が集結した。 

『その後のふたり』(2011年/日本/91分/HD/カラー)
出演 坂井真紀、辻仁成、倉本美津留、伊藤キム、シャンタル・ペラン、セシール・ランシア、ジェラ-ル・ステラン、ミーシャ&チュック兄弟、ドミニク・ブシェ、ケヴィン、エリィ、ロマネスク石飛 ほか
脚本・監督・編集 辻仁成
撮影 中村夏葉
録音 鈴木昭彦、深野千穂
音楽 磯江俊道
制作 Jinsei Film Syndicate
配給 アップリンク
宣伝 ジェイティーコミュニケーションズ







◆関連書籍情報

辻仁成 著『その後のふたり』

四六判変型/上製/168ページ
定価1,300円(税別)
Amazonで購入する

発行:アップリンク
発売:河出書房新社
発売日:2013年1月22日発売
ISBN:978-4-309-90973-8


ベストセラー作家、辻仁成の書き下ろし最新作

2013年2月9日公開の辻仁成監督による映画『その後のふたり』と同じ骨格を持ちながら、映画で描かれる世界の裏側に潜んでいる1つの真実を文学化。ここにふたりの秘密が明らかになる。

ジャンルを超越する表現者・辻仁成の新たな試み
映画では、15年もの長きにわたり公私ともにドキュメンタリー製作をつづけてきたカップルの映画監督、純哉と七海が、創作上の意見の食い違いから交際を終わらせた後の世界が描かれる。一方、小説『その後のふたり』は、その後、ふたりが三年ぶりに再会したところから始まる。そこに描かれるのは、映画の中では一切描かれていないもう一つ別の世界である。映画のノベライズでもなく、小説の映画化でもない。映画を先に観た人が小説を読むと驚く仕掛けが施されており、小説を先に読んだ人が映画を観ると、角度の違いでこれほどまでに異なる世界が生じる不思議を体験する。文学と映画がどちらかの属性とならず、双方が単独で屹立できる手法を駆使して創り上げられている。
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