『タリウム少女の毒殺日記』公開記念!土屋豊監督特集

上映終了

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『新しい神様』より
日時
上映終了
料金
一律1,000
会場
ROOM(2F)

『タリウム少女の毒殺日記』公開記念!土屋豊監督特集


【上映作品】

7/27(土)16:40

『新しい神様』(1999年/デジタルビデオ/カラー/99分)

監督・脚本・編集:土屋豊
撮影:土屋豊、雨宮処凛、伊藤秀人


右翼思想の女性の日常に、左翼思想の監督が迫る異色のドキュメント。監督は「あなたは天皇の戦争責任についてどう思いますか?」の土屋豊。出演は、パンクバンド“維新赤誠塾”のヴォーカリスト・雨宮処凛。

1999年山形国際ドキュメンタリー映画祭・国際批評家連盟賞特別メンション受賞
2000年ベルリン国際映画祭他出品作品


【STORY】
右翼パンクバンド“維新赤誠塾”のヴォーカリスト・雨宮処凛は、幼い頃のイジメ体験から成長しても社会の中に自分の存在価値を見出せずにいた。そんな彼女を救ったのは「右翼の思想」。一方、土屋豊監督は反天皇思想の左翼主義者。彼は、雨宮やバンドのメンバーにして彼女の同志・伊藤秀人に反発を感じながらも、右翼と左翼に共通する社会に対する閉塞感に興味を持ち、彼女にデジカムを渡し日常を撮影させる。北朝鮮を訪問し「よど号」グループの人々と会ったり、新右翼の会合に参加したり、また所属していた団体を脱退したり、伊藤や土屋と議論を交わしたり、時にはカメラに向かって独白する雨宮。やがて、彼女は自立への道に向かってを歩き出そうとする。


7/28(日)14:30

『PEEP“TV”SHOW』(2003年/DVCAM/カラー/98分)

監督・脚本・編集:土屋豊 
共同脚本:雨宮処凛 
助監督・美術:江田剛士 
撮影:二宮正樹 
手伝い:はち


ドキュメンタリー「新しい神様」で注目を浴びた土屋豊監督が、”平坦な戦場としての日常”を浮かび上がらせる異色ドラマ。盗撮魔の男とゴスロリ少女の交流を通して、日常に潜む様々な病巣を掬い取る。「新しい神様」で取材対象となった雨宮処凛が、監督と共同で脚本を執筆。

第33回ロッテルダム国際映画祭< タイガーアワード・コンペティション>国際批評家連盟賞受賞
モントリオール国際ニューシネマ映画祭 最優秀長編映画賞受賞
ハワイ国際映画祭 NETPAC特別賞受賞


【STORY】
真夏。長谷川(長谷川貴之)は、東京・渋谷の駅前交差点でシャツを頭から被って座り込んでいる。足元に超小型ピンホールカメラを仕掛け、通行人の脚をモニターしているのだ。彼は、9.11の同時多発テロ以降、自らのリアリティの感覚が倒錯してしまった盗撮魔だ。
長谷川は、2002年8月15日(敗戦記念日)に「PEEP “TV” SHOW」というインターネット・サイトを開設する。そのサイトでは、彼の盗撮した映像が公開されると同時に、9.11テロの実行犯とされるモハメド・アタのWTC突入までの行動が、長谷川によってカウントダウンされている。
渋谷駅前交差点で盗撮を続ける長谷川を、萌(ゲッチョフ・詩)が偶然、発見する。彼女も自分自身の生きてる実感、リアリティがつかめないまま、ゴスロリ(ゴシック&ロリータ)と呼ばれるファッションを身にまとって空虚な日常を送っていた。
萌をはじめ、インターネット・サイト「PEEP “TV” SHOW」には、メディアに覆われた情報資本主義社会の中で壊れかけている様々な観客が集まった。コンビニにしか出かけることのできないひきこもりの青年(幸山 守)、将来に希望をもてず睡眠薬で寝る為に生きている過労サラリーマン(冨)、革命家になることを夢みる貧乏なコンビニ店員(さくら)・・・しかし、彼や彼女らは、決して現実世界で交わることはない。
観客が日毎に増え続ける「PEEP “TV” SHOW」は、更に過激になり生中継の動画配信が始められる。猫をビニール袋に入れて虐待したり、長谷川自身が出張風俗嬢に虐待される中継映像を見た萌は、激しく心を揺さぶられ、渋谷駅前交差点に直接、長谷川に会いに出かける。
萌と長谷川は、互いにどこかで共感し合い、共犯者となって二人で盗撮を始める。デパートの女子トイレを、痴話喧嘩が繰り広げられる同棲カップルの部屋を、二人は実感のない世界への復讐のように、そして自らのリアリティを奪還するかのように盗撮を繰り返していき、やがて、2002年9月11日をむかえるのだが・・・


土屋 豊
1966年生まれ。1990年頃からビデオアート作品の制作を開始する。同時期に、インディペンデント・メディアを使って社会変革を試みるメディア・アクティビズムに関わり始める。ビデオアクト・主宰/独立映画鍋・共同代表。
1999年、異色の長編ドキュメンタリー『新しい神様』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で国際批評家連盟賞特別賞を受賞。劇場公開でもロングランを記録。2003年、長編フィクション『PEEP”TV”SHOW』がロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞、モントリオール国際ニューシネマ映画祭で最優秀長編映画賞、ハワイ国際映画祭でNETPAC特別賞を受賞するなどし、海外でも劇場公開され、国際的な注目を集めた。2007年には、『遭難フリーター』(監督:岩淵弘樹)のプロデュースも手がけた。独立映画鍋公式サイト
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