『戦争と一人の女』

上映終了

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(C)2012戦争と一人の女製作運動体
日時
上映終了
料金
一般¥1,500/学生¥1,300(平日学割¥1,100)/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000
会場
ROOM(2F)
作品分数
98分
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トークショー開催決定!

4/20(日)の上映後トークショーに急遽、村上淳さんの参加が決定!
※4/25(金)に予定しておりましたトークショー、足立正生(映画監督)+ 井上淳一(監督)+ 司会・片嶋一貴(プロデューサー)が4/23(水)に変更になりました。

●4/19(土) 高尾祥子(CAST)+ 寺脇研(企画統括プロデューサー)

●4/20(日) 村上淳(CAST)+ 荒井晴彦(脚本)+ 司会・片嶋一貴(プロデューサー)

●4/23(水) 足立正生(映画監督)+ 井上淳一(監督)+ 司会・片嶋一貴(プロデューサー)

●4/25(金) 大島葉子(CAST)+ 井上淳一(監督)

なぜ、いま、戦争なのか?
なぜ、いま、第二次世界大戦の、銃後を描いた映画なのか?
なぜ、いま、戦後、無頼派と呼ばれた人気作家・坂口安吾の映画化なのか?


戦争の中で、ただ自分の欲望に忠実に生きる元娼婦、飲み屋の女将。
戦争と戦争に至る日々に絶望した作家。
戦争を十字架のように背負い、中国戦線で右腕をなくした帰還兵。
……戦争の被害者であり、加害者でもある彼らは、どのように生きようとも、戦争から逃れられず、戦争によって少しずつ損なわれていく。
それでも人間は生きていく。生きていかなかればならない。
脆さや弱さ、たくましさやしたたかさ、悲しみやおかしみを抱えながら――。


【STORY】
「どうせ戦争で滅茶々々になるのだから、今から二人で滅茶々々になって、戦争の滅茶々々に連絡することにしようか」作家はそう言い、飲み屋の女と刹那的に同棲を始める。
女は、幼い頃遊郭に売り飛ばされ娼婦となったことで、不感症の体になっていた。
「戦争が終わるまで、やりまくろうか」……戦争で死ぬ恐怖と虚無に苛まれながら、二人は愛欲に耽る。

一方、中国戦線で右腕を失った男が、妻と息子に迎えられ帰ってくる。息子は、なくなった父の右腕をじっと見つめる。彼が失ったのは、腕だけではなかった。
ある日、数人の男に襲われている女を見つけ、自分が興奮していることに男は気付く。
中国戦線で中国の女を犯しまくった記憶が甦ったのだ。その日から、「お米が手に入るよ」と言って何人もの女を山奥に連れ込み、犯し始める。

戦争によって多くを喪失した三人の男と女。
戦争が終わった後も、まだ戦争の中にいるかのように縛られ、蝕まれる。
「ほんとうに戦争は終わったの?」実感できぬまま「戦後」を生きようとする女。
作家は変わっていく時代の中、生き方が分からない。
片腕の男は、中国で犯した罪から逃げられず、戦後の日本で同じ罪を繰り返す。

やがて、作家はヒロポン中毒で死に、片腕の男は逮捕され死刑になる。
女はひとり生き残る。お腹の中には、片腕の男に犯された時に出来た子供がいる。
それは、絶望なのか、希望なのか――。


『戦争と一人の女』(2012年/カラー/ビスタサイズ/98分)
キャスト:江口のりこ、永瀬正敏、村上 淳、柄本 明 他
原作:坂口安吾
監督:井上淳一
企画・統括プロデューサー:寺脇 研 
脚本:荒井晴彦、中野 太
配給:ドッグシュガームービーズ



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