『書くことの重さ~作家 佐藤泰志』

上映終了

加藤と泰志
(C)2013タキオンジャパン
日時
上映終了
料金
一般¥1,500/学生¥1,300(平日学割¥1,100)/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000
会場
ROOM(2F)
作品分数
91分
リンク

トークショー開催決定!

4/12(土)18:10の回上映後、ゲスト:岡崎武志(書評家)
4/13(日)19:45の回上映前、ゲスト:加藤登紀子(歌手)
4/14(月)17:30の回上映後、ゲスト:村上新悟(無名塾所属)

『そこのみにて光輝く』(出演:綾野剛、池脇千鶴)公開記念アンコール上映


「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」
「きみの鳥はうたえる」を世に送り出した作家の生涯


村上春樹、中上健次らと並び評されながら、不遇をかこった小説家・佐藤泰志。その知られざる生きざまをいま—−−−
2010年に劇場公開され、キネマ旬報第9位に選出されるなど大きな話題になった映画『海炭市叙景』(加瀬亮主演・熊切和嘉監督)。原作者・佐藤泰志の故郷である函館をモデルにした“海炭市”を舞台に、その土地で生きる人々の姿を力強く描き、複数の挿話が交錯する物語は多くの観客を魅了した。その原作者であり、“幻の小説家”と言われていた佐藤泰志も、映画『海炭市叙景』の公開により過去の著作の復刊が相次ぎ、大きな注目を浴びた。村上春樹、中上健次らと並び評されながら、文学賞にめぐまれず、90年に自らの命を絶った不遇の小説家・佐藤泰志。その知られざる、小説を書くことに捧げた生きざまを再現ドラマを交え、世に問うドキュメンタリー映画『書くことの重さ』。ひとりの小説家の生き方から、我々は何を思い、何を感じるのだろうか。



監督は、広島と長崎の両市で被爆し、二重被爆者となった山口彊さんを追ったドキュメンタリー映画『二重被爆』『二重被爆〜語り部 山口彊の遺言』の稲塚秀孝。北海道苫小牧市出身で自らも小説家を志していた稲塚監督は、同時代に北海道で生まれ、中央の文壇で活躍していた佐藤泰志にまばゆい憧れを抱きながらも、若くして命を絶ったその実人生に興味をもち、ドキュメンタリー映画の製作を思い立つ。
その趣旨に賛同するように集まったスタッフとキャスト。語りには日本を代表する名優、仲代達矢。ドラマ部分で佐藤泰志の母親役を演じる、歌手、加藤登紀子。また、仲代達矢が主宰する無名塾から結集した実力派俳優たちも、佐藤泰志の人生の再現に力を注いでいる。


佐藤泰志 プロフィール
佐藤泰志
(1949~1990)
作家。北海道函館市出身、函館西高校在学中に「有島青少年文芸賞」(北海道新聞社主催)を2年に渡って、優秀賞受賞。2浪の後上京し、国学院大学文学部哲学科在学中に、同人誌「黙示」「立待」さらに「北方文芸」に執筆。卒業後、アルバイト生活を続けながら、同人誌「贋エスキモー」を続ける。文学界新人賞(1974年)候補、新潮新人賞(1977年)候補の後、1979年「草の響き」(文藝7月号)で文芸誌デビュー。そして「もうひとつの朝」で「作家賞」(1980年)受賞。「きみの鳥はうたえる」(1981年文藝9月号)で第86回芥川賞候補となる。以降合わせて5回芥川賞候補となるが、いずれも落選。1989年、「そこのみにて光輝く」で第2回三島由紀夫賞候補となるが落選。その後「海炭市叙景」を「すばる」に断続的に掲載。36篇を構想するも半分の18篇で終了(1990年「すばる」4月号)となる。
1990年10月10日に亡くなる。亨年41。
2010年に函館の有志たちの発案による「海炭市叙景」(加瀬亮主演・熊切和嘉監督)の映画化が実現し、大きな話題となる。



『書くことの重さ~作家 佐藤泰志』(2013/日本/カラー/HD/91分)
プロデュース・監督:稲塚秀孝
語り:仲代達矢
出演:佐藤泰志、加藤登紀子、村上新悟(佐藤泰志)
撮影:進藤清史
編集:油谷岩夫
協力:無名塾
日本芸術文化振興会 助成作品
製作:タキオンジャパン 
配給:太秦(北海道以外)



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