『リアリティのダンス』

上映終了

リアリティ_main
(C) photos Pascale Montandon-Jodorowsky   (C) “LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE” FRANCE 2013
日時
上映終了
料金
見逃した映画特集2014
会場
FACTORY(1F),X(2F)
作品分数
133分 【EO18】※Enjoy Over 18. 18歳以上の方に楽しんでいただけるアップリンク独自のレイティングです。17歳以下の方はご入場いただけません。
リンク

世界を熱狂させた巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー、85歳。
23年ぶりの新作は、ホドロフスキーが原点に立ち戻り生み出す癒しの物語。

ジョン・レノンが45万ドルで『エル・トポ』(69)の配給権を買い、アンディ・ウォーホル、ミック・ジャガー、デニス・ホッパーも惚れ込む等、世界中のクリエイターを熱狂させた巨匠、アレハンドロ・ホドロフスキー。1990年の『The Rainbow Thief』(日本未公開)以降映画を製作していなかったにもかかわらず、ジョニー・デップやマリリン・マンソンが彼の監督作への出演を熱望したり、『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が新作『オンリー・ゴッド』をホドロフスキーへ捧げ、ラッパーのカニエ・ウエストは『ホーリー・マウンテン』(73)にインスパイアされたツアーを行い「みんな知らないだろうけど、ホドロフスキーはすげえ監督だ。みんな彼にインスパイアされた。そしてこのツアーも彼の影響を受けてるんだ」と発言するなど、現在もホドロフスキーの影響は脈々と受け継がれている。

(C) photos Pascale Montandon-Jodorowsky (C) “LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE” FRANCE 2013

1995年に事故で息子のテオを亡くしたホドロフスキー監督は、以降、人を癒すためにアートを生み出すようになったという。タロットを研究し、人々が抱える心理的な傷を、象徴的な、時にバカバカしいような行為によって癒す「サイコマジック」という独自のセラピーを編み出した。またその間、メビウスを始めとする漫画家との共作でコミックを30シリーズ以上も出版。23年も映画を製作しなかったことについてホドロフスキーは「お金が集まらなかったからだよ」と笑って答えた。2011年にドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』で35年間仲違いしていたプロデューサーのミシェル・セドゥーに再会。「自伝的作品を作るから出資してくれないか」とホドロフスキーが依頼したところ、セドゥーは内容も聞かず、ふたつ返事でOKしたという。『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』など、過激な芸術表現を期待されるホドロフスキーだが、「私はひとつの自分に囚われたくない」と言い、今作のようなパーソナルな物語を作ることを決めた。映画の中で、冷たく厳しかった父親はイバニェス暗殺の旅で再生を遂げ、家族はひとつになる。息子の死を乗り越え、自身の原点に立ち戻ったホドロフスキーはこう語る。「これは魂を癒す映画であり、私の家族を映画の中で再生し、私の魂を癒す映画でもあった」


世界、そして自分。軍事政権下のチリで生きる少年は、どんな夢を見るのか?
自身の少年時代を描いた、幻想的で美しい人間賛歌


(C) photos Pascale Montandon-Jodorowsky (C) “LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE” FRANCE 2013

1920年代、幼少のアレハンドロ・ホドロフスキーは、ウクライナから移民してきた両親と軍事政権下のチリ、トコピージャで暮らしていた。権威的で暴力的な共産主義者の父と、アレハンドロを自身の父の生まれ変わりと信じる母に愛されたいと願いつつも大きなプレッシャーを感じ、また、ロシア系ユダヤ人であるアレハンドロは肌が白く鼻が高かったため、学校でも「ピノキオ」といじめられ、世界と自分のはざまで苦しんでいた…。

青い空と黒い砂浜、サーカスに空から降ってくる魚の群れ、青い服に赤い靴。映画の中で家族を再生させ、自身の少年時代と家族への思いを、チリの鮮やかな景色の中で、現実と空想を瑞々しく交差させファンタスティックに描く。




『リアリティのダンス』(2013年/チリ・フランス/133分/スペイン語/カラー/1:1.85)
監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
プロデューサー:ミシェル・セドゥー
出演:ブロンティス・ホドロフスキー(『エル・トポ』)、パメラ・フローレス、イェレミアス・ハースコヴィッツ、クリストバル・ホドロフスキー、アダン・ホドロフスキー
音楽:アダン・ホドロフスキー
衣装デザイン:パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー
原作:アレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』(文遊社)

配給:アップリンク/パルコ

【EO18】※Enjoy Over 18. 18歳以上の方に楽しんでいただけるアップリンク独自のレイティングです。17歳以下の方はご入場いただけません。






連日豪華イベント決定! ※すべて終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。


魔術師ホドロフスキーの世界

ゲスト:滝本誠(映画評論家)、柳下毅一郎(映画評論家・特殊翻訳家)
2014/7/12(土) 19:00上映スタート / 21:13トークスタート
→詳細・予約はこちら

ホドロフスキーのタロットとサイコマジック

ゲスト:小川トモコ
2014年7月13日(日) 19:00上映スタート / 21:13トークスタート
→詳細・予約はこちら

ホドロフスキーの次回作「フアン・ソロ」を語る!

ゲスト:原正人(翻訳家)、浅井隆(UPLINK社長)
2014年7月14日(月) 19:00上映スタート / 21:13トークスタート
→詳細・予約はこちら

boid樋口泰人と中原昌也と一緒にホドロフスキー新作を観る

ゲスト:樋口泰人(映画評論家、boid主宰)、中原昌也
2014年7月15日(火) 19:00上映スタート / 21:13トークスタート
→詳細・予約はこちら

チリ文学との繋がりに見るホドロフスキーの反逆性

2014年7月19日(土) 19:00上映スタート / 21:13トークスタート
ゲスト:野谷文昭(ラテンアメリカ文学翻訳者)、佐々木敦(批評家)
→詳細・予約はこちら

元天井桟敷劇団員3人が語る寺山修司とホドロフスキー

ゲスト:安藤紘平、森崎偏陸、浅井隆(UPLINK社長)
2014年7月20日(日) 19:00上映スタート / 21:13トークスタート
→詳細・予約はこちら

ホドロフスキー来日“撮って出し”インタビュー映像大公開!!

2014年7月21日(月) 19:00上映スタート / 21:13“撮って出し”映像上映スタート
→詳細・予約はこちら

「アレ★アレ★シネマトーク」番外編!ホドロフスキーにまつわるアレ!

ゲスト:ロバート・ハリス(DJ・作家)、中島朋人(俳優・鉄割アルバトロスケット)、高橋キンタロー(イラストレイター)、佐々木誠(映像ディレクター/映画監督)
2014年7月24日(木) 19:00上映スタート / 21:13トークスタート
→詳細・予約はこちら
Back to Top