『三里塚に生きる』

上映終了

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日時
上映終了
料金
一般¥1,800 / 学生¥1,500(平日学割¥1,100)/ シニア¥1,100 / UPLINK会員¥1,000
会場
X(2F),ROOM(2F)
作品分数
140分
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特別上映&トークショー開催決定!


■2/1(日)13:10の回上映後
代島治彦監督トーク&「大津幸四郎が遺した言葉」上映

忘れられた人々の、忘れられない物語。


ヒコーキが飛んでも、オレは故郷を耕しつづける。


“空の表玄関”を称する成田国際空港の周囲では、機動隊による厳重な検問が現在もつづけられている。大型機が離発着を繰り返すA滑走路南端では、闘争遺跡“岩山要塞”が不気味な姿をさらしている。二本の滑走路と旅客ターミナルビルや駐機場を結ぶ誘導路に囲まれた畑では老農夫が種をまいている。いまも反対を貫く老農夫は、その理由を問われ、「多くの人が死んだからね」と寂しげにつぶやいた。空港反対闘争に人生を歪められた人びとの独白が、国の側と村の側、お互いの深ふか傷で を明らかにしていく。その「長い時間」を旅する物語がついに浮き彫りにするのは、死者の言葉をいまも守りつづける最後の抵抗者の姿だった。
『三里塚の夏』を撮ったキャメラマン大津幸四郎、執念の一作!
かつて、一本の傑作が時代を動かした。キャメラマン大津幸四郎が撮影した『日本解放戦線 三里塚の夏』(小川紳介監督/1968年)である。国家権力と石礫つぶてや糞尿弾で対峙する農民の勇姿を活写したこの映画は、ベトナム反戦がうねりとなり、反権力の抵抗運動が渦巻く全国の大学キャンパスで上映され、多くの若者を甚いたく刺激した。やがて支援の学生や青年労働者が陸続と三里塚へ駆けつけ、空港建設反対闘争は戦後最大の抵抗運動のひとつに発展していった。そして、いま再び一本の傑作が時代を動かすかもしれない。土本典昭監督の水俣シリーズを撮影した後、90年代には佐藤真やアレクサンドル・ソクーロフの作品を手がけ、日本映画界を代表するキャメラマンとなった大津幸四郎が、45年ぶりに三里塚の農民にキャメラを向けた『三里塚に生きる』。キャメラでシナリオを書いていくような、そのリアルな描写力によって、国家権力に抵抗した農民の「長い時間」=人生を映像化した。この大津幸四郎執念の一作は、東日本大震災、原発事故を体験し、これからの生き方を真剣に模索している人びとの人生の道標となるに違いない。



『三里塚に生きる』(2014年/カラー・モノクロ/140分/DCP・BD/日本)
監督・撮影:大津幸四郎
監督・編集:代島治彦
朗読:吉行和子、井浦 新
音楽:大友良英
写真:北井一夫
題字・筆文字:山田麻子
整音:滝澤 修
プロデューサー:赤松立太、代島治彦
制作・配給:スコブル工房
企画・製作:三里塚に生きる製作委員会



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