『チベット天空の英雄 ケサル大王』

上映終了

ケサル舞踏2
日時
上映終了
料金
一般¥1,500/学生¥1,300(平日学割¥1,100)/高校生以下¥800/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000 
会場
FACTORY(1F),X(2F),ROOM(2F)
作品分数
99分
リンク
4/11(土)10:45の回、『遊牧民の息子』特別上映、監督来日トークショー開催決定!!
※今回は35分間の短縮版を上映致します。
『遊牧民の息子』
チベットアムドの遊牧地域。学校を卒業した遊牧民の子ゴンボツイテンは学校教育を受ける事によって遊牧民としての生活を捨て去り、あらたな夢を追い求めようと考えていた。しかし、故郷での競馬競技への参加や母親の病気などの事情により、夢を叶えられず、親族たち同様、遊牧民であり続けざるを得なかった。この作品には、現在遊牧民が直面している現実と理想のギャップ、現代的な生活と伝統への乖離、信仰、利益の選択をめぐる葛藤などが描かれる。


タシチンペイ監督
チベットアムド(中国・青海省同仁県)の出身。2005年7月に西北師範大学を卒業。現在、北京电影学院で研修、ペマツェテン監督の指導を受ける。2002年からチベット地域の民俗に関するドキュメンタリーの制作に努める。
代表作および受賞暦
『渇望』
『チベット人女性の生活』(2010)第6回中国国際ドキュメンタリー祭優勝
『泣かないでー震災地の玉樹』(2010)第7回中小学校テレビ番組大会優勝
『遊牧民の息子』(2014)ニューヨークMOMA現代芸術博物館で上映、中国世界山地ドキュメンタリー「玉崑崙」国際ドキュメンタリー入賞


通訳 チョルテンジャブ (総合研究大学院大学在学)
文化人類学者として映像を活用。地元青海省同仁県の祭儀を取材した『ルロ祭』を制作。


■料金:¥1,500 ※渋谷アップリンクでの『チベット天空の英雄 ケサル大王』ご鑑賞時のレシート・半券のご提示で¥1,000

『遊牧民の息子』
(2014年/35分)
監督:タシチンペイ

チベットの人々にとって最高の祈り、12年に一度の聖山巡礼を追ったドキュメンタリー『天空の大巡礼を行く』の特別上映決定!
チベットの人々にとって祈りは日常にある。なかでも聖山巡礼は最高の祈りであり、至福である。西のカイラス山巡礼と並ぶ東の聖山アムニ・マチェンの巡礼は1週間もかかり、交通も不便なため人々は12年に一回、山神を祝う午年の「大巡礼」に山を巡る。2014年、午年、夏、数千人の巡礼者が標高4000mを越える祈りの旅を記録。そこから見えてくる聖山の大規模な環境破壊問題…。壮大な大自然を映像で捉えたドキュメンタリー。


■料金:『天空の大巡礼を行く』『遊牧民の息子』2本立て料金¥1,500
※渋谷アップリンクでの『チベット天空の英雄 ケサル大王』ご鑑賞時のレシート・半券のご提示で¥1,000
『天空の大巡礼を行く』1本のみご鑑賞料金¥500


■上映日時:4/14(火)
『天空の大巡礼を行く』『遊牧民の息子』の2本立て上映となります。
  
『天空の大巡礼を行く』(2015年/50分)
監督・撮影・編集:大谷寿一
 
 

アジアの大河の源、東チベットに誕生し、今なお生きている知られざる世界最長の
英雄叙事詩の主人公を追って7年、チベットの豊かな文化と現実の状況まで描く
かつてない壮大なドキュメンタリーが完成!


チベットの誇る、世界最長の英雄叙事詩の主人公「ケサル大王」

「ケサル大王」は、今なお語り部が存在する世界でもまれな「生きている」叙事詩です。
チベット古代統一王朝「吐藩」撲滅後の群雄割拠の時代の仏教王がモデルとされ、ある日突然語り出すという神懸かり的な語り部たちが聞き手である民衆の理想と願望を基に物語を創り、語り継ぎ、オデッセイやマーハーバーラタを遥かに凌駕する世界最長の英雄叙事詩となりました。チベットの人々は誰でもケサル大王の名前を知っています。ファンタスティックな物語の語りにチベットの人々は何世代も魅了されてきたのです。そして物語には仏教伝来以前のチベット古来の自然観、宗教観が述べられ、文化、社会、歴史などチベットの知識の宝庫なのです。


物語のケサル大王は「戦の英雄」です。しかし東チベットの人々はダライ・ラマ14世を崇拝できません。人々は民族を束ね、仏教を復活させ、大地を回復する「慈悲の英雄」としてケサルを崇めています。ダライ・ラマ法王は「ケサル大王はチベット語圏の人々何世代にも渡って希望と不屈の精神をもたらしてきた」と述べられました。



取材は市場経済の大きな渦に巻き込まれる東チベットの現状もとらえました。草原の荒廃と牧畜民の追い出し、ダライ・ラマ崇拝禁止と仏教信仰の弱体化、学校におけるチベット語及び伝統文化教育の禁止…。
それは北京五輪でのチベット騒乱、その後の焼身抗議(百名を越え、ほとんどが東チベットの人々です)を予感した映像となりました。
中国政府がどこまでケサルを認めるのでしょうか。そしてチベットの人々は折り合いをどうつけて、どうしたたかに自分たちの文化伝統、民族性を守っていくのでしょうか。隣国である日本人にとってこの問題に無関心ではいられません。





『チベット天空の英雄 ケサル大王』(2013年/日本/95分)
監督:大谷寿一  
撮影:明石太郎、戸田義文、伊藤寛晃
コーディネイター:山根弘
整音:吉田一明、石間絢
音楽協力:杉原葉子
ナレーター:安原義人  
撮影・構成・編集:大谷寿一  
制作:ケサル大王制作委員会

トークショー開催決定!
※終了しました。
●3月28日(土)13:10の回、上映後
ゲスト:宮本神酒男さん(宗教民族学研究 ケサル研究翻訳家)

宗教民族研究家。元雑誌編集者。91年、香港に居を移し、以後数年間、中国西南少
数民族地帯で研究調査に励む。93年、ラサのデモに参加した疑いで国外退去処分を
受けるが、それを契機にチベット研究に傾斜。97年、はじめて神授型のケサルの語
り部と会う。07年にはパキスタン北部でイスラム教徒のケサルの語り部と会った。
現在、ケサル物語本体のほか、ダヴィッド=ネールのケサル物語やスタンのケサル研
究、その他小説や研究書などをチベット語、英語、中国語、フランス語などから翻訳
している。


●3月29日(日)13:10の回、上映後
ゲスト:麻田 豊さん(元東外大ウルドゥー語教官)

1948年神奈川県生まれ。元東京外国語大学准教授(ウルドゥー語学文学)。2005~07年、インド・パキスタン両国でウルドゥー語劇「はだしのゲン」を巡回公演。09年、パキスタン大統領より「功労の星」勲章受章。著書に『ウルドゥー語常用6000語』、『日本語ウルドゥー語小辞典』(ともに共編、大学書林)など。訳書にアンマン『四人の托鉢僧』(補、平凡社東洋文庫)、チシュティー『パンジャーブ生活文化誌』(監訳、同)など。インド映画『踊り子Umrao Jaan』、『熱風Garm Hava』、パキスタン映画『神に誓ってKhuda Kay Liye』、『BOL~声をあげる~』などの字幕翻訳監修。1980年にパキスタン北部、カラコラ厶の高峰群に囲まれたチベット文化圏最西端のバルティスターンの地で長大な「ケサルの物語」の存在を知る。


●4月1日(水)13:10の回、上映後
ゲスト:後岡和代さん(阿来「ケサル王」を翻訳中)

中国文学翻訳家 医療通訳派遣・MICかながわ通訳コーディネーター
チベット族作家との肩書を持つ阿来の初期の代表作『塵埃落定』に魅せられ、その世界を体感したいと四川省のチベット族自治州、アバを旅する。旅が終わり『大地の階梯』を訳す。チベット族であり、四川省作家協会会長でもあり、二つの文化の両方に足を置き、東チベットの小さな村を舞台に作品を作り続ける阿来は、形容詞としてのチベットではなく、名詞としてのチベットを描き、2009年『ケサル王』を世に出した。英雄ケサルとその物語を語る現代の若い語り部の交感の行方を見守りながら翻訳に取り組んでいる。


●4月3日(金)13:10の回、上映後
ゲスト:小林秀英さん(僧侶 フリーチベット活動家)

1948年(昭和23年)東京都生まれ。大正大学真言学修士課程に入学。1987年、チベット自治区のラサで大規模な抗議運動勃発の際に東京大学助教授の酒井信彦氏と「チベット問題を考える会」を設立、同氏と共同代表となる。上智大学独文科卒。長野市活禅寺(曹洞宗系単立)で、禅修行に入る。チベット問題を考える会 代表。日本会議立川支部。



●4月4日(土)10:45の回、上映後
ゲスト:ソナム・ギャルモさん(チベットを歌で訴える歌手)

インド、ダラムサラ近郊で四川省ニャロン出自の亡命3世として誕生。祖母から口伝によって受け継がれた歌を習う。小学校でケサル大王を神の化身として学び、語り部はいないので物語としては習わなかった。学校では毎年3月10日、チベット民族蜂起の日にデモに行き、自分の国がないことを学んだ。2003年に留学生として来日、高校、短大を卒業。パスポートはなくIDカードのみ、無国籍者である。東チベットは知らない。現在、仕事をしながら歌を通してチベットの現状を伝えている。*ゲストトークでは素晴らしい高音でチベットの歌を歌っていただきます。


●4月5日(日)10:45の回、上映後
ゲスト:野口リンジンさん(チベットを繫ぐ文化活動家)

チベットカム州ニャロン村(現在、四川省)に誕生。1959年、生後まもなくインドへ亡命。チベット文化研究所、拓殖大学、和光大学にてチベット語講師。NPO教育福祉基金担当。「これからもチベットの歴史と文化をに本人に伝えていきたい」










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