『ナオトひとりっきり』

上映終了

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日時
上映終了
料金
一般¥1,800/学生¥1,500(平日学割¥1,100)/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000/高校生以下¥800
会場
FACTORY(1F),X(2F),ROOM(2F)
作品分数
98分
リンク
5/24(日)10時30分の回のみオンラインチケット先行販売実施中!
“ひとりっきりのナオト”同士の対話が実現!
ゲスト:松村直登さん(NPOがんばる福島)、菅直人さん(元内閣総理大臣)、中村真夕監督

初日舞台挨拶&短編『ナオトひとりっきり 一年後のある日』(24分)上映決定
5/23(土)10時30分の回
登壇者:中村真夕監督
併映作品『ナオトひとりっきり 一年後のある日』(24分)
※オンラインチケットの販売は5月21日(木)朝10時開始予定
原発から 12 キロの町に生まれた桃源郷!?
ダチョウ、牛、猫、犬、イノブタ、ポニー、そして男がひとり。



緑は生い茂り、いきものたちがのびのびと暮らしている。
ここは福島第一原発から 12 キロにある福島県富岡町。原発事故による全町避難で無人地帯になった。
高度経済成長の裏側で、カネに翻弄される人生を送ってきた松村直登・55 才は、目に見えない放射能のリスクの中、町に残されたいきものたちとようやく自分の居場所を見つけた。
季節はめぐり、いのちが生まれ、また消えて行く。

地図から消されようとしている町に続くいのちを一年近く見つめ続けたドキュメンタリー。


ひとりぼっちのナオト、いきものたちの中に居場所を見つけた男

思えば原発に翻弄された人生だった。ナオトは、高校卒業後建設業について、福島第一・第二原発の建設にも関わった。その後、東京近郊で出稼ぎとして働いたが、バブル崩壊後は仕事が減って、福島県富岡町の実家に帰ってきた。原発があることで地元は潤っていて仕事も増えたが、妻と子供は家を出て行った。

年老いた両親と暮らす日々。そこに起こった原発事故。日常は一変。人の人生をカネで解決しようとする不条理に納得できないナオトの唯一の抵抗、それは「ひとりここに残ること」だった。

電気もない、水道もない、無人の町で生きるナオトの圧倒的な孤独を救ってくれたのは、同じく町に置き去りにされた動物たち。ナオトは畜産家でも、動物愛護家でもなかった。しかしナオトにとって動物たちは「町の仲間たち」だった。犬や猫、ダチョウ……経験もないのについには牛の世話まで始めた。子猫が生まれる一方で、命を全うしていく老牛もいる。生きること、生かし続けること。その日々の闘いがナオトの新たに生きる道となる。

監督は、「ハリヨの夏」(06)、「孤独なツバメたち〜デカセギの子どもに生まれて」(12)など、運命に翻弄されながらも、自分の居場所を探し続ける人々を描いてきた中村真夕。放射能汚染された町の中で、穢れなきいのちを見つめ、本当の幸せとは何かを問う。



『ナオトひとりっきり』(2014/日本/98分/HD)
監督・撮影・編集:中村真夕
出演:松村直登/富岡町の動物たち/松村代祐/半谷信一/半谷トシ子/伊藤節郎/吉澤正巳/原田浩司
配給:アルゴ・ピクチャーズ




『ナオトひとりっきり 一年後のある日』(2015/HDV/24mins) 
監督・編集:中村真夕

福島第一原発から12キロの富岡町に一人で動物たちと残り続ける男・ナオトの一年後を取材。急激に変化した富岡町の風景。沿岸部には巨大な焼却炉が作られ、除染廃棄物が入った黒いフレコンバッグが山積みされ、不気味な風景が広がる。一方、誰もいなくなった町の桜並木は満開になる。町に莫大な資金が投入され、除染作業が進む中、ナオトを始め、町の人たちの暮らしは何も変わらず、置き去りにされたままだ。話題のドローンの映像を駆使し、不条理な状況に置かれた富岡の町の人々の2015年現在を伝える短編映画。
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