『光のノスタルジア』『真珠のボタン』

上映終了

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『光のノスタルジア』より (c) Atacama Productions (Francia) Blinker Filmproducktion y WDR (Alemania), Cronomedia (Chile) 2010
日時
上映終了
料金
1作品につき:一般¥1,800/学生¥1,500(平日学割¥1,100)/高校生以下¥800/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000 ★リピーター割引実施『光のノスタルジア』『真珠のボタン』いずれかの半券またはレシートのご提示で一般料金¥1,800が、土日祝¥1,500/平日¥1,300の割引料金でご鑑賞いただけます。
会場
X(2F)
作品分数
『光のノスタルジア』(90分)、『真珠のボタン』(82分)
リンク

南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督が、
混迷する文明社会に驚異の映像美で問う一大連作叙事詩、一挙公開!




『光のノスタルジア』(2010年/フランス、ドイツ、チリ/16:9/90分)


監督・脚本:パトリシオ・グスマン
プロデューサー:レナート・サッチス
撮影:カテル・ジアン
編集:エマニュエル・ジョリー
天文写真:ステファン・ガイザード
製作:アタカマ・プロダクションズ
配給・宣伝:アップリンク


チリ・アタカマ砂漠に流れる、永遠とも思われる天文学の時間と、独裁政権下で愛する者を失った遺族たちの止まってしまった時間。天の時間と地の時間が交差する。
塩と風から成る、時のない広大なアタカマ砂漠。火星によく似た風景が広がっている。動くものはなにもない。だが神秘的な過去の痕跡に満ちている。2000年以上前の村の廃墟があり、19世紀の鉱夫たちがそのままにした列車が、砂の中に打ち捨てられている。空から落下した宇宙船のようなドーム型の建物には、天文学者たちが滞在する。あちこちに遺体が埋もれ、夜には眩い銀河が砂の上に影を落とす。チリ北部、太平洋とアンデス山脈の間を走るアタカマ砂漠は、世界中から天文学者が集う場所である。世界で最も乾燥したこの地が、大気の揺らぎや湿気を嫌う天文観測に極めて適しているからだ。一方で、灼熱の太陽が照りつけるアタカマ砂漠は、古代人のミイラや、遭難した探検者、銅や硝石の採掘鉱夫たちの亡骸が、手つかずに残っている場所でもある。そしてまた、独裁政権下で政治犯として捕らわれた人々の遺体もここに埋まっている。
生命の起源を求めて、天文学者たちが遠い銀河を探索するかたわらで、行方不明になった肉親の遺骨を捜して、砂漠を掘り返す女性たち……チリを代表するドキュメンタリー映画監督パトリシオ・グスマン監督が、重力のようにわれわれを捉えて離さない“記憶”に焦点を当て、壮大な宇宙の映像とともに撮影した作品。

2010年ヨーロッパ映画賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞
2010年カンヌ映画祭・非部門コンペティション正式上映
2011年国際ドキュメンタリー協会賞(IDAアワード)・最優秀ドキュメンタリー賞受賞
2011年山形国際ドキュメンタリー映画祭最優秀賞受賞




『真珠のボタン』(2015年/フランス、チリ、スペイン/16:9/82分)


監督・脚本:パトリシオ・グスマン
プロデューサー:レナート・サッチス
撮影:カテル・ジアン
編集:エマニュエル・ジョリー
写真:パス・エラスリス、マルティン・グシンデ
製作:アタカマ・プロダクションズ
配給・宣伝:アップリンク


水には記憶があるという。ならば、私たちは失われた者の声を聞くことができるのだろうか。さまよえる魂たちも、安らげるのだろうか。
全長4300キロ以上に及ぶチリの長い海岸線。その海の起源はビッグバンのはるか昔まで遡る。そして海は人類の歴史をも記憶している。チリ、西パタゴニアの海底でボタンが発見された。--そのボタンは政治犯として殺された人々や、祖国と自由を奪われたパタゴニアの先住民の声を我々に伝える。火山や山脈、氷河など、チリの超自然的ともいえる絶景の中で流されてきた多くの血、その歴史を、海の底のボタンがつまびらかにしていく。
2015年ベルリン国際映画祭 銀熊賞脚本賞受賞、2015年山形国際ドキュメンタリー映画祭インターナショナル・コンペティション部門出品作品。

2015年ベルリン国際映画祭 銀熊賞脚本賞受賞
2015年山形国際ドキュメンタリー映画祭最優秀賞受賞






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