『ヒロシマ、そしてフクシマ』1日限定上映

上映終了

main
(C)MIRAGE ILLIMITE / HISTOIRE 2015
日時
上映終了
料金
一律¥1,000 ※特別興業の為パスポート使用不可
会場
FACTORY(1F)
作品分数
80分
リンク
各回舞台挨拶付
17:10の回 【登壇者】山本顕一(本作プロデューサー)
19:30の回 【登壇者】山本顕一(本作プロデューサー)

肥田舜太郎医師の究極の言葉
ヒロシマ、そしてフクシマに向けた眼差し



2016年3月現在99歳(撮影時は96歳)の高齢でありながら反核のための活動を続けている肥田舜太郎医師をご存知でしょうか。肥田先生は原爆投下の1945年8月6日以来、若い軍医としてずっと広島で被爆者の治療にあたりました。そのうち、原爆投下の日に広島にいなくて爆撃を直接身に受けなかった人々が、後になって突然発病し、被爆者と同じ症状を示して死んで行くという例を数多く目撃しました。それが内部被曝によるものであることを突きとめた先生は、それまで知られなかった内部被曝というものの脅威を世界に向けて訴え続けてきました。

肥田舜太郎医師のことを話す時、誰もが「肥田先生」と親しみと尊敬を込めて呼びます。この撮影当時の肥田先生は96歳の高齢にも関わらず、半世紀以上にわたり日本国民に被曝の危険を知らせるべく各地で講演行脚を重ねていました。

科学を名乗った最も権威のある集団が嘘をついている―
カメラは、原発事故の被災者が暮らす福島県いわき市へと赴く先生を映し出します。そこには助言、診断、励ましの言葉を得ようと肥田先生の来訪を心待ちにする人達がいます。先生には戦後65年にわたり広島・長崎の生存者を診療し続けてきたという誰もが経験しえなかった治療体験があります。内部被曝の危険性は、誰あろう核所有国の政府当局者たちが隠蔽してきたのです。それは人間的な営みを顧みず、莫大な経済的利益を生み出す原子力産業を推進、温存し続けるためです。何万人もの人々を襲った1986年のチェルノブイリ、そして現在の福島の原発事故の悲劇にもかかわらず、この日本の体制は、原発再稼働を国是として進めています。加えて世界各地で64の原子炉が建造中であり、計画中のものが何十とあります。それは何故なのか肥田先生は、最後の力を振り絞って問いかけてきます。また1945年日本に原爆を投下した米軍や日本に民間用原子力産業を導入したアメリカ国家の暴挙に対して、肥田先生はその怒りを、多くの日本人に成り代りはっきりと口にします。先生が願ってやまない、平和で核のない新しい日本の到来に向けて・・・。本作は一人の被爆医師の執念とも言うべき言葉を追ったドキュメンタリーです。


肥田舜太郎医師の言葉
いわゆる放射線被害というものは、どんな形であれ二度とあってはいけない。どんな小さな規模と言って、専門家が安心だと言っても、全くの嘘ですから。放射線というものは人間の手にはおえない。

『ヒロシマ、そしてフクシマ』(2015/日本・フランス/HD/80分)
監督・撮影・編集:マルク・プティジャン 
プロデューサー:山本顕一
出演:肥田舜太郎 野原千代 三田茂 他
劇中アニメーション:ロマン・ルノー
音楽:リーズ・ノラ
録音:百々保之
通訳・コーディネーター:人見有羽子
翻訳:岩貞佐和
制作プロダクション:ミラージュ・イリミテ
製作:ドミニク・ベロワール/マルク・プティジャン
日本語ナレーション:水津聡
日本語字幕:山本顕一
国際配給:Docandfilms
原題:De Hiroshima a Fukushima— Le combat du docteur Hida
配給・宣伝:太秦



Back to Top