【見逃した映画特集2016】『ビヨンド・クルーレス』

2017/1/13(金)

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©2014 Beyond Clueless LLC
日時
2017/1/13(金)
料金
一般¥1,300/学生・シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000 ※特別興行の為パスポート会員使用不可、サービスデー適応外
作品分数
89分

青春学園MOVIEの金字塔『クルーレス』が公開された1995年から2004年『ミーン・ガールズ』までのティーン映画に新たな光を当てたドキュメンタリー!


ティーンムービーがもつ最大のトリックは、再見に値しない映画だと装っていることだ。誕生から50年以上経ち、低俗な添え物からハリウッドを代表するジャンルへと成長したにもかかわらず、ティーンムービーは興味深いことに未だ綿密な検証がなされていない現象に留まっている。

脚本と監督は数多くの賞を受賞している映画批評家チャーリー・ライン、ナレーションを務めたのはティーンムービーのスター、フェアルーザ・バーク、そして注目のポップデュオ「サマーキャンプ」が演奏とオリジナルスコアを提供した『ビヨンド・クルーレス』は、200本以上の現代ティーン映画の名作を通じて辿る、ティーンムービーの心と身体と魂への目も眩むような旅である。

ティーンムービーの秘められた心にむけて勢いよく飛び込んでいくことで、本作はパラレル・ユニヴァースの中に入っていく。私たちがかたや愛し、かたや憎んできた大きなスクリーン上のティーンたち一世代がみんなここにいるのだ。『ビヨンド・クルーレス』は思春期の熱い夢であり、同時にめくるめく視覚的なエッセイである。映画そのものを顕微鏡の下におき、ティーンムービーの脈打つ心臓に迫る冒険を始めるのだ。

忘れられた名作が掘り起こされ、懐かしの人気作はアップチューンされ新たな意味を持ち始め、騒々しいハウスパーティ、きらびやかなプロムや喜びに満ちた卒業式が魅惑的な映画の世界を作り出す一方で、それらの裏側で本当は一体なにが起きているのかという問いが投げかけられる。

『ザ・クラフト』はティーンエイジャーにとってサバイバルガイドの決定版なのだろうか。デヴォン・サワ主演の見ている人がほとんどいない『アイドル・ハンズ』は、思春期の恐怖に光を当てることができるのだろうか。『ユーロ・トリップ』の表層の下で一体なにが起きているのだろうか。『ビヨンド・クルーレス』を見れば、二面性をもったハリウッド映画的青春の日々とその裏側すべてを知ることができる。


力強く、可笑しく、そして常識を覆す映画。魅力的で心を揺さぶる分析――Dazed & Confused
スクールカースト、パーティ、処女喪失を脱構築する一方で、最高の(そしてクソみたいな)ティーンムービーへの魅惑的なガイドだ――New York Magazine
物語の語り手として最高の到達点――みんな頭では分かっているのに表現できなかったことをこれほど上手く語った映画はない――Opening Ceremony
ウィットに富んだ編集と魅惑的なナレーション、そして鮮烈な音楽。ライン監督はティーンたちの大好きな甘くてカラフルなキャンディの中心に、苦くて毒々しいものを見出した。――The Skinny
魅惑的……デヴィッド・アッテンボローのドキュメンタリー映画を彷彿とさせる。――Little White Lies





ビヨンド・クルーレス(2014年/イギリス/89分/原題:Beyond Clueless)
監督:チャーリー・ライン
ナレーション:フェアルーザ・バーク
©2014 Beyond Clueless LLC


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