【見逃した映画特集2016】『ルーム』

2017/1/7(土)~13(金)

メイン
(C)Element Pictures/Room Productions Inc/Channel Four Television Corporation 2015
日時
2017/1/7(土)~13(金)
料金
一般¥1,300/学生・シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000 ※特別興行の為パスポート会員使用不可、サービスデー適応外
作品分数
118分
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第88回アカデミー賞主演女優賞受賞!ほか作品賞、監督賞、脚色賞と主要4部門にノミネート

閉ざされた[部屋] からの脱出。 大きすぎる世界に飛び込んだ母と息子の衝撃の感動作。



アカデミー賞®を貫いた世紀の愛の物語、いよいよ日本上陸!
[部屋]から脱出した母と息子、その先の驚愕の運命とは─?


並みいる巨匠の新作やハリウッドスターの主演作を押しのけ、アカデミー賞の行方を占うと言われる、トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)に輝いた大注目作。その快進撃は止まる所を知らず、連日のように栄誉ある賞を獲得し、全米メディアの予想通り、アカデミー賞でも堂々主要4部門へのノミネートを果たし、今やオスカーの大本命へと躍り出た。
これほどまでに人々が熱狂する理由は、“人生で初めて出会う衝撃と感動”にあった。母と息子の絆という普遍的なテーマを、誰も体験したことのない、映画史上初の切り口で描き、世紀の愛の物語へと昇華させたのだ。
小さな[部屋]で暮らす、ママと5歳のジャック。ストレッチをして、TVを見て、ケーキを焼いて、仲睦まじい親子の楽しい時間が過ぎていく。ところが二人の姿を追う観客は、ある違和感に戸惑いを覚えはじめる。

「まさか・・!この部屋の中だけで?!」

閉じ込められてから7年が経ったある日、ママは奪われた人生を取り戻し、[部屋]から1歩も出たことがない息子に本当の世界を見せるために、逃げ出すことを決意する。
息もできないサスペンスフルな脱出劇、母の愛だけを武器にまだ見ぬ外界へと飛び出したジャックの勇気に、思わず漏れる嗚咽─。

だが、物語は、ここから始まると言っても過言ではない。予測できる顛末は、すべて見事に裏切られる。
[部屋]を出てからのさらにその先に、この映画の類まれなる真価と輝きが待ち受けているのだ。
若き本格派女優と天才子役の誕生!奇跡も起こす、それこそが愛─魂が慟哭する衝撃の感動作
ママを演じたのは、ハリウッドの久々の大型演技派女優として、賞レースに大旋風を巻き起こしているブリー・ラーソン。9歳でデビューし、着々とキャリアを築き上げ、前作『ショート・ターム』でゴッサム賞を受賞し、注目を集めた。そして本作で、猛スピードで受賞リストを更新すると共に、権威あるゴールデン・グローブ賞〈ドラマ部門〉主演女優賞受賞に続き、アカデミー賞ノミネートも成し遂げ、一気にスターダムを駆け上がった。
ジャックには、『スマーフ2アイドル救出大作戦!』のジェイコブ・トレンブレイ。5歳で初めて世界と出会うという難役を完璧に演じる恐るべき天才子役として、放送映画批評家協会賞にノミネートされると共に、シカゴ、ラスベガス、サンディエゴなど数々の映画祭で受賞。
ママの父親:じいじには『ファーゴ』でアカデミー賞にノミネートされたウィリアム・H・メイシー、母親:ばあばに同賞に3度ノミネートされた『きみに読む物語』のジョアン・アレン。孫の決意を受け止めるばあばとジャックの場面は、映画史に残る名シーンとして語り継がれるだろう。
監督は本作でアカデミー賞初ノミネートを遂げた、『FRANK-フランク-』のレニー・アブラハムソン。原作は世界で大ベストセラーを記録し、英国で最も権威ある文学賞ブッカー賞の最終候補作に選ばれ、ニューヨーク・タイムズに「2010年のフィクション・ベスト5」に選出された、エマ・ドナヒューの「部屋」。ドナヒュー本人が脚色を担当、原作のスピリットを守りながら、映画にしかできない表現への大胆な変更が称賛された。撮影は『英国王のスピーチ』でアカデミー賞にノミネートされたダニー・コーエン。
最後の瞬間まで怒涛のように押し寄せる、心を射抜く台詞、己を見失うほど感情をかき乱す登場人物たちの選択、そして魂が慟哭するラストシーン─生涯忘れられない劇的な体験をあなたに─。


【story】
閉ざされた[部屋]からの脱出。
大きすぎる世界に飛び込んだ母と息子は─。


〖[部屋]で暮らすママとジャック〗

ママ(ブリー・ラーソン)とジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)が二人で暮らす狭い部屋に、今日も新しい朝が来た。ジャックは、電気スタンドや洗面台、トイレにまで「おはよう」と挨拶し、「僕、5歳だよ」と宣言する。今日はジャックの誕生日、ママがケーキを焼いてくれると聞いて、喜ぶジャック。歯磨き、ストレッチ、壁から壁への駆けっこ─ジャックは毎朝のルーティンを、ゲームのように楽しそうにこなす。けれど、出来上がったケーキに火のついたロウソクがないのを見たジャックは、すねて怒り出す。ママはそんなジャックを抱きしめるしかない。そう、この部屋にはロウソクだけでなく、いろんな物がない。窓さえも天窓が一つあるだけだ。


〖ママがジャックに初めて語る真実〗

夜になると、ジャックは洋服ダンスの中で眠る。時々夜中にオールド・ニックと呼ぶ男が訪ねてきて、服や食料を置いて行くのだが、ジャックはママの言いつけ通り洋服ダンスから出ない。ママはオールド・ニックに、「ジャックにもっと栄養を」と抗議するが、半年前から失業して金がないと逆上される。さらに、真夜中にジャックがタンスから出てきたことから、ママとオールド・ニックの間に争いが起きる。 翌朝、部屋の電気が切られ、寒さに震えるなか、ママは心を決める。生まれてから1歩も外へ出たことがなく、この部屋が全世界だと信じているジャックに、真実を話すのだ。ママの名前はジョイ、この納屋に閉じ込められて7年、外には本物の広い世界があると聞いて、にわかには信じられず、大混乱に陥るジャック。

〖ママが立てた「モンテ・クリスト伯」脱出計画〗

電気が回復した部屋で、一人じっと考えを巡らせるジャック。起きてきたママにジャックは、TVを見ながら「カメは本物?これは?」と次々と質問を浴びせ、オールド・ニックをやっつけようと持ち掛ける。だが、閉ざされたドアのカギの暗証番号は彼しか知らない。 外の世界に興味を持ち始めたジャックに勇気を得たママは、ジャックに読み聞かせていた「モンテ・クリスト伯」からヒントを得て、死んだフリをして運び出される計画を立てる。ジャックをカーペットにくるんで、何度も段取りを練習させるママ。ジャックは恐怖からかんしゃくを起こすが、ママからきっと“ハンモックのある家と、ばあばとじいじがいる世界”を気に入ると励まされる。「ママは?」と訊ねられたママは、2度と息子に会えないかもしれないと知って、言葉に詰まる。その時、オールド・ニックの足音が響く─。

〖本物の世界へ帰還したママと、飛び出したジャック〗

失敗に終わりかけた脱出劇が、ジャックの記憶力と出会った人たちの機転で、思わぬ結末に辿り着く。翌朝、病院で目覚めるママとジャック。初めて外の世界へと投げ出されたジャックは、見る物全てに対して驚きと戸惑いでいっぱいだ。ママの両親(ウィリアム・H・メイシー、ジョアン・アレン)が駆けつけるが、二人が離婚したことを知ってショックを受けるママ。 何日間か入院した後、ママとジャックはばあばが新しいパートナーであるレオ(トム・マッカムス)と暮らす家へと帰る。ママは奪われた人生を取り戻すはずだったが、現実の世界は決して楽園ではなかった。予想もつかない出来事が、次から次へとママに襲いかかる。一方、新しい世界での冒険を楽しみ始めたジャックは、傷つき疲れ果てたママのために、あることを決意する─。



ルーム(2015年/アイルランド・カナダ合作/118分/原題:Room/G)
監督:レニー・アブラハムソン
出演:ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョアン・アレン、ショーン・ブリジャース、ウィリアム・H・メイシーほか
配給:ギャガ
(C)Element Pictures/Room Productions Inc/Channel Four Television Corporation 2015


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