『「知事抹殺」の真実』

上映終了

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日時
上映終了
料金
一般¥1,800/学生¥1,500(平日学割¥1,100)/高校生以下¥800/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000
作品分数
80分
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追加トークイベント開催決定!
5月13日(土)10:30の回上映後 登壇者:立川志ら乃(落語家)、安孫子亘(本作監督)
5月14日(日)10:30の回上映後 登壇者:安孫子亘(本作監督)


佐藤栄佐久が原子力村と命がけで闘ったのは、福島そして国民の命を守るためだった。


2006年9月、5期18年に渡り、県民の厚い支持を得て福島県を作ってきた佐藤栄佐久は、突然辞任させられた。それは東京地検特捜部が作り上げた架空の「収賄罪」であった。結果、裁判所は、前代未聞の「収賄額0円」の有罪判決を出した。一体何の罪で有罪になったのか。なぜ、原発に近づくものが消えていくのか。

地方分権・道州制・原発問題など様々な国策と命がけの闘い。突然の辞任から逮捕、収監、関係者の事情聴取。裁判に至るまでの検察側によるマスコミ報道の信用性。一人の人間を破壊し政界から抹殺。報道されなかった本当の真実が佐藤栄佐久の証言でいま明らかにされる。


「あの日」も佐藤栄佐久福島県知事のままであったなら。
何度思ったか。3.11の日も「佐藤栄佐久知事」のままだったなら、今の福島は、そして日本はまったく違っていたはずだ、と。東電の津波対策の先送りを許さず、メルトダウンも起きなかったかもしれない。人々の側に立って、国や東電と真っ向から闘っていたはずだ。
この国の司法はありもしない罪をねつ造して、その「知事」を「抹殺」した。「国策」に抗うと国はここまでするのかと驚きを禁じ得ないと同時に、この国の司法の闇や荷担するメディアの罪、そして「国策」の愚かさも白日に曝される。
同時に希望の映画でもある。佐藤栄佐久氏の無実とこれからの氏の再起への期待がスクリーンに広がる。佐藤栄佐久氏のこれからの福島再起動に、私も参加したいと思う。

飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)


保守本流が暴いたこの国の病巣
ふるさとを守るためなら、財界であれ政府であれ、どんな大きな力とも対峙する気概を秘めているのが保守主義者だ。佐藤栄佐久氏は当初、東電といい関係を築こうとした。それを裏切る事態が再三発生したために、厳しく臨まざるをえなくなったのだ。
そして、全く覚えのない「知事の汚職事件」。収賄額ゼロという前代未聞の「有罪判決」ののち、大規模な検察不祥事が浮上して氏の事件が改めて注目されたところに、原発事故が起きた。保守本流の人の剛直が、この国の病巣を暴いたのだ。
私の直感が生涯に一度だけ、間違わなかったことがある。一審判決を待つ、初対面の氏に、「無実を信じています」と断言したのだ。
ふるさと復興の道はいまだ遠く険しい今、氏の言葉を聞く意味は大きい。

池田香代子(ドイツ文学翻訳家)


歴史は栄佐久知事を忘れない
2011年3月11日以降、世界は福島を知ることになった。ただ、それ以前の福島を、あるいは3・11の表象に回収されきることのない福島の別な側面をどれだけの人が知っているのだろうか。佐藤栄佐久元福島県知事は、いまも、分断され、忘れ去られる多様で豊かな福島の結節点に立つ歴史上の主要人物であることは間違いない。職を辞して10年、裁判が終わっても、街なかでは「ちじ!」「えいさくさん!」と呼びかけられる。昭和から平成にかけて5期18年にわたって知事を務めた存在感はいまも大きい。その言葉は、いまや世界史の上に深く刻まれることになった福島を語る上でいまも、これからも、必ず参照されていくものとなるだろう。

開沼博(立命館大学准教授)


ズシンと胸にこたえる重い内容
「知事は、日本にとってよろしくない。いずれ抹殺する」取り調べ中、検事が発した言葉だ。
佐藤栄佐久元福島県知事。18年の在任中、原発立地県の知事として、その安全性に疑念を持ち、東電・政府と一貫して厳しい対峙を続けてきた。2008年、突然身に覚えのない収賄容疑で逮捕。有罪に。1年後の二審判決で、収賄額ゼロだったとして「実質無罪」の内容だったが、なぜか有罪。知事は抹殺された。明らかに意図された冤罪である。
その後、2011年のあの福島大原発事故で、知事の疑念は現実のものとなった。が、最高裁への上告は棄却された。知事の正しさは証明されたが、人間佐藤栄佐久は抹殺されたままだ。
「司法の中立・公正とは何なのか?」「日本は民主主義国なのか?」ズシンと胸に応える重い内容だが、今こそ、すべての日本人にこれを観て考えてもらいたい、必見の作品だ。日本人の勝負は、これからである!

下村満子(ジャーナリスト)


検察による凶悪犯罪!?
それにしてもひどい事件である。そしてこわい事件である。私も検察による冤罪事件を何件も取材している。検察は強引にストーリーをでっちあげて、これは、と狙った人間を無理やりにストーリーにはめ込んで犯罪者に仕立てる。だが、どの事件も検察の思い違いにせよ、検察が疑いを抱くきっかけ、手掛りらしきものはあるのだが、佐藤知事“抹殺”は、疑われる事柄が全くないのに逮捕され、起訴され、有罪とされた。そして佐藤知事が検察のデタラメストーリーを認めないと、彼の少なからぬ支持者たちが拷問まがいのひどい取り調べを受けて自殺未遂、そして自殺者も出た。これはまぎれもなく検察による凶悪犯罪である。

田原総一朗(ジャーナリスト)


ニッポンが抱えている深き闇を鋭くえぐりだす
村木厚子事件をはじめ検察の特捜事件の実態が次々に明るみに出たいまなら佐藤栄佐久知事の事件も無罪を勝ち取っていたにちがいありません。ご本人の自白調書への署名や弁護側の法廷戦術の誤まりなど検察側に付け入るすきを与えてしまった事も返す返すも無念でなりません。そして検察の言うがままに報道するメディアの姿勢も厳しく問われて然るべきでしょう。どこの国の司法に得べかりし利益がない、収賄ゼロの贈収賄事件などあるというのでしょうか。ニッポンという国が抱えている深き闇を今回のドキュメンタリー映画が鋭くえぐりだしてくれたことに心から敬意をあらわしたく思います。

手嶋龍一(外交ジャーナリスト・作家)


この知事を抹殺してほんとうによかったのか
今さら言っても仕方がないけど、佐藤栄佐久さんが知事をそのまま続けていれば、原発事故への対応もちがっていたし、福島もいくらかは前に進めていたのに。
時々福島に戻る僕に、福島の人が同じことを言う。いったい、誰が何のために栄佐久さんを抹殺したのかな。
僕もそれが不思議でならない。だって栄佐久さんは原発政策の是非など言ってたこと、ないもの。栄佐久さんが繰り返し言っていたのは、何があっても県民の安全を第一にする、地方自治を確立して共生の社会を創る、福島の美しい自然を未来に手渡してゆく、それだけだよ。今回の原発事故で、それこそ全部抹殺されたけどね。

西田敏行(俳優)



映画「知事抹殺」の真実をつくった
映画の制作を決意し、初めて佐藤栄佐久氏にお会いした。罪を犯す人ではないことは、すぐにわかった。未だ冷めることのない栄佐久氏の国造りへの情熱が、大量の資料と共にマシンガンのように私に浴びせられた。2006年突然の失脚。どうにもならない過酷な特捜の手段に、自決を決意した心境は誰にもわからない。この映画でその憂さを晴らせるとは、到底思っていないが、国民すべての人に、この事件の真相を知ってほしい。命がけで日本を変えようとした佐藤栄佐久を世界中の人に知ってほしい。

安孫子亘(本作監督)



『「知事抹殺」の真実』(2016/日本/HD/80分)
監督・撮影:安孫子亘
出演:佐藤栄佐久
ナレーション:高橋春樹/音楽:野崎洋一/エンディング曲:佐藤孝雄「本当のこと」/音楽コーディネート:DAIJI/録音:沼尻和夫、本橋大輔(アフタービート)/デザイン:株式会社ネギ/製作デスク:塩谷奈津紀/プロデューサー:ナオミ/企画:三田公美子/製作:株式会社ミルインターナショナル 


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