『光のノスタルジア』『真珠のボタン』DVD発売記念トーク付き2本立て上映

4月17日(月)【上映】『光のノスタルジア』18:00~/『真珠のボタン』19:40~(『光のノスタルジア』上映後に途中休憩あり)【トーク】21:00

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日時
4月17日(月)【上映】『光のノスタルジア』18:00~/『真珠のボタン』19:40~(『光のノスタルジア』上映後に途中休憩あり)【トーク】21:00
料金
【2本立て価格】一般¥1,300/学生・シニア・UPLINK会員¥1,000/高校生以下¥800
作品分数
90分/82分
リンク
日時:4/17(月)18:00
上映:『光のノスタルジア』18:00~/『真珠のボタン』19:40~(『光のノスタルジア』上映後に途中休憩あり)
トーク:21:00~
ゲスト:管 啓次郎(明治大学教授/詩人)、港 千尋(写真家/映像人類学者)

記憶はあたかも、重力のような力で私たちの心をとらえ続ける

南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督が、混迷する文明社会に脅威の映像美で問う一大連作叙事詩


人間と大地、星々の光、そして水

果てしない時の流れの果てに、人類の記憶を辿り、見えてくるものとは―。パトリシオ・グスマン監督が、南米チリの独裁政権による弾圧時代を見据え、人類の暴虐と英知を語る畢生の二部作『光のノスタルジア』『真珠のボタン』。

そのDVDツインパックが、 いよいよ4月28日(金)に発売されるのを記念し2本立て上映が決定!上映後には、管啓次郎氏と、港千尋氏をお迎えしアフタートークも開催します。

▼当日は会場でDVDを、定価8,208円(税込)のところ6,210円(税込)のスペシャル価格で先行発売します。ご購入者の中から抽選で5名様に『光のノスタルジア』のチリ版オリジナル特大ポスター(約118cm×160cm)をプレゼント!

『光のノスタルジア』

監督:パトリシオ・グスマン(2010年/フランス、ドイツ、チリ/16:9/90分)
宇宙の壮大さに比べたら、チリの人々が抱える問題はちっぽけに見えるだろう。 でも、テーブルの上に並べれば銀河と同じくらい大きい。 チリ・アタカマ砂漠。標高が高く空気も乾燥しているため天文観測拠点として世界中から天文学者たちが集まる一方、ピノチェト独裁政権下で政治犯として捕らわれた人々の遺体が埋まっている場所でもある。生命の起源を求めて天文学者たちが遠い銀河を探索するかたわらで、行方不明になった肉親の遺骨を捜して、砂漠を掘り返す女性たち…。永遠とも思われる天文学の時間と、独裁政権下で愛する者を失った遺族たちの止まってしまった時間。天の時間と地の時間が交差する。


『真珠のボタン』

監督:パトリシオ・グスマン(2015年/フランス、チリ、スペイン/16:9/82分)
水には記憶があるという。ならば、私たちは失われた者の声を聞くことができるのだろうか。さまよえる魂たちも、安らげるのだろうか。全長4300キロに及ぶチリの長い国土は太平洋に臨んでいる。その海の起源はビッグバンのはるか昔まで遡る。そして海は人類の歴史をも記憶している。チリ、西パタゴニアの海底でボタンが発見された。―そのボタンはピノチェト政権により政治犯として殺された人々や、祖国と自由を奪われたパタゴニアの先住民の声を我々に伝える。火山や山脈、氷河など、チリの超自然的ともいえる絶景の中で、流されてきた多くの血、その歴史を、海の底のボタンがつまびらかにしていく。


アフタートーク・ゲスト

管 啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。比較文学者、詩人。明治大学理工学部教授(批評理論)、理工学研究科PAC(場所、芸術、意識)プログラム教授。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、小池桂一との共著『野生哲学』(講談社現代新書)など。最新の著書は『The Dog Book』(NOHARA)。詩集「Agend’Ars」4部作は『時制論』をもって完結(左右社)。現在、第5詩集『数と夕方』を準備中。カリブ海フランス語圏文学、チカーノ文学などの翻訳でも知られる。主な訳書に、エドゥアール・グリッサン『関係の〈詩学〉』、アントナン・アルトー『手先と責苦』(いずれも河出書房新社)、ル・クレジオ『ラガ』(岩波書店)など多数。


港 千尋(みなと・ちひろ)
1960年生まれ。写真家・著述家。NPO法人Art Bridge Institute代表理事。多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授(映像人類学)。早稲田大学政治経済学部卒業。2013年より国際交流基金国際展事業委員を務める。群衆や記憶など文明論的テーマをもちつつ、研究、作品制作、展覧会、出版、キュレーション等、幅広い活動を続けている。著作『記憶-創造と想起の力』(講談社/1996)でサントリー学芸賞、展覧会「市民の色」で伊奈信男賞を受賞。2006年に釜山ビエンナーレ共同キュレーターを、2012年に台北ビエンナーレ共同キュレーターを務める。2007年にはヴェネツィアビエンナーレ国際美術展日本館のコミッショナーも務めた。あいちトリエンナーレ2016 芸術監督。新刊に『言葉の宇宙船ーわたしたちの本のつくり方』芹沢高志+港千尋(ABI+P3共同出版プロジェクト)。

▼南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン『光のノスタルジア』『真珠のボタン』DVD発売


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