『20センチュリー・ ウーマン』

上映終了

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©2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
日時
上映終了
料金
一般¥1,800/学生¥1,500(平日学割¥1,100)/高校生以下¥800/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000
作品分数
119分
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マイク・ミルズ監督が自身の母親をテーマに描く
母と息子のラブストーリー


1924年生まれの母さんは、その昔パイロットになることに憧れた。
1964年生まれのボクは、パンクロックと性に目覚めた。
母さんは、15歳のボクについて“彼女たち”に相談した。
1979年、ボクたちの特別な夏がはじまる。




 1979年夏、カリフォルニア州サンタバーバラ。55歳のワーキングマザー兼シングルマザーのドロシアは、15歳のひとり息子ジェイミーについて2人の女性たちに相談をもちかけた。ひとりはドロシアの家で間借りをする24歳の写真家アビー。もうひとりは、ジェイミーの2つ上の幼なじみジュリー。彼女たちにドロシアは言った。「ジェイミーを助けてやって。この混沌とした時代に自分を保って生きるのは難しい。でも私はついててやれない。子離れしなきゃ。私ひとりの支えじゃとても足りないわ」







 前作『人生はビギナーズ』(10)で、75歳でゲイであることをカミングアウトした自らの父親と自分自身の関係を描いたマイク・ミルズ監督(父親を演じたクリストファー・プラマーは同作でアカデミー賞助演男優賞を獲得)。6年ぶりの新作『20センチュリー・ウーマン』は、自身が生まれ育った故郷サンタバーバラを舞台に、今度は自らの母親をモデルに「母と息子」の物語を描き上げた。脚本は、前作同様ミルズ本人による書き下ろし。長編映画3本目にして、アカデミー賞脚本賞に初ノミネートされた。
 戦前の「大恐慌時代」に生まれたシングルマザーと、「新人類世代」の息子。母親の自立心旺盛で自分を曲げない頑固な性格がそうさせるのか、息子が思春期で反抗期だからなのか、お互いを慈しみ合っているはずなのにそれを素直に表現することができず、思いはなかなか交わらない。そこで母は、“彼女たち”に息子の後見人になってほしいとお願いをする。息子が心を許す彼女たちなら、彼の成長の助けになり心の支えになると思ったからだ。不器用な親子とそんな2人に関わる個性的な女性たち。彼と彼女たちのひと夏の物語を、ミルズならではの美しい画づくりとともにユーモアを交えさわやかに描いている。
 そして本作は、愛する人と真のつながりを感じる一瞬をとらえた「母と息子のラブストーリー」であるとともに、『20センチュリー・ウーマン』というタイトルが示すように、「20世紀の終わりに向けてスピードを上げ力強く突き進んで行く女性たち」がもうひとつのテーマである。




『20センチュリー・ ウーマン』(2016年/アメリカ/英語/119分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch)
監督:マイク・ミルズ
出演:アネット・ベニング、エル・ファニング、グレタ・ガーウィグ、ルーカス・ジェイド・ズマン、ビリー・クラダップ
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