【見逃した映画特集2017】『ドリーム』

上映中~1月26日(金)

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(c) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
日時
上映中~1月26日(金)
料金
一般¥1,300/学生・シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000 ※特別興行の為パスポート会員使用不可、サービスデー適応外
作品分数
127分
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全米大ヒット、
アカデミー賞3部門ノミネートを果たした
歴史上知られざるヒロインたちの
驚くべきサクセスストーリー



今年1月、アメリカで拡大公開された1本の映画が拍手喝采を浴び、あらゆる業界関係者も驚くほどの快進撃を見せた。それまで3週連続ナンバーワン・ヒットを飛ばしていた『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』を退け、全米興収チャート1位を奪取。その勢いに乗って11週連続トップテン入りのロングラン・ヒットを達成し、アカデミー賞では作品賞、脚色賞、助演女優賞の3部門ノミネートを果たした。東西冷戦まっただ中の時代における歴史の“知られざる真実”を今に伝え、幅広い観客層の熱い共感を誘うとともに、ポジティブな夢や勇気を与えた実録ヒューマン・ドラマ、それが『ドリーム 』である。
1960年代初頭、アメリカが超大国の威信をかけて推進していた有人宇宙飛行計画を背景にした本作は、その“マーキュリー計画”において黒人の女性数学者たちが多大な貢献を成し遂げた史実を描き出す。キャサリン・G・ジョンソン、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソンという実在の主人公3人は、当時まだ色濃く残っていた人種差別に直面し、職場でさまざまな苦難に見舞われるが、“人間コンピュータ”とも呼ばれた卓越した知性、たゆまぬ努力、不屈のガッツで次々とハードルを突破。そんな3人の驚くべき道のりを軽妙なユーモアにくるんで親しみやすく伝え、なおかつ心揺さぶるカタルシスをもたらすサクセスストーリーに、誰もが魅了されずにいられない。等身大の共感を呼ぶ“お仕事ドラマ”としても、NASAの宇宙開発の現場をリアルに再現した“歴史ドラマ”としても一級の出来ばえを誇るエンターテインメント快作なのだ。
その感動的な物語をバイタリティあふれる演技で牽引したタラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイの主演トリオは全米俳優協会賞の最優秀アンサンブル賞に輝き、スペンサーがアカデミー賞助演女優賞にノミネート。さらに、言わずと知れた大物スター、ケビン・コスナーや『ムーンライト』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリががっちりと脇を固め、『ヴィンセントが教えてくれたこと』の新鋭監督セオドア・メルフィが軽やかな語り口を披露する。そして音楽界のスーパー・マルチアーティスト、ファレル・ウィリアムスが手がけたサウンドトラック、1960年代の風俗を今に甦らせたカラフルなファッションも観る者の胸を弾ませるに違いない。


【STORY】NASAによる宇宙開発の偉業を支えた黒人の女性数学者たち

 東西冷戦下、アメリカとソ連が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げている1961年。ヴァージニア州ハンプトンのNASAラングレー研究所では、優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが“西計算グループ”に集い、計算手として働いていた。リーダー格のドロシー(オクタヴィア・スペンサー)は管理職への昇進を希望しているが、上司ミッチェル(キルスティン・ダンスト)に「黒人グループには管理職を置かない」とすげなく却下されてしまう。技術部への転属が決まったメアリー(ジャネール・モネイ)はエンジニアを志しているが、黒人である自分には叶わぬ夢だと半ば諦めている。幼い頃から数学の天才少女と見なされてきたキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)は、黒人女性として初めてハリソン(ケビン・コスナー)率いる宇宙特別研究本部に配属されるが、オール白人男性である職場の雰囲気はとげとげしく、そのビルには有色人種用のトイレすらない。それでも、それぞれ家庭を持つ3人は公私共に毎日をひたむきに生き、国家の威信をかけたNASAのマーキュリー計画に貢献しようと奮闘していた。

アポロ計画については皆が知っている。人類による宇宙への大きな第一歩を踏み出した勇敢な男性宇宙飛行士たち―――――
ジョン・グレン、アラン・シェパード、ニール・アームストロングの名前もすぐに列挙できるだろう。しかし
キャサリン・G・ジョンソン、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソンという名前を学校で習うことはないし、ほとんどの人に知られてさえいない。




『ドリーム』(2016年/アメリカ/英語/127分/シネマスコープ/カラー/DCP/原題:HIDDEN FIGURES)
監督:セオドア・メルフィ
出演:タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケビン・コスナー、キルスティン・ダンスト、ジム・パーソンズ、マハーシャラ・アリほか
配給:20世紀フォックス映画


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