『聾者のボクの南米見聞録』

上映中〜4月6日(金)レイトショー上映

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日時
上映中〜4月6日(金)レイトショー上映
料金
一般¥1,800/学生¥1,500(平日学割¥1,100)/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000 ※4月2日(月)のイベント上映のみ一律¥2,000 ※特別興行の為サービスデー適用外
会場
FACTORY(1F),ROOM(2F)
作品分数
90分
リンク

コロンビアからアルゼンチン最南端の町ウシュアイアまで総移動距離、約10000キロメートル。複数言語の手話を操り南米に生きる聾(ろう)者と触れ合い、南米大陸の圧倒的な自然の中で聾者が感じる“音”を記録したドキュメンタリー。


★上映期間中には連日(最終日を除く)、松本紀彦さんにご来場いただき上映後にトークあり


「知らない言語を母語とする現地の人と関わると、コミュニケーションに支障を来しますが、手話でのコミュニケーションになると障壁がグンと低くなるのです。〈言葉以外のメッセージ〉を通じて相手や周りの人々に伝わっていきます。そこに“耳が聞こえない”なりの旅の楽しみ方があると思います。僕がこの旅で感じた〈音〉を、たくさんの人に感じてもらいたいです。そして南米で出会った“友”と、出会えなかった多くの人々にもこの映画を見ていただきたいです」(松本紀彦)


上映作品

『聾者のボクの南米見聞録』(2015年/日本/90分)




監督・製作・撮影・編集:YASU
配給:CABUQUI WORKS


世界中を一人で旅してきたバックパッカー松本紀彦は聾者です。音の聞こえない彼が世界をどんな風に旅してきたのだろうか?そして何を感じ、何を求めて旅をしているんだろうか?そんな疑問からこの映画は生まれました。コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンをバックパック一つで旅をし、南米にもたくさんいる聾者と出会い、交流しました。さらに自然への挑戦も。パタゴニアなど圧倒的な南米大陸の自然のなかに、彼にしか感じることができない“音”がありました。


4/2(月)『LISTEN リッスン』+『聾者のボクの南米見聞録』二本立て上映&トーク(出演:松本紀彦さん、雫境さん)

『聾者のボクの南米見聞録』の公開を記念し、2016年に公開され〈聾者の音楽〉について視覚的に表現したその内容が話題を呼んだドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』(共同監督: 牧原依里/雫境|配給:アップリンク)と本作のトーク付き二本立て上映を開催します。上映終了後に、松本紀彦さんと雫境さん(『LISTEN リッスン』共同監督)のトークあり。(この日のみ料金は一律¥2,000です)

『LISTEN リッスン』(2016年/日本/58分/DCP/サイレント)




共同監督・撮影・制作:牧原依里、雫境(DAKEI)
出演:米内山明宏、横尾友美、佐沢静枝、野崎誠、今井彰人、岡本彩、矢代卓樹、雫境、佐野和海、佐野美保、本間智恵美、小泉文子、山本のぞみ、池田華凜、池田大輔
配給:アップリンク
宣伝:聾の鳥プロダクション


「聾者(ろう者)の音楽」を視覚的に表現したアート・ドキュメンタリー、無音の58分間。

世界には音楽が溢れている。
しかしあなたのまだ知らない音楽があるとしたら──
この映画は無音であり、言語は手話である。耳の聞こえない聾者(ろう者)たちが自ら「音楽」を奏でるアート・ドキュメンタリーだ。楽器や音声は介さない。彼らは、自身の手、指、顔の表情から全身に至るまで、その肉体を余すことなく駆使しながら視覚的に「音楽」空間を創り出していく。

出演者は国内外で活躍する舞踏家から、演技経験のない一般の聾者まで多彩な顔ぶれが集まる。彼らは各々に「音楽が視える」と語り、「魂から溢れ出る“気”のようなもの」から「音楽」を感じるという。複数の手話詩を交えながら「四季」を表現する初老の男性、木々のざわめきの中で風を歌う少女、波打つ浜辺で魂を叫ぶ女性、親密な愛情を共鳴させる夫婦……。
手話言語を通じて日常的に熟達した彼らの身体表現は、「音楽とは?」という問いのさらに奥深く、人の内面から滲み出る内なる“何か”へと迫っていく。

松本紀彦(まつもと・のりひこ)

1979年生まれ。先天性の聴覚障害者(両耳が全く聴こえない)。虹彩異色症(左右の眼の色が異なる障害)の為、左眼は青く、右眼は琥珀色をしている。2005年に日本ろうサッカー代表選手に選出。アジア予選2回。デフリンピック、タイ国王陛下アジア障碍者大会に出場。音のない世界に生きる男が世界から集った選手たちと、交流する体験から「様々な世界をこの目で見てみたい」「色々な人と出会いたい」と、今までにない胸の高鳴りを感じ、世界一周の旅に出る決意。ハンデを持ちながらも、それをハンデとせず、6年間かけて旅を続け自分にしか感じられない、『音』と出会う。2013年に世界一周目前で、諸事情で日本に帰国。



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