ヤポネシア映画祭 〜『久高オデッセイ』大重潤一郎作品連続上映〜

上映中~4月20日(金)

原郷ニライカナイ
日時
上映中~4月20日(金)
料金
一般¥1,800/学生¥1,500/高校生以下¥800/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000 ※特別興行の為、各種割引、サービスデイ適用外

12年にわたり”神の島”である沖縄久高島を撮り続けた『久高オデッセイ』三部作を含む大重潤一郎監督作品の史上初となる連続上映企画です。奄美から鹿児島桜島の麓に移住した農夫達の力強い日常を描く1970年の処女作『黒神』、水源から海までの水の流れをヒマラヤやインド~バリ島などへのロケで追った『水の心』など、アジアの海を中心とした自然と人々の共生の美しさを綴る全10タイトルをこの機会に是非!


【上映スケジュール】
全日10:30からの上映


4/7『黒神』1970
トーク&ライブ出演:鎌田東二、SUGEE


4/8『縄文』2000
「水の心」


4/9『ビッグマウンテンへの道』2001
『風の島』1995


4/10『原郷ニライカナイへ―比嘉康雄の魂―』2001
『光りの島』1996


4/11『久高オデッセイ第一部 結章』2006


4/12『久高オデッセイ第二部 生章』2009


4/13『久高オデッセイ第三部 風章』2015


4/14『黒神』1970


4/15『縄文』2000
「水の心」
トーク&ライブ出演:鎌田東二、SUGEE


4/16『ビッグマウンテンへの道』2001
『風の島』1995


4/17『原郷ニライカナイへ―比嘉康雄の魂―』2001
『光りの島』1996


4/18『久高オデッセイ第一部 結章』2006


4/19『久高オデッセイ第二部 生章』2009


4/20『久高オデッセイ第三部 風章』2015


大重潤一郎おおしげじゅんいちろう
1946年生まれ。岩波映画助監督を経て、デビュー作『黒神』に始まり『光りの島』『風の島』など自然の中における人間の位置を常に自然の側から問いかける作品を制作。2002年より「神の島」沖縄久高島を舞台にした映画『久高オデッセイ第三部 風章』を12年かけて制作。「第三部 風章」完成後、2015年7月22日享年69歳で永眠。


『黒神』(1970年/70分)
労働とは何か‥飯を食うとは‥愛するとは何か生きるとは‥人間とは何か!?
桜島西北の黒神地区の開拓農民の厳しい自然の中で自然を畏怖畏敬しながら慎ましく逞しく生きる人間の姿を描く大重監督デビュー作

監督・脚本:大重潤一郎




『水の心』(1991年/27分)
ヒマラヤやインド、バリ島の水や風の流れを記録し、人々が信仰する水の女神サラスヴァティーの気配を、自然と人が交歓する日常信仰を通じて描いた。自然遺産のような自然本来の姿は、未来の子供たちへと継承していかなければならない……といった大重の強い想いを伺い見ることができよう。

監督:大重潤一郎
撮影:川口徹也




『光りの島』(1995年/60分)
幼いころに母を亡くした主人公は亜熱帯の珊瑚の無人島と出会い、島の磁力に引かれるように魂の道草を始める。やがて島の自然が語り出す‥。阪神大震災を身をもって経験した大重が祈りと希望を託して編集し作り上げた生命の根源を問う映画。

監督:大重潤一郎
出演:上条恒彦
撮影:堀田泰寛




『風の島』(1996/45分)
かつて、八重山諸島・新城島(パナリ)で作られていた幻の土器といわれる「パナリ焼き」。陶芸家の大嶺實清氏が新城島へと渡り、パナリ焼きの焼成実験をする過程を収めたドキュメンタリー作品。
島の風土から生まれる土器づくりを通して、今生きる原点を見つめなおしたい。(出演・語り:大嶺實清)

監督:大重潤一郎
撮影:堀田泰寛
出演・語り:大嶺實清




『縄文』(2000年/47分)
私たちはどう生きていたのか、何を失ってきてしまったのか。
季節が巡るようにすべての生きものは生死をくり返しながら永遠のいのちを共に支えあって生きている。‥生命は一つ。
縄文の暮らしを現代の眼で記録した映画。

脚本・監督・編集:大重潤一郎
主演:西尾純
題字:梅原猛
撮影:堀田泰寛
音楽:岡野弘幹




『ビッグマウンテンへの道』(2000年/45分)
アリゾナの聖地ビッグマウンテンを守るおばあさんたちは「最後のインディアン」と言われている。日々大地に祈る伝統的な生活を営む彼らに、容赦なく襲いかかる強制移住の荒波。
これは世界中の若者たちがおばあさんたちにエールを送るためにビッグマウンテンを目指した行進の記録です。(ナレーション:山尾三省)

脚本・監督・撮影・編集:大重潤一郎
朗読:山尾三省
音楽監修:岡野弘幹




『原郷ニライカナイへー比嘉康雄の魂ー』(2000年/60分)
琉球弧の人々・祭祀を記録し続けた写真家・比嘉康雄の遺言を記録した貴重な映画。この撮影を機に大重は沖縄の古層文化の記録を決意し、『久高オデッセイ』製作を始める。

監督・撮影・編集:大重潤一郎


『久高オデッセイ』三部作


『久高オデッセイ第一部 結章』(2006/68分)


『久高オデッセイ第二部 生章』(2009/77分)


『久高オデッセイ第三部 風章』(2015/95分)

2002年から12年間、「神の島」・沖縄久高島の自然や島人の営み、祭祀などを撮影した大重監督の集大成。大重は製作途中、脳出血により倒れ、半身まひとなり、さらに癌手術17回を経る。
2015年6月文字通り命を削りながら「久高オデッセイ三部作」を完成させる。大自然のリズム、死と再生、魂の永遠を謳歌する映像抒情詩。

監督:大重潤一郎

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