ヤン・シュヴァンクマイエル監督引退記念上映会 「シュルレアリストの軌跡」

10月27日(土)~11月2日(金)※チケット発売は10月24日(水)朝10時より、オンライン・窓口ともに開始します。

シュバンクマイエル
日時
10月27日(土)~11月2日(金)※チケット発売は10月24日(水)朝10時より、オンライン・窓口ともに開始します。
料金
一般¥1,800/学生¥1,500(平日学割¥1,100)/高校生以下¥800/シニア¥1,100/UPLINK会員¥1,000
目に焼き付いて離れない強烈な映像で
長年“シュルレアリストの象徴的な存在”として
活躍してきたチェコのヤン・シュヴァンクマイエル監督が
この度、引退を表明されました。
シュヴァンクマイエルの創る映画は
とても一般的とは言い難い作風ですが、
間違いなく“チェコ映画の顔”でした。
それほど、
シュヴァンクマイエルの映画に
多くの人が魅了され
マグマのようなエネルギーを
受け続けてきました。


チェコが共産時代であった
1960年代~1980年代
アニメ制作は国営の施作で、
アニメ作家は金策や配給の心配がなく、
制作に没頭できる環境で
作家たちにとって
“黄金時代”でした。
しかし、シュヴァンクマイエルだけは
独特のシュールな作風ゆえ
国に懐疑的に見られ、
自由な創作は許されませんでした。
特に1973年から1979年までの
7年間、映像制作を全面的に禁止されました。
でも、シュヴァンクマイエルは
国になびくことなく、
作風を一切変えませんでした。
1980年代に入り、
海外で評価され、
シュヴァンクマイエル作品は
世界中で人気を博すことになり、
当時のチェコスロヴァキア政府も
シュヴァンクマイエルの存在を認めざるを得なくなりました。
それ以降、
シュヴァンクマイエル作品は
常に“チェコ映画の顔”となり、
常に注目を集めることになり、
多くのクリエーターの教科書的
存在となりました。


そんなシュヴァンクマイエルも
今年の9月で84歳になりました。
年齢からすると
引退もしょうがないのかもしれませんが、
彼の強烈な作風から、
シュヴァンクマイエルに限って
引退などないものだと
勝手に思っていましたが、
引退を表明したのは事実です。
そう考えると、
とても寂しく感じます。

ここで
この世紀のシュルレアリストの
歩んだ軌跡を彼の原点である
短編作品を中心にリバイバル上映を
10/27(土)~11/2(金)の1週間、
開催いたします。

※平日は、20時頃から土日は15時30分頃から上映予定。
※正確な上映開始時間は10月22日(月)夜20時ごろまでに劇場ホームページでお知らせいたします。
※チケット発売は10月23日(水)朝10時より、オンライン・窓口ともに開始します。


上映後には
“チェコアニメに命を捧げた男”
アットアームズの眞部が
シュヴァンクマイエルについての
エピソードを毎日20分程度お話させていただきます。
眞部は2005年の作品「ルナシー」以来、
シュヴァンクマイエルと付き合いがございます。
決して友人関係などではなく、
“ビジネスパートナー”として
お付き合いさせていただいてきた
眞部だけが知る
“シュヴァンクマイエルの仕事の顔”がございます。
作品以上に強烈な
シュヴァンクマイエルの規格外の側面に
驚愕必至です。

それに何より、
シュヴァンクマイエルから
引退表明の事実を
聞き出したのが
眞部なのです!

そして、引退表明後のシュヴァンクマイエルとのやり取りで
驚愕の事実が…!

お楽しみに!



【上映作品/スケジュール】
10月27日(土)15時30分頃
10月30日(火)20時頃

【シュヴァンクマイエル短編プログラムA~超ディープな世界~】(計79分)


【シュヴァンクマイエル短編プログラムA~超ディープな世界~】(計79分)

肉が動き、粘土が駆け巡ります。
あらゆるオブジェが生き生きとコミカルに動きます!
シュヴァンクマイエルファン以外は楽しめません!
でもシュヴァンクマイエルファンにはたまりません!
最も“シュヴァンクマイエルらしい作品”ばかりのプログラム!
『セルフポートレート』のみ
ヤン・シュヴァンクマイエルとイジー・バルタと
パヴェル・コウツキーの3監督の共作。

1.『棺の家』(1966年/10分)
2.『ドン・ファン』(1972年/33分)
3.『対話の可能性』(1982年/12分)
4.『男のゲーム』(1988年/15分)
5.『闇・光・闇』(1989年/7分)
6.『セルフポートレート』(1988年/2分)

監督ヤン・シュヴァンクマイエル/イジー・バルタ/パヴェル・コウツキー



10月28日(日)15時30分頃
10月31日(水)20時頃

【シュヴァンクマイエル短編プログラムB~シュルレアリストの青春~】(計80分)


詩的でファンタジックな作品が多いチェコアニメの中、
そのものとは全く無縁なのがヤン・シュヴァンクマイエルの作品。
時代がまだ彼を歓迎していない時代の短編作品のプログラム…。
しかし、その中に彼の大いなるアイデンティティーが詰まっています。
これらの作品に世界中の多くのクリエーターが大きく影響されたのです。

1.『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』(1964年/12分)
2.『エトセトラ』(1966年/7分)
3.『庭園』(1968年/17分)
4.『コストニツェ』(1970年/10分)
5.『オトラントの城』(1973年―1979年/18分)
6.『アッシャー家の崩壊』(1980年/16分)

10月29日(月)20時頃
11月1日(木)20時頃

【シュヴァンクマイエル短編プログラムC~シュヴァンクマイエルの心の窓~】(計76分)


シュヴァンクマイエルの思想が最も
色濃く出ていたプログラム。
時代の逆風を受けながら
シュヴァンクマイエルは何を思いながら創り続けたのか?
上映終了後、そんなお話もさせていただきます。

1.『J.S.バッハ-G線上の幻想』(1965年/10分)
2.『自然の歴史(組曲)』(1967年/9分)
3.『部屋』(1968年/13分)
4.『家での静かな一週間』(1969年/19分)
5.『レオナルドの日記』(1972年/11分)
6.『陥し穴と振り子』(1983年/14分)


11月2日(金)20時頃
『ルナシー』(2005年/123分)
~シュヴァンクマイエル最大のホラー~

最終日は、シュヴァンクマイエルの
2005年の長編作品「ルナシー」を上映いたします。
シュルレアリストの描くホラー…。
見ると必ず、元気を失います。
だから休日前の金曜日に上映いたします。
今、リア充な方は見ないでください。
でも、この作品の中にこそ
シュヴァンクマイエルのメッセージが
たくさん詰まっています。
眞部の所属するアットアームズは
この作品に出資しております。
制作過程の驚愕エピソードは必聴!

※正確な上映開始時間は10月22日(月)夜20時ごろまでに劇場ホームページでお知らせいたします。
※チケット発売は10月24日(水)朝10時より、オンライン・窓口ともに開始します。



【チェコアニメに命を捧げる男とは?】
365日24時間、常にチェコのアニメや絵本のビジネスに奔走する男、
アットアームズの眞部学(まなべがく)。
チェコアニメの配給や大人気キャラクター森の妖精アマールカを日本に持ってきた上、
数々の問題をクリアしチェコ人気No.1のモグラのクルテクの日本での商品化に成功した人物。チェコのアニメと絵本のビジネスだけをしている世界唯一の人物!彼の熱っぽい言葉と愉快な人柄に触れてください!あっという間にチェコアニメの虜です!

配給:アットアームズ
Ⓒ Krátký Film Praha, a.s.
Ⓒ Athanor
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