南米の巨匠パトリシオ・グスマン監督2部作一挙公開! 『光のノスタルジア』『真珠のボタン』

映画『光のノスタルジア』

記憶はあたかも、重力のような力で私たちの心を捉え続ける。

映画『真珠のボタン』

南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督が、
混迷する文明社会に驚異の映像美で問う一大連作叙事詩、一挙公開!

2015年10月10日(土)より、岩波ホールほか全国順次公開

『光のノスタルジア』

光のノスタルジア

監督・脚本:パトリシオ・グスマン/プロデューサー:レナート・サッチス/撮影:カテル・ジアン
編集:エマニュエル・ジョリー/天文写真:ステファン・ガイザード/製作:アタカマ・プロダクションズ
(2010年/フランス、ドイツ、チリ/16:9/90分)
配給・宣伝:アップリンク

『真珠のボタン』

真珠のボタン

監督・脚本:パトリシオ・グスマン/プロデューサー:レナート・サッチス/撮影:カテル・ジアン
編集:エマニュエル・ジョリー/写真:パス・エラスリス、マルティン・グシンデ/製作:アタカマ・プロダクションズ
(2015年/フランス、チリ、スペイン/16:9/82分)
配給・宣伝:アップリンク


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NEWS

イベント連日開催!『光のノスタルジア』『真珠のボタン』の世界

関野吉晴さん(探検家)、平松正顕さん(国立天文台チリ観測所)、太田昌国さん(民族問題研究家)によるトークイベント連日開催決定!

『光のノスタルジア』『真珠のボタン』、両作品を読み解くポイントでもある「アタカマ・西パタゴニア」「宇宙」「ピノチェト独裁政権」に焦点をあてたトークイベントを連日開催致します。
当日映画をご覧になった方はもちろん、これまでに『光のノスタルジア』『真珠のボタン』をご覧いただいた方も、半券をお持ちいただければご入場いただけます。是非この機会にご来場ください。
※先着50名様となります。満員の際はご容赦下さい。

★11月8日(日):グレート・ジャーニー番外編、アタカマ・パタゴニア
『光のノスタルジア』『真珠のボタン』の舞台であるチリの、アタカマ砂漠と西パタゴニア。1972年アジェンデ政権の時代に陸路を縦断したという探検家で医師の関野吉晴さんにお越しいただき、アタカマ、西パタゴニアに滞在した際のお話をしていただきます。

日時: 11月8日(日)14:35~(13:00の回上映終了後)
会場:岩波シネサロン(岩波ホールのビル9F)
ゲスト:関野吉晴さん(探検家・医師)

『光のノスタルジア』『真珠のボタン』の半券をご提示ください。 先着50名(満員の際はご容赦ください)

★11月9日(月):『光のノスタルジア』の宇宙
『光のノスタルジア』で描かれる、壮大な宇宙と人類の営み。ミクロとマクロの交差を、「宇宙」を切り口に、本作の舞台であるチリ・アタカマ砂漠で進められている天文プロジェクトに参加している国立天文台チリ観測所の平松正顕さんにお話しいただきます。

日時: 11月9日(月)14:35~(13:00の回上映終了後)
会場:岩波シネサロン(岩波ホールのビル9F)
ゲスト:平松正顕さん(国立天文台チリ観測所)
『光のノスタルジア』『真珠のボタン』の半券をご提示ください。 先着50名(満員の際はご容赦ください)

★11月10日(火):グスマン作品とチリの歴史
ピノチェト独裁政権下での弾圧、ヨーロッパ人による植民地化と先住民の虐待など、『光のノスタルジア』『真珠のボタン』で描かれるチリの歴史を、民族問題研究家で評論家の太田昌国さんにお話いただきます。

日時: 11月10日(火)16:30~(15:00の回上映終了後)
会場:岩波シネサロン(岩波ホールのビル9F)
ゲスト:太田昌国さん(民族問題研究家)

『光のノスタルジア』『真珠のボタン』の半券をご提示ください。先着50名(満員の際はご容赦ください)

映画『光のノスタルジア』『真珠のボタン』上映記念ツアー

アタカマ天体ツアー&アタカマ塩湖観光!
マゼラン海峡を渡り、ティエラ・デル・フエゴ観光!
チリ最果て紀行10日間

『光のノスタルジア』の舞台である宇宙に最も近い場所と呼ばれるサンペドロ・デ・アタカマにて、満天に広がる星空と、広大な大地に沈みゆく美しい夕日を観るツアーにご案内いたします。

また『真珠のボタン』に登場するプンタアレーナス地方へ向かい、世界最南端を走る蒸気機関車「世界の果て号」にて、ブナの原生林が残るティエラ・デルフエゴ国立公園へ。南米の大自然を全身で感じていただきます。

旅行代金:¥933,000~¥998,000
出発地:成田空港
出発期間:2015年10月1日~2016年3月31日
訪問都市:サンチャゴ/サンペドロ・デ・アタカマ/プンタアレーナスほか
ツアー詳細

お問い合わせ:
ネイチャーワールドH.I.S.秘境旅行専門デスク

Sister×『光のノスタルジア』『真珠のボタン』
オリジナルTシャツ限定発売!

渋谷のセレクトショップSisterと映画『光のノスタルジア』『真珠のボタン』のコラボTシャツが限定発売!アタカマ砂漠から観測した宇宙と、西パタゴニアのインディオ、セルクナム族を大胆に配置したTシャツです。

サイズ:各S,M,L
価格:8,000円(税抜)
ボディ:ホワイト
プリント:フロント全面
インクジェット印刷(ブラック)
発売日:10月10日

【御取扱い店】

◇オンライン販売はこちら
FAKE TOKYO.com

◇店頭販売はこちら
◆Sister
東京都渋谷区宇田川町18-4 FAKE 2F
03-5456-9892
http://sister-tokyo.com/
◆渋谷アップリンク・マーケット
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2階
03-6825-5503

※ほか、一部公開劇場でも販売致します。

はじめに

およそ138億年昔、ビッグバンとともにこの宇宙が誕生し、46億年昔に地球が誕生、やがて水のなかから生命が生まれ進化を続けた。海から陸が生まれ、映画の舞台となる南米チリという国が生まれた。巨匠グスマン監督はその果てしない時の流れのなかで、大宇宙や自然をとらえた驚異の美しい映像とともに、人間が過去に繰り返してきた蛮行をとらえる。ピノチェト独裁政権下(1973~1990)での弾圧、さかのぼり行われた植民地化と先住民への虐待などである。

大宇宙のなかの地球、その光や水は、人間とともに、宇宙の営みや人間の業ともいえる歴史の事実を記憶している。この2作品を見る者は、心にこれまで経験のない意識が目覚めるのを感じるだろう。永遠の時空のなかで生成するひとつの生命体としての大いなる意識。人間は地球の支配者ではない。歴史の記憶とは。人間の、人間やほかの生命を蹂躙する性(サガ)とは‥‥。 『光のノスタルジア』と『真珠のボタン』、この2作品における「星の視座」は、今日の混迷する文明社会で顕在する、人間の暴力や支配への欲望に対して、私たちが忘れようとしている人類の叡智を思い起こさせる。

それは未来への希望にほかならない。

監督について

パトリシオ・グスマン監督

ラテンアメリカを代表するドキュメンタリー映画監督。1941年チリ、サンティアゴ生まれ。 アジェン政権時代の政府とその崩壊を描いた三部作、全5時間のドキュメンタリー『チリの戦い』は、アメリカの雑誌「シネアスト」で「世界で最も優れた10本の政治映画のうちの1本」と評された。 ピノチェトによるクーデター後、グスマンは逮捕され、2週間監禁された。 1973年にチリを出国し、その後はキューバ、スペイン、フランスと移り住み、多くの作品を発表し続けている。 1997年に始まったサンティアゴ国際ドキュメンタリー映画祭(FIDOCS)の創設者であり、同映画祭の代表を務めている。


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『光のノスタルジア』『真珠のボタン』 『光のノスタルジア』『真珠のボタン』