キャスト



シャー・ルク・カーン

オーム・プラカージュ・マッキージャ 売れないエキストラ俳優。人気女優のシャンティに淡い恋心を抱いているが、事件に巻き込まれ死亡。 オーム・カプール オーム・プラカージュが死んだと同時に生まれた。成長し、超人気俳優となる。

1965年11月2日生まれ。「キング・オブ・ボリウッド」と呼ばれるトップ男優。デリーにあるインド国営テレビで俳優デビュー後、ボンベイ(現ムンバイ)に移り『恋狂い』(1992年)で映画界に進出。『ラジュー出世する』(1992年)で注目されたあと、『賭ける男』(1993年)や『恐怖』(1993年)のアンチ・ヒーロー役でブレイク、以後ヒット作を連発する。中でも『シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦』(1995年)は大ヒット、現在でもムンバイの映画館で上映が続くというギネス級のスーパーヒットとなった。2000年代に入っても常に主演作が興収ベストテン入りしており、『ラ・ワン』(2011年)のゲーム・キャラのヒーローなど、新しい役柄にも次々と挑戦している。近年は特にドイツで人気が沸騰、『DON 2』(2011年)でベルリン・ロケが実現したのも彼の人気のおかげと言われている。俳優のほか、『それでも心はインド人』(2000年)以降は映画製作者としても活躍。2004年に製作会社レッド・チリーズ・エンターテインメントを立ち上げてからは、妻ゴウリー・カーンと共に本作や『ラ・ワン』(2011年)等を製作してヒットさせるなど、着々と実績をあげている。IPLクリケット・チームのオーナーとしても有名。1991年に結婚したゴウリーとの間に、息子と娘がいる。

yajirushi


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ディーピカー・パードゥコーン

シャンティプリヤ 人気女優。ムケーシュと極秘裏に結婚、妊娠していたが、彼女を疎ましく思っていたムケーシュに殺害されてしまう。 サンディ オーム・カプールの大ファンで、彼の企画する映画のオーディションに現れた、シャンティそっくりの女の子。

1986年1月6日コペンハーゲン生まれ。父は有名なバドミントン選手で、当時トレーニングのためデンマークに滞在中だった。ディーピカーは11ヵ月の時にインドに帰国、以後南インドのバンガロールで育つ。大学時代にモデル業界に入り、メイベリン等様々な企業の広告に出演。女優デビューは2006年のカンナダ語映画『アイシュワリヤ』で、ウペンドラの相手役としてタイトル・ロールを演じた。続く本作で大ブレイク、「フィルムフェア」誌賞新人女優賞等を受賞して、一気に人気女優の仲間入りを果たす。その後は日本でも公開された『チャンドニー・チョウク・トゥ・チャイナ』(2009年)を始め、数々の作品に引っ張りだこの存在となる。これまでに出演したボリウッド映画は、ゲスト出演も含めるとすでに15本で、そのうちの『今どきの恋愛』(2009年)と『カクテル』(2012年)は日本でも映画祭上映された。この2作品もそうだが、心理サスペンス映画『カールティクがカールティクに電話する』(2010年)や社会問題を描く『留保制度』(2011年)等、演技力を必要とされる作品でも存在感を発揮しており、その演技は映画評論家からも高く評価されている。次作は“スーパースター”ラジニカーントの相手役を務めるタミル語の時代劇『コーチャーディヤーン』で、2013年春の公開が予定されている。

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アルジュン・ラームパール

ムケーシュ 売れっ子プロデューサー。シャンティ殺害後アメリカに渡ったが、30年後オーム・カプールの映画製作に参加。

1972年11月26日生まれ。デリーの大学生だった頃にムンバイのディスコでデザイナーに見出され、モデル業界入り。スーパーモデルとして活躍後、2001年に『解脱』で俳優デビューする予定だったが、後の作品『愛、恋、それに愛情』(2001年)が先に公開。この作品と、同年に公開された『熱狂』とで新人男優賞を受賞する。以後順調にキャリアを重ね、シャー・ルク・カーン主演作『さよならは言わないで』(2006年)や『DON 過去を消された男』(2006年)等に出演。本作では悪役の演技が評価され、数々の賞に輝いた。以後個性的な脇役として、『ロック・オン!!』(2008年)、『政治』(2010年)、『ラ・ワン』(2011年)等のヒットに貢献している。


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シュレーヤス・タラプデー

パップー オームの親友。

1976年1月27日マハーラーシュトラ州サターラー市生まれ。マラーティー語のテレビドラマ出演や演劇の舞台を経て、2000年に『原因』の端役で映画デビュー。その後マラーティー語映画出演を経て、『イクバール』(2005年)の障害者クリケット選手役で本格主演を果たす。演技のうまさには定評があり、『運命の糸』(2006年)の百面相役、本作のパップー役、そしてシャーム・ベネガル監督の『ようこそサッジャンプルへ』(2008年)の主役である代書屋役は、観客の心を強く捉えた。以後、コメディ映画を中心に、達者な演技を披露し続けている。


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キラン・ケール

オームの母

1955年6月14日生まれ。1983年にパンジャービー語映画でデビュー。結婚するが、男児をもうけたのち離婚し、1985年に俳優アヌパム・ケールと再婚。演劇活動やテレビ出演を経て、1996年に主演した『サルダーリー・ベーゴム』で国家映画賞審査員特別賞を受賞。以後『デーウダース』(2002年)等の母親役で達者な演技を披露している。


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ジャーヴェード・シェイク

オーム・カプールの父

1954年10月8日ラーワルピンディー生まれのパキスタン人俳優。1974年に“ロリウッド”と呼ばれるラーホールの映画界でデビューし、以後100本以上の作品に出演する。1995年からは監督としても活躍。2005年以降はボリウッドに活躍の場を移し、『ナマステ・ロンドン』(2007年)や『天国』(2008年)等のヒット作に出演している。


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