2013年配給作品

パリ、ただよう花

2013年12月21日(土)より、渋谷アップリンク、新宿K’scinemaほか、全国順次公開

原題
花/Love and Bruises
劇場公開日
2013年12月21日
国内配給期限
2021年9月26日まで
作品分数
105分
上映素材
リンク
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発売情報

商品名
パリ、ただよう花
発売日
2015年3月4日
ソフト
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イントロダクション

ロウ・イエ初の原作作品。リウ・ジエが自身の体験をもとにインターネット上で発表した小説「裸」の映画化である。赤裸々で過激な性描写が話題となった小説を映画化した理由について、監督は「その物語が愛を扱っていたからです。僕が常に興味を持っているテーマを、女性の視線で率直かつ正直に、人間的な視線で提示していました。愛は人間にとって日常的な問題です」と語る。

撮影は、ジャ・ジャンク―作品には欠かせない撮影監督、ユー・リクァイ。出演は、LOUIS VUITTON、Dior、Yves Saint Laurentなど、トップブランドの広告等で活躍するフランス生まれの中国人モデル兼女優コリーヌ・ヤンと、ジャック・オーディアール監督『預言者』(2009年)のタハール・ラヒム。二人は中国から来た教師とフランスに住む建設工という対照的な恋人を圧倒的な存在感で熱演し、ラヒムは「『預言者』以来のハマり役」(ル・モンド紙)と評された。

ストーリー

北京で出会った恋人の後を追い、パリにやってきた若い教師、花(ホア)。なじみのない異国の地、彼女はさまざまな男と身体を重ね、パリの夜をさまよい歩く。そんなとき、建設工のマチューと出会い、恋に落ちる。何度も激しい愛を交わす二人であったが、彼の異常なまでの執着心を目の当たりにして、次第に心はすれちがっていく。

ある日、マチューと別れて北京での仕事へ向かったホア。彼女は昔の恋人であるディン・イーの元に身を寄せる。未だにホアのことを忘れられないでいたというディン・イーは彼女に結婚を申し入れる。はじめは躊躇するホアであったが、しだいに彼の優しさにほだされ、プロポーズを受けることに。そして、北京へ戻ることを決意する。

住居を引き払うため、ふたたび訪れたパリ。音信不通になっていたマチューのことが心配になり、彼の実家を訪ねたホアは、久しぶりにマチューと再会を果たす。相変わらず強引なマチューにされるがまま、荒々しく身体を重ねる二人。しかし、もはや昔のように彼らの心が通い合うことはなかった……。

クレジット

(2011年/フランス、中国/105分/16:9)【R15+】
監督:ロウ・イエ(『スプリング・フィーバー』『天安門、恋人たち』)
出演:コリーヌ・ヤン、タハール・ラヒム(『預言者』ジャック・オディアール監督)
撮影:ユー・リクウァイ(『長江哀歌』ジャ・ジャンクー監督)

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場面写真

予告編

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