2018年配給作品

ラッキー

2018年3月17日より新宿シネマカリテ、 アップリンク渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国順次公開

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  • この作品は自主上映可能です

    料金など詳細については自主上映のご案内のページをご覧ください

原題
lucky
作品分数
88分
上映素材
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予告編
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イントロダクション

銀行強盗もしない、飛行機から飛び降りもしない、人助けもしない。
「人生の終わり」にファンファーレは鳴り響かない ―

神など信じずに生きてきた90歳のラッキーは、今日もひとりで住むアパートで目を覚まし、コーヒーを飲みタバコをふかす。いつものバーでブラッディ・マリアを飲み、馴染み客たちと過ごす。そんな毎日の中でふと、人生の終わりが近づいていることを思い知らされた彼は、「死」について考え始める。子供の頃怖かった暗闇、去っていった100歳の亀、“エサ”として売られるコオロギ ― 小さな町の、風変わりな人々との会話の中で、ラッキーは「それ」を悟っていく。

現実主義で一匹狼、すこし偏屈なラッキーを演じるのは、2017年9月に亡くなったハリー・ディーン・スタントン。名バイプレイヤーとして知られるジョン・キャロル・リンチが、全ての者に訪れる人生の終わりについて、スタントンの人生になぞらえて描いたラブレターともいえる初監督作品である。また、ラッキーの友人役として、映画監督のデヴィッド・リンチが出演。実際、長きにわたる友人である彼らを当て書きした脚本は哲学的で示唆に富んでおり、彼らの"素"を思わせるやりとりを見ることができる。

クレジット

監督:ジョン・キャロル・リンチ(『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』出演)
出演:ハリー・ディーン・スタントン(『パリ、テキサス』『レポマン』『ツイン・ピークス The Return』)、
デヴィッド・リンチ(『ツイン・ピークス』『インランド・エンパイア』監督)、
ロン・リビングストン(『セックス・アンド・ザ・シティ』)ほか
(2017/アメリカ/88分/英語/1:2.35/5.1ch/DCP)

予告編

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