2020年配給作品

ホドロフスキーのサイコマジック

2020年6月12日(金)、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、新宿シネマカリテほか全国順次公開

©SATORI FILMS FRANCE 2019 ©Pascal Montandon-Jodorowsky
原題
Psychomagie, un art pour guerir
作品分数
104分
上映素材
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予告編
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イントロダクション

91歳、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の集大成——
これまで創り上げてきた作品が、いかに“サイコマジック”であったかを証明する。

「サイコマジック」とはホドロフスキーが考案した心理療法である。本作では自身のこれまでの作品での映像表現が、いかに「サイコマジック」という技法によって貫かれているかを解き明かしていく。実際にホドロフスキーのもとに悩み相談に訪れた10組の人々が出演し、「サイコマジック」がどのように実践され、作用しているのかを描く。
ホドロフスキーは、自身をフロイトと対置した上で、「サイコマジック」は科学が基礎とされる精神分析的なセラピーではなく、アートとしてのアプローチから生まれたセラピーであると語る。長年にわたり個人のトラウマに応答する一方、本作後半で社会的な実践「ソーシャル・サイコマジック」を展開する様子は圧巻!

ストーリー

意識を破壊し、無意識を覚醒させ、奇跡を引き起こす——
ホドロフスキーのサイコマジックを体験せよ!

ドイツの精神分析学者エーリッヒ・フロムと共に精神分析を学んだホドロフスキーだが、自身をフロイトと対置した上で、“「サイコマジック」とは科学を基礎とする精神分析的なセラピーではなく、アートとしてのアプローチから生まれたセラピーである”と語る。 精神分析療法は、対象者に語り掛けることによって作用する技法だが、地図が実際の風景ではないように、言葉は回復のための道具でしかないとホドロフスキーは悟る。「サイコマジック」とは、“言葉”ではなく“行為”で、人々の無意識に訴えかけ、 遮るものを解き放し、癒しを行う。

クレジット

監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:アレハンドロ・ホドロフスキー、アルチュール・アッシュほか
日本語字幕:比嘉世津子 デザイン:中村友理子(HOOH) コラージュ:河村康輔
配給・宣伝:アップリンク
2019年/フランス/104分/フランス語、スペイン語、英語/1:1.85/5.1ch

予告編

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